ロッキー・ホラー・ショーのレビュー・感想・評価
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ぶっ飛びたい時に観たくなる映画
麻薬っぽさを感じる映画(もちろん麻薬なんてやったことございません。ものの例えなので悪しからず…)。
真面目でこちこちに固まった概念に風穴開けて欲しくなる時、必ずこの映画が浮上してきます(知らんがな? ごめんなさい)
◎やー、好きだなー。音楽も衣装も。物語は良く分からないし、フルター博士の「あたしやりたいと思ったことは遠慮せずやりまくるわよ」スタンスに終始振り回されるし。一番振り回されたのは勿論、地球人のお三方ですな。◯されちゃったエディ、コロンビア、ロッキーもそうですね。
なんというか。「普通」とか「常識」でガッチガチな空気や環境が嫌で嫌でたまらない人がある時ぶっ壊してやんよと思い立ってできた映画なのかしら、なんて思っちゃいます。
とにかく楽しいです。城内出だしの「タイムワープ」から熱い熱い面白い。
U-NEXTさんだと必ずポイント払いたまえと要求してくるので円盤で買っちまいました。ほんと好き、この映画。
(失礼。今はAmazonプライムさんにしか無いんですね有料で。最近U-NEXTさんの方を観ていなかったので間違えました。すいません)
とにかく「濃い」映画です。
ヴィジュアル(フランクンフルター博士の妖艶さ、ジャネットの可憐さ、マジェンタとコロンビアのキュートさ、リフラフの怪しさなど)×キャッチーなロックチューン(タイムリープなど)の魅力的な映画です。
DVDで観たのですが、オーディオコメンタリーで裏話(オープニングの口の持ち主、ブラッドとジャネットの恩師の登場シーンなど)を聞きながら見るとさらに楽しく観れます。
個人的には、ブラッド×フランクンフルター博士、ジャネット×フランクンフルター博士のセリフのやり取りがツボでした:)。
ちなみに、ニュージーランドのハミルトンの街中にはリフラフ像があります。
ご興味がある方はぜひどうぞ。
ハマるかハマらないか
ロッキー・ホラー・ショーってこんなだったのか! イメージよりだいぶB級だった! いや凄いんですけどね歌詞とか衣装とか演出とか 最初のシーンは好きな感じだったんだけどな わたしはハマらなかった
なるほどこれがカルト映画ってやつか
トランスセクシュアルのマッドサイエンティストが日がな歌って踊って自分好みのムキムキ人造人間を作っていた! せっかく好みの人造人間を作ったのに、迷い込んだカップルに手を出しているうちに人造人間に逃げ出され、カップルの女の子と人造人間が寝ちゃってムカムカ。 みんなまとめて石にして、最後はみんなで踊り狂う! 終わり際はしっとり?していなくもないけど、頭から終わりまで、楽しい音楽に性描写(直接的なものはない)とニヤニヤしながら見ることができます。 ストーリーはあってないようなもので、世界観が気に入るかどうかだけの映画です。ハロウィン時期に上映があればぜひ劇場で観てみたいなぁ。
カルトなホラーミュージカル
ミュージカルなので、話もわりと分かりやすく、コメディみを足して演出されているが、何せ出演者がほとんどずっと下着姿なので、視覚面での刺激が大変強く、目がチカチカした。なのに、終いにはなんとなく慣れてしまいw、エンディングで全員がガーターベルトつけているのを見て、丸くおさまったような気がしてしまった。
アクは相当強いけれども、独特な世界観が一興ありかな。舞台原作とのことだが、舞台の方が面白そう。
21世紀の若者にとって本作が、どのような価値を持ちえるのか? 歴史的な意義を一般教養として確かめる それだけしかないのかもしれない
クイーンのデビューアルバムは1973年リリース 本作の公開は1975年8月 クイーンの4枚目のアルバム「オペラ座の夜」は同年11月リリース 明らかにこだましあっている フランクン・フルターのキャラは、一目でフレディだと分かる だからクイーンファンならマストだろう 絶対に観るべきものだ コルセットとガーターベルトでの下着姿のインパクトは、米国の女性ロックバンドのランナウエィズがそのそのまま継承した 最初のアルバムの発売は1976年1月だ 同じような出で立ちの女性ロッカーはもう一人いる もちろんマドンナだ 最初のアルバムは1983年リリース 有名の「ライク・ア・ヴァージン」は1984年 コルセットこそが本作の核心だと思う 100年前、ココ・シャネルはコルセットから女性を解放したのだ すべての抑圧からの解放 それが本作のテーマなのだと思う だからそこ主人公はLGBTであり、ノーマルな権威をすべて破壊しようとするのだ 最後のヒッピー精神映画だったのも知れない だからこそ長くカルト映画として君臨し続けたのだと思う だが21世紀の若者にとって本作が、どのような価値を持ちえるのか? 歴史的な意義を一般教養として確かめる それだけしかないのかもしれない
