ロッキー4 炎の友情のレビュー・感想・評価
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ライバルからいつしか唯一無二の親友へ
ロッキーと闘い、倒され、3では解説者として登場したアポロは、ロッキーの強さを知る者としてロッキーと熱く強い信頼関係に。
そんなアポロが、アポロがあぁぁぁ!!!
一作目から3までの間ですっかりアポロファンになった者としてはとても切ないストーリーだった。
ライバル・ドラゴの造られた強さや奥さんの無機質さにはロッキー・アポロと真逆のものを感じ、ゾワゾワした。
友情
1850ポンドのパンチ力。ボクサーとしての科学的な育て方も独特でアメリカに教えたいとまで豪語するソ連チームだ。アポロはロッキーのことが心配で、前哨戦としてのエキシビジョン・マッチを買って出る。アポロは元々アメリカ万歳みたいなプロパガンダが好きだったから、「アメリカ式を教えてやる」と豪語したりする。もちろんモハメド・アリを意識したような記者会見だ。冷戦終結前だが、ゴルバチョフによるペレストロイカがあった直後でもあり、映画でも融和政策を目指している(?)ことも感じられる(妄想かも)。もちろん、ソ連のアフガニスタン侵攻により、84年の西側諸国のモスクワオリンピック・ボイコットという事態に発展した社会問題も背景にあり、そのかなわなかった夢を実現したかったのかもしれない。
エキシビジョン・マッチのオープニングを飾るのはジェームズ・ブラウン。アメリカ最高!という雰囲気ありありで歌いまくる。しかし悲惨な結果、アポロが試合に敗れ、死んでしまうのだ。この試合を観てもチャンピオン防衛戦を諦めないロッキー。心の葛藤はあまり感じられず、過去3作品の思い出シーンを散りばめる・・・これがミュージック・クリップと言われる所以。過去作品を観ていないと楽しめない部分だ。
ロシアでの試合。トレーニング用の小屋ではアポロを育てた男がついてくれる。しかし、彼の描写が薄い。トレーニング法もなんだかおかしいけど、鍛えられたスタローンの肉体美とハードパンチャー同士の闘いだけはすごい。それにしても、邦題の「友情」って誰と誰の友情だ?
エンタメ映画なのか
スタローンの魅力って、脚本書くところ
彼が書いてるから、だから、余計に見たくなるし、
売れない役者だった彼のサクセスストーリーを感じさせてくれるのがロッキーシリーズ
ただのアクション映画じゃない
脚本がストーリーがいいんだよ
大切な事を語ってくれるから、見入る
ツッコミどころ満載でも、テーマや脚本に共感出来る
アポロが亡くなって、そこから、あっさり復帰を決めるロッキー
あっという間にソ連行き
友の為に、ったって・・
あっさりしすぎだし
友の為になら、タオル投げたかった・・
フィラデルフィアの汚い街もほとんど出てこないよね
これが、異様に淋しいのは僕だけか?
きっと、スタローン自身も淋しくなって次回作はフィリーの下町でファイトしたのかもしれない
友の為に戦うロッキーvs超人ドラゴ
『ロッキー4 炎の友情』字幕版
*主演*
シルベスター・スタローン
*感想*
「クリード 炎の宿敵」を観る為に「ロッキー4」を鑑賞!
1~3、5~ファイナルは、ネットで調べてあらすじをザッと読んで頭に入れましたw でも、クリード1は見たことあります。←順番がめちゃめちゃw
ロッキーの親友アポロがドラゴに殴り殺されて、ロッキーが亡き友の為にドラゴと対戦するという胸が熱くなるストーリー。
ロッキーとエイドリアンの過去やアポロとの過去はわかりませんが、劇中、走馬灯のように映し出されたのたで、ほぼ理解できましたw
驚いたのが話のテンポの速さ!ドラゴが訪米→アポロvsドラゴ→ロッキーがロシアでトレーニング→ロッキーvsドラゴの熱い試合!
挿入歌が何曲か流れててどの曲も素敵でした。テンポが速すぎてあっさり感はあるものの、超面白かった!
