ロッキー3のレビュー・感想・評価
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ロッキーというか、スターロンの顔がこの作品から変わった?
エイドリアン、ボクサーの妻になった!とてもかっこいい!そして、アポロ。なんていいボクサーで、なんていい役者!「クリード」見てからでも、見なくても、アポロが素敵なことが、この映画でよくわかります。
音楽も変わって、飽きさせないようにして、私はいいと思います。と言いつつ、あまり好きではないかな。急に、ロッキー、というより、シルベスター・スターロンがスターというか、セレブになってしまったから。最初のロッキーは居ない。でも、この作品も好きです。ミッキーが亡くなって悲しい。
ロッキー3作目。 成り上がったロッキーがハングリーむき出しのチャレ...
ロッキー3作目。
成り上がったロッキーがハングリーむき出しのチャレンジャーに敗北し、再チャレンジをするというストーリー読め読めの王道スタイルで、逆に好感が持てる。
対戦相手のクラバーはあしたのジョーの矢吹ジョーのような泥臭さがあって、ヒール役にもかかわらず憎めない。さらに、ロッキーのことを言葉では罵るも人としては認めていて、再戦を真っ向から受け入れるあたりもカッコいい。
前作はアポロに罵声を浴びせられて再戦を挑むのだが、今作はハングリー精神を取り戻し向かっていくので、前回より内面的な成長が描かれている。
ロッキーで売れっ子になってしまったスタローンが原点回帰をして映画に取り組む姿勢が映画から伝わった、そんな映画。
最高!シリーズものとしてこのロッキーに勝るものなし。 改めて順番に...
エンタメ第1作?
まるで少年マンガのような熱い展開
二度に渡る宿敵アポロクリードとの激戦において勝利を収めたロッキーバルボアは世界ヘビー級チャンピオンとして10度の防衛戦を制し、フィラデルフィアの英雄と讃えられていた。
そんな順風満帆な人生を送るロッキーの前に現れた最強の挑戦者、クラバーラング。
挑戦者としての精神を失ったロッキーが失意のどん底に沈み、這い上がる様を描いたシリーズ第3作目。
個人的に今作はボクシング映画最高の一本と思っております。
ミッキーという長年の師の喪失、かつてのライバルだったアポロのトレーナーの申し出とその真意のわかるラストシーン、ロッキーを愛するが故にロッキーに枷を嵌めていたエイドリアンの決意と激励の言葉など胸が熱くなる展開盛りだくさんで大満足の一本。
何より今作で印象に残るのがアポロの指導を受け激変したロッキーのファイトスタイルだと思う。
まさかロッキーがジャブを放つ、華麗なステップでパンチを躱すなどのアウトボクサー的姿が観れるとは思っておらず、その成長ぶりと圧倒的な強さになぜか泣いた笑。
シリーズ屈指のヒールっぷりと噛ませっぷりを全開にするクラバーラングの存在は勧善懲悪的な展開でスカッとするも歯ごたえのなさに少し肩抜かしだが、それを帳消しにする深夜のジムにて行われるラストのアポロvsロッキー戦の素晴らしさにまた少し泣いた笑。
ある種の荒さというか謎のおちゃらけ要素もあったが、前2作に渡り性悪キャラを演じてたアポロの株の爆上げとロッキーの親友にして戦友というポジションに収まる愛されキャラに急成長する点やこのおよそ30年後に始まる新シリーズとの繋がりを考慮しても今作がロッキーシリーズ最高傑作だと思うのは自分だけではないはず。
これ以降の2作はちょっとした悲劇ですが笑。。
2016年01月10日(日)1回目
2019年01月02日(水)2回目
この映画の白眉は何と言ってもロッキーとアポロの友情!人間味溢れるア...
この映画の白眉は何と言ってもロッキーとアポロの友情!人間味溢れるアポロが初めて描かれる。2人は最高のタッグだ!
クリードを見た後に今作を見ると感動が増す!
そして最後のシーンでは、3度目のロッキーvsアポロ!
この勝敗は映画クリードで語られている!
今作でロッキーがブロンドの女性にキスされるシーンがあるが、彼女は当時のスタローンの本物の奥さんらしい。エイドリアンが嫌そうに見ているのが笑える!
