劇場公開日 1988年12月3日

ロジャー・ラビットのレビュー・感想・評価

全23件中、21~23件目を表示

4.5大好き!!

2011年11月9日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

萌える

ただでさえ鉄板なディズニーにあのBTTFのゼメキス×スピルバーグを加えた化学反応は予想以上でした。
つかみから爆笑させられて(後にせっせっせーで腹筋崩壊w)、一瞬にして難無くファンタジーの世界に惹きつけられてしまいました。
もうほんっとに凄い!!!
USA!USA!ってなる気持ちがわかりますw

今観てもホントのホントに80年代の技術なの?ってくらいの完成度。色んなアイディアや可能性の引き出しを見て、映画って本当に最高って改めて思わせくれました。

【アニメに実写】でも【実写にアニメ】でもなくしっかり【アニメ“と”実写】なんですよね。それも非現実的なアニメの世界と現実的なこっちの世界の特長を積極的に交わるシーンを折り込んで最大限に活かし合いながら。
あったらいいな楽しいだろうな素敵だな、という子供の時に誰もが考えたことがあるような事を限りなくナチュラルな形(影にしろ反射にしろ本当に芸が細かい)で最高のショーに仕上げてくれています。
ロジャー達は本当はいないんだと思うと少し悲しくなってしまう(これはいいアニメーションを観るとたまーに陥るw)くらい確かにそこに存在していて、本当に100分間いい夢みせてもらいました。

そしてもっともっとみたい。
こんなに監督がほのめかしている続編を期待してしまう映画は他にないかも。

豪華な福袋というかおたのしみ袋というか、とにかく贅沢で嬉しい詰め合わせの作品です。(アメリカのアニメオールスターは本当に楽しい!)クリスマスの朝に枕元に置いてあるサンタさんから貰ったプレゼントを今まさに開けてるかようなワクワク感。
そういう感覚の蘇りだとか、少しグロくて少しシビアで少しエッチなところが(子供が観ても絶対楽しいだろうけど)きっと大人の方が楽しめるつくりで、作ってる大人たちも子供心を全開にして楽しみながら苦労して制作したんだろうなあというのがすごく伝わってきました。
こんなとびっきり素晴らしい映画を最近まで存在すら知らなかったのですが、同世代にはそんな人が少なくないと思うのでどんどん薦めていきたいです。終始にっこにこな顔で過ごす100分間をみんなに味わってもらいたいですw

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77

4.0明るい気持ちになれる映画

2011年3月28日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

『バグダッドカフェ』の文章の続きで、
なるべく浮き世離れしていて、且つ負の影の無い、明るい気持ちになれる映画を紹介させていただきたい。

『ロジャー・ラビット』は大人も子どもも楽しめる映画だ。
但しアニメのようにデフォルメされた形ではあるものの、
人が死んでしまうシーンが登場する映画であることは初めに断っておきたい。

カートゥーンのアニメキャラと人間が共存する世界で殺人事件が発生。
アニメキャラ嫌いの私立探偵エディは、殺人の濡れ衣を着せられたアニメ界の大スター
ロジャー・ラビットと手を組み、事件の謎を追うことに。
事件の裏にはアニメキャラと人間の未来を脅かす陰謀が進行していた……。

1988年公開という少し古い映画ではある。
だが実写とアニメを高度に合成させた映像の楽しさは、今観ても全く色褪せていない。
まるで魔法を見ている気分になる。
監督が『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのロバート・ゼメキス、
と言えば安心感も増すだろうか?
(その分、ブラックユーモアも多分に含んだ映画という事になるのだが)
むしろ2DともフルCGとも違うその世界観は、初見の方にはかえって
新鮮に感じるかも知れない。
探偵エディを演じるボブ・ホプキンスやクリストファー・ロイドといった、
派手なVFXの中でも強烈な存在感を示す役者陣も◎だ。

他に“極力暗くなくて前向きな映画”というと、
ニコラス・ケイジ主演、コーエン兄弟監督のドタバタコメディ『赤ちゃん泥棒』、
敵対する民族であるユダヤ人の家へ迷い込んでしまった
イスラエル人音楽隊の一夜を描く『迷子の警察音楽隊』、
空港に寝泊まりする羽目になった男と、空港にたむろする
人々の交流を描く『パリ空港の人々』なんかも
ほんのり暖かい映画だった覚えがある
(『ターミナル』は観てないから似てるかどうかは知らない)。

あと僕の頭で浮かぶのは、
牧羊犬ならぬ牧羊豚を目指す子豚が主人公の『ベイブ』、
素晴らしいほどバカバカしいアクションコメディ『少林サッカー』、
小さなイタズラで人を幸せにする女の子の恋物語『アメリ』、
などの有名どころばかりか。
自分の記憶力と映画偏差値の低さを呪う。

けど、少しは明るい気分になれると思う。
もしも気が向いたら、御覧になってみたらいかがだろうか。

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浮遊きびなご

4.0実写とアニメの融合

2009年3月2日

笑える

楽しい

ハリウッドの撮影所の隣にあるアニメのキャラクター達が住む街「トゥーンタウン」に起こる事件を追う人間の私立探偵とアニメのスター「ロジャーラビット」の物語です。

アニメと実写を融合させた作品は無かった訳じゃないですけど、手間がかかるだけに、それほど数は多くないです。
その中でも、この作品の完成度は高いと思います。見事に実写とアニメキャラクターが違和感無く共演してます。

作品中でカメオ出演している数々のキャラクターを探しながら観るのも面白いですね。

理屈抜きで観て楽しい作品です。

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だいすけ