「【試合後に、ロッキーが満員のソ連の観客に言った台詞及びそれに応えるソ連の人々やトップの行動が忘れ難い作品。】」ロッキー4 炎の友情 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【試合後に、ロッキーが満員のソ連の観客に言った台詞及びそれに応えるソ連の人々やトップの行動が忘れ難い作品。】
■内容は巷間に流布しているので割愛するが、前半はシリーズ1-3の名シーンで構成されており、懐かしさと共に、少し残念である。
そして、親友になったアポロは、昔の栄光が忘れられず、エキシビジョンマッチでソ連から遣って来た鋼鉄の男、ドラゴ(ロルフ・ラングレン:若いなあ・・、凄い身体だなあ‥。)に敗れ、亡き人に・・。
◆感想
・この作品の見所は後半に集中している。近代的なトレーニング方法で身体を鍛えるドラゴと、雪の舞う中、原始的な方法で身体を鍛えるロッキーの姿の比較である。
・この作品のハイライトは、敵地ソ連に乗り込んだロッキーがブーイングの中、闘うシーンである。
圧倒的な力を誇るドラゴに対し、必死に食いつき、徐々に押し返していくロッキーの姿。
その姿を見て、ソ連の観客も、ロッキーに声援を送り始める。
<試合後に、ロッキーが満員のソ連の観客に言った台詞は、心に響く。特に現況下においては。それに対し、ソ連のトップを始め観客たちが送った拍手も良い。>
■因縁の敵、ドラゴを演じたロルフ・ラングレンは今作から33年後にロッキーシリーズ「クリード炎の宿敵」でこのシリーズに戻ってくるのである。ついでに、ブリジット・ニールセンも・・。
ロッキーシリーズは、矢張り偉大なシリーズなのである。
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