ロシア・ハウスのレビュー・感想・評価
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ラブロマンスはいらいない。
ロシアの軍事情報を受け取ってしまった出版社社長が、謀略に巻き込まれ苦闘する様を描く物語。
ショーン・コネリー主演のスパイサスペンスです。
とてもシリアスに謀略戦を描いています。CIAとMI5との軋轢、主人公目線では姿が観えないKGBの不気味さ。派手なアクションはアイデアはなく、淡々と描かれている謀略戦は素人目にはリアルに映ります。
リアルな描写は私好みではあるのですが、映画的には面白みがないのも事実。もう少しメリハリ・抑揚が欲しいところです。例えば、主人公が恐怖を感じるシチュをつくり、しっかりと描くとか・・・
在り来たりなラブロマンスになった印象もあり、残念に感じました。
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味方が一番信用できない
ショーンコネリ-がボンドとはうって変わった、酒とジャズを愛するナイスミドルの出版社社長を演じる渋いスパイサスペンス。アクションは無し。
東西のスパイ戦に巻き込まれ、両方から小突き回され、一番信用できないのが、自国の諜報機関というカフカ的迷宮世界。
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