今作で出てくるロッキーの肖像は、あの長い階段の下の公園にあるという。ぜひ行ってみたい!
チャリティーでプロレスラーと戦うシーンがあるが、あのプロレスラーはかのハルクホーガン!
ロッキーの大豪邸の外観は当時のモハメドアリが住んでいた家だという。
スタローン曰く、本当はロッキー3で完結させるはずだったが、ロッキー3が大ヒットしたためロッキー4を作ることにしたという。
ヒットして良かった…何てったってロッキー4は俺が一番好きだからだ!
巨漢野郎vsロッキー チャンピオンベルト奪還の巻。
「巨漢野郎vsロッキー チャンピオンベルト奪還の巻」
今回は、ネタバレギリギリに描いているので注意!
ロッキー三作目。期待してみました。やっぱ面白いね。
前作のロッキー2でアポロクリードに勝ったロッキーは、チャンピオンになり、何度か防衛も成功し有頂天になっていた。たが超最強の巨漢野郎が挑戦権を得てロッキーと戦うが…
ネタバレギリギリに書くとこんなところです。
前半は、有頂天になったロッキーを描いています。私のお気に入りのシーンは、プロレスラーvsロッキーのチャリティマッチですかね。
後半は、あの人と一緒に鍛えて巨漢野郎に挑む姿を忠実に描いています。あの人とは、観てからのお楽しみ(ネタバレになっちゃうから伏せておきます)
今回 スターマンのベスト.オブ.シーンは……
ミッキーが心臓病で亡くなった時。
もうね涙が止まらなかったです。最初はかろうじてこらえてたけどもう我慢ができなかった。なんだかんだ言ってロッキーに付き合ってくれるミッキー本当にいい奴でした。
3から雰囲気が変わった
総合:65点
ストーリー: 65
キャスト: 70
演出: 65
ビジュアル: 70
音楽: 75
アメリカン・ドリームを体現した名作「ロッキー」だが、シリーズの回を重ねるごとに大衆受けを狙うようになったのか質が落ちていく。栄光と金をつかみ高級スーツを着てみんなからちやほやされているロッキーとスタローンは、かつての朴訥で不器用な彼とはやはり違う。だから見ているこちらにもそれが伝わってくる。物語もなんとなくわざとらしくてくさい。純粋にまっすぐボクシングに取り組み、だから純粋に応援出来た昔の彼と違って、いろんなしがらみや事情が見え隠れする。調子に乗ってハングリー精神を失って王座から陥落して、そこから友情もあって這い上がって、そんなものがあまりにもありきたりに散りばめられている。映画にはこういうものを取り入れれば大衆受けします、だからこの作品でもしっかりと取り入れました、そのような陳腐さをなんとなく感じてしまう。
敵役のボクサーが凶暴でハングリー精神そのものを全面に出してきてわかりやすい強敵だし、アポロとの友情や彼との鍛錬も悪くない。映画も大入りしたらしい。でもこれは何か昔のロッキーの印象とは違う。ロッキーは1かせいぜい2で終わっておけば、スタローンは金は稼げなくても映画としての最高の質と名声を保てたのではないかと思って、何か期待はずれなものを感じた。
悪くはないが食い足りない
1982年アメリカ映画。99分。先日の内藤VS亀田戦を見て、本シリーズのレビューを書きたくなりました(それにしても亀田は精密機械のように強かった)。人気シリーズ第三弾でございます。
内容は書く必要がないほどにとてもシンプルです。ロッキーが負けて、再戦して勝つというだけです。
それでも、「ハングリー精神」をブレンドさせて、それなりにドラマを盛り上げ、さらにビジュアル的にも前2作に比べてけっこう研ぎ澄まされているあたりは結構楽しめます。スタローンという人は、世のイメージとは異なり多彩な人だと思います。
ただ残念なのは、前作までのおやじギャグを炸裂させ、観てて心地よくなるまでに倦怠感を漂わせていたロッキーの姿が、本作では微塵もなく消されていたこと。肉体もかなりシェイプアップされ、スタローンの表情はまるで別人です。それはそれですごいのですが、やはりロッキーは小太りのずんぐり姿でつまらないギャグを言わないと不満。
まあ、それでもこの時期のスタローンは本当にオーラがあるとは思いました。
肉体を引き締めたい人はどうぞ。
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