「夢のひとときと目覚めのとき」ローマの休日 昭和ヒヨコッコ砲さんの映画レビュー(感想・評価)
夢のひとときと目覚めのとき
オードリー・ヘップバーンの王女としての凛とした美しさ、1人の少女としての悪戯な可愛らしさ、恋する乙女の可憐さと同じ女性の中に秘められた魅力。
相手役を務めるグレゴリー・ペックの新聞記者としての抜け目なさ、大人としての立ち居振る舞い、少年のような無邪気さと同じ男性の中に秘められた沢山の顔。
2時間程度なのにそこにある主人公の感情や心情の情報量が非常に多く、しかし無駄なものは一切ない黄金比のような美しさが感じられる。
一粒で何度でもオイシイ傑作(๑´ڡ`๑)
最後のシーンも潔く、多くの感情が込められたセリフに心がギュッとなる。
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