「ダーンダダーン♪歩く武装要塞ロボコップ」ロボコップ(1987) かせさんさんの映画レビュー(感想・評価)
ダーンダダーン♪歩く武装要塞ロボコップ
お笑い暴力映画の巨匠、ポールバーホーベンの傑作SFアクション。
【ストーリー】
増加する凶悪犯罪に悩んでいたデトロイト市は、巨大コングロマリットのオムニ社に治安維持を外部委託する。
民営化されたデトロイト市警察に新たに就職したマーフィー(ピーター・ウェラー)は、初日に銀行強盗にでくわし、追跡のすえにつかまってなぶり殺しにされてしまう。
治安維持ロボットED-209の開発に失敗したオムニ社は、急遽代案として、殉職した警官を使ったサイボーグ計画、通称ロボコップの配備計画を推しすすめる。
その素体となったのがマーフィー。
異常なパワーと正確な射撃性能、そして高度な情報アクセス能力で凶悪犯罪者を次々と検挙してゆくマーフィーだが、消去されたはずの記憶がよみがえり、開発者たちの手をはなれ、独自の意思によって行動をはじめる。
さあロボコップの時間です。
あの着るのに2時間近くかかる、最初は足一本動かせなかった、デザインの似ていたギャバンのデザイナーに一応許可をとった、あのロボコップです。
あらっぽく警察車両を乗りつけ、9ミリやNATO弾なんて時雨ていどにしかみえない重装甲の、頑丈でパワフルな銀色の人型警察装備。
ノシノシ歩いてってデトロイトを荒らす悪党どもに愛銃オート9で一人一人致命部位に3点バースト(3連射)をブチ込むだけのかんたんなお仕事を、えんえんつづける恐怖の存在。こええ…。
市民を苦しめる悪党の死に様なんて残酷でいい、それで治安がもどれば無問題というあの暴力的な潔さ。
いやもう痺れました。カッコよすぎてもれそう。
この映画以降、映像作品の銃撃戦は銃口からマズルフラッシュが噴きでるほど増強された、リアルよりも迫力にグッと寄った演出がされるようになりました。
大友克洋も楽しんだようで、なにかのインタビューで「面白かったけどあんなに残酷にしなくてもいいんじゃないかなー」なんて語ってましたけど、それ言ったらAKIRAの冒頭のタカシ誘拐シーン、アレもやばいよねー射撃エフェクトめっちゃロボコップ。
あと能力使うときのタカシの顔もやばめ。
この映画を知ったのは中学3年生の受験後。
全ての授業を終えたぼくらへのプレゼントとして担任の先生がロングホームルームの時間を使って、2回にわたって見せてくれました。
いやもうめっちゃ興奮した。
見終わった後男子みんなロボコップ。
ンッンッて音立てながら歩いて、曲がる時シュイーってサーボモーターの音させてました。
担任の先生ありがとう。
高齢の女性体育教師が、まさかこんないい物を知プレゼントしてくれるとは思いませんでした。君はいちいち失礼だな。
というわけでノシノシ歩く銀色の移動要塞ロボコップ。
字幕のラストのセリフ、今でもめっちゃ好き。
「いい腕だ。名前は?」
「マーフィー」
ダーンダダーン♪
いい先生ですね。当時はレンタルビデオも金がかかりますからね。共有体験。
私はもう少し前なので
日教組がどうの 教育委員会がどうの 以前に レンタルビデオがありませんでした。
1984くらいに 入会金合わせて@3000円以上で 幻魔大戦【アニメ】個人的に借りました。それでも
映像が借りれるって凄い❗️って思いました。
2、3年で急に普及しました レンタルビデオ店。値段は10分の1に。
ネットの普及 『レンタルレコード CD💿 CD音楽の衰退』と合わせて ビックリ‼️
お爺さんの一人語り すみません。
何度も劇場で観たし、DVDも持ってるのですがルーツ日本(ホントにそうなのか?)ではパシフィックリムよりコレ! と思いますね。燃えるメインテーマは何故かダウンロード音源に無いのですが、何でですかね。♪チャラララーラ、チャラララーって奴。