超人ドラゴは、まるでサイボーグ。あの鉄拳を食らったら僕なら一発でイチコロにされちゃいますね。(笑)
でも、ロッキーはそれを食らいつき、バンバン殴られても全然ひるまない!
飛び散る汗と血!最後の試合は、めっちゃ熱かった!(^^)
総じて、傑作です!いきなり4から見始めてしまってちょっと心配しましたが、良かったです!\(^^)/
魂が震える死闘!
ロッキー・シリーズ第4作。
Blu-rayで2回目の鑑賞(吹替)。
第1作から第3作まで、最高のライバルとして、何より最良の友として、ロッキーと関わって来たアポロ・クリード。
そんな彼がイワン・ドラゴの強烈パンチを喰らいリング上で壮絶な死を遂げるなんて。親友の腕の中で息絶えるなんて。
悲しみに暮れながらも、ファイターとしての生き様から友の復讐に燃えるロッキーはいつも以上に過酷なトレーニングを積み、モスクワのリングと云う完全アウェイの中、命を懸けたリベンジ・マッチを挑む。心震えないわけがない。
ソ連が国の威信を懸け、最新科学の粋を結集したトレーニングを積むドラゴ。ロシアの雪に覆われた自然の中で、環境を生かしたトレーニングで己の肉体を鍛え上げるロッキー。両者の対比が対決への期待値をぐんぐん高めていきました。
試合でもソ連政府の高官が臨席し、まさに東西冷戦の代理戦争の様相を呈することに。しかし、殴られても殴られても不屈の闘志で立ち上がるロッキーに胸を打たれたのか、観客からは次第にロッキー・コールが始まり、ドラゴは自分の中のボクサーとしての心を揺さぶられ、自分のための戦いへと突入していく様が秀逸で、心がたぎりまくりでした。
試合後のロッキーのスピーチは当時の世界情勢を踏まえての言葉でしたが、今でも胸に響くものがあるなと思いました。
[以降の鑑賞記録]
2022/07/19:Amazon Prime Video(吹替)
※修正(2023/09/27)
この4作目も良い映画だと思うよ。
もうすぐクリード2公開なので観た。やっぱこれいい映画じゃん笑。ソ連を倒すためじゃなくて、アポロを死なせた償いとしてロッキーはソ連に死にに行くんだよ・・・あ・・・それって、「波止場」にオマージュを捧げた一作目と同じだった笑。まぁ同じでも良いじゃないか。「No Easy Way Out」が流れる回想シーンは泣けるじゃん。
「明日のジョー」の金竜飛戦みたいな話にも見える。機械のような男ドラゴがロッキーのパンチで人間になっていく。例えるなら「ピンポン」の星野対ドラゴン戦、星野対月本戦の方が良いか。名前も似てるし。否、ややこしいだけだ。
タカ派の映画だと批判される要因はラストのロッキーの演説シーンだと思う。これ無い方が良かったんじゃ・・・。この演説が、頭の硬い連中が批判を垂れるための口実となった・・・。このシーンが無ければ、タカ派な映画じゃない。むしろソ連の大自然の雪原風景は美しいぐらいだ(このシーンのロケ地はカナダですが笑)。
そこに強い奴がいるから戦う
今は亡きソ連とアメリカの熱い戦い。冷戦も程よい終わりに向かっていた時代だからかな。スタローンだからか。ソ連側を敵国バリバリではなく、真っ当な国の一つとして描こうとしている。怪しい科学技術や薬を使ってる部分はあるけど、最終的には男と男の熱い戦いとなる。
アポロが死んでからの復讐戦という形には見えるけど、ロッキーの戦う理由はそんなことではない。アポロの持っていた不屈の心を受け継いだからだ。どんなときでも戦いに挑む強い心を与えてもらったからだ。だからこそ、どんなに強力な相手でも怯まず突き進んで行ったのだ。アポロの意思を受け取り戦いに挑むことこそが彼の戦う動機なのだ。憎しみとかそういうつまらない理由ではないのだ。
そこに強い奴がいれば、彼らは戦う運命なのだ。
親友の敵討ち!
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