実に愛らしい
75年の公開から未だにアンコール上映され続けている怪作。 今でいう応援上映や絶叫上映のはしりではないのでしょうか? 物語は正直あって無い様な、ノリで突っ走る作品。ただその勢いがものすごい。 ロックとホラーとホモセクシャルとSF、とにかくぶっ飛んでます。 一度見たら絶対に忘れることができないビジュアルのキャラクター達。 圧倒される派手な音楽と踊り。 色々と本当にすごいです。 また音楽は楽曲がどれも素晴らしく、サントラもお勧めですよ。 そしてエンドロールに訪れるあの寂しさ。 大きな祭りが終わった後の様な、なんとも言えない気持ちになるんですね。 何度でも観たくなる魅力がいっぱい詰まった作品です。 実に愛らしいカルトムービーですよ。
タイトルなし
Richard O'Brien 舞台作品を 1975年映画化 . #トランシルヴァニア星雲 #トランスセクシャル星 から来た #トランスヴェスタイト Dr. Frank N Furter と仲間達 そこに迷いこんだカップルの不思議な世界 . カルト的人気のSFホラーミュージカル エキセントリックな世界観は 理解不能 ですがなぜだか癖になる
[極音]ナイト
B級感が漂う陳腐な雰囲気の映像にLOOKと何より演者が楽しんでいるのが観ていて伝わってくる。 誰でもノれる音楽に歌が途切れずにそれぞれのキャラも絶品で"B級カルト・破廉恥・ミュージカル"ってな称号がピッタリな何も考えずに身体を揺らしながら楽しめる映画。 今観ても時代の最先端ってな雰囲気があり古臭さなんて微塵も感じられない素晴らしさ。 ドラァグクィーンにグラムロックやPUNK前夜とカルチャーをゴチャ混ぜにこれから何年、何十年と廃れない作品と確信。 やはり映画館で観る素晴らしさを堪能できる。
最高のカルト映画。
ロッキーホラーショー最高!! 荒唐無稽なミュージカル。 アクの強すぎるキャラ造形、ダンサブルなミュージック、今なお色あせない映像。 監督の熱意そのままにフィルムに焼き付けられた映像は、今見ても… いや。 今だからこそ鮮烈に輝く! この強烈なカルト映画を純粋に心から楽しめた自分が嬉しい。 これほどの狂気を感じたのはマッドマックスフューリーロード以来だ。 最高の映画に乾杯!
この作品を1言でまとめるとキング・オブ・カルト作品です。万人受けす...
この作品を1言でまとめるとキング・オブ・カルト作品です。万人受けする作品ではないと思います。しかし、はまる人はとことんはまると思います。自分もその1人です。 何故、はまるのか? あの世界観とキャラクターと楽曲にあると思います。まず、世界観は現実とかけ離れたあのお城の中から演出される雰囲気。特に冒頭のTimeWarpが流れる前のお城の感じとか自分から見たらたまらないです。そして、次にキャラクターという面ではフランクルフルターの個性やあの声の感じがたまらなかったり、リフ・ラフ、マジェンタ、コロンビアなど主要キャラは1人1人に全く違う良さがあり、何回も彼ら彼女らに会いたくなります。最後に楽曲ですが、劇中に流れる曲が流れると何故か口ずさみ、軽く踊ってしまう。説明はできないが、あの楽曲には人間が自然と動いてしまう力があるのだろうと思います。 どの面から見てもこの作品は最高傑作だと自分は思います。
B級感たっぷりの名作
カルトムービーの金字塔。ロッキー派か、ファントム派か、私は決めかねている。どちらも嬉しくなる傑作だから。 「夢見てないで、夢になるのよ!」というセリフの通り、「映画見てないで、映画になるのよ!」とばかりにハマったもん勝ち。 できそこないの人間。その驚愕、異常、苦悩、孤独、そして悲哀。 神は自らの姿に似せて人間を美しく造ったというが、楽園から追放された我々自身は、愚かで醜いのだ。 オープニングの曲を聴くと何故か泣けてくる。
カルト映画♪
cult film の火付け役と名高いらしく、以前 DVD で一度 観ていたが、御日柄も良く(笑) 10/31 Halloween の夜に劇場にて改めて観賞〇 で、劇場内 予想以上の大盛り上がりっっ笑 全編に流れる rock musical の楽曲に合わせて観客は手拍子、そして主要登場人物が登場する度に大拍手っっ、劇場内での大合唱には至らなかったものの終始 皆様ノリノリで らっしゃった♪♪ 一発でスコーンと耳に入る小粋な楽曲 及び編曲の妙が素晴らしく、しかもきっちり B級感を演出するのも忘れない。こりゃあ盛り上がらない訳には いかないのであ~る〇 Tim Curry 演じる Dr.Frank N.Furter の怪しくも妖艶な(?)表情&動きも御見事っっ!! 毎年 Halloween 夜は『ロッキー・ホラー・ショー』で決まりでんな♪♪
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