恋愛小説家のレビュー・感想・評価
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恋愛映画の傑作
観たあと、胸が温かくなるような映画💗
さすがジャック・ニコルソンである。共演のヘレン・ハントも好演。
久しぶりに観たが、二人のやりとりにイライラしたりするが、やはり感動作であろう💕
偏屈で潔癖症で毒舌家の売れっ子小説家=メルヴィン(ジャック・ニコルソン)、レストランで給仕=キャロル(ヘレン・ハント)は体調悪い息子がいる。
また、メルヴィンの隣の部屋にはゲイの絵描き=サイモン(グレッグ・キニア)と猫がいる。
こういうシチュエーションで、猫を巡る喧嘩から始まり、メルヴィンとキャロルとサイモンを中心に、心のすれ違い・ホノボノするエピソードを交えて、感動さえおぼえる素敵な映画となっているのは、ひとえにジャック・ニコルソンの偏屈さと大事な場面でシャイになる上手さによるのではなかろうか。
物語詳細は記載しないが、とりわけ素晴らしい場面はカニを食べに行ったレストランでの会話。
メルヴィンが「精神薬は嫌いで飲んでいなかったが、君に『あなたとは絶対に寝ない』と言われてから飲み始めた。いい人間になりたくて…」と言うと、キャロルは「人生最高の褒め言葉だわ」……というくだり。
ただ、この直後にケンカとなり、キャロルは食事せずに帰ってしまうのだが…😅笑
いろんな場面が印象に残る映画なのでアレコレ書きたい気もするが、記憶に留めておくこととしたい。
恋愛映画の傑作‼️💗
「結婚出来ない男」
「結婚出来ない男」と雰囲気が似た映画ですね。
邦題がしっくりこないけど楽しめました。
always look on the bright side of lifeのエンドロールも良かった。
余裕がある時に、好きな人と観よう
メルビン一連のオモシロを爆笑中、パートナーの「私は笑えん、メルビンと同じオモシロを沢山している」発言で、顔色を窺って鑑賞した記憶しかない。ガチで繋ぎ目を踏まん人だったのよ…ヘレンのエロ可愛さ🐶キニアの頑張り🐶大切な誰かと焼きたてのパン屋へ行ける幸せ。
大好きなラブコメ
20歳の頃、ラブコメなんて観るかよ!とイキってた
私がジャックニコルソン見たさに観て大好きになった
大人のラブコメ。
今見てもやっぱり面白かった。
一番好きなラブコメかもしれません。
出て来るキャラクターはほぼ40歳以上なのに、
みんな可愛らしい。
ジャックニコルソンなんて、
今で言ったれ老害なんだけど、
付き合って行くうちにどんどん愛おしく見えて来る。
ヘレンミレンも最高。
若いうちが花じゃなくて、今が花なんだと言ってるような美しさがある。
みんな不器用で自分でさえもその不器用さに苦しんでる
けど、
その不器用さが貴方の魅力なんだよと言ってくれてる
ようなハッピーな映画です。
今観るとかなり差別的な痛い主人公だけど、
そこは大きな心で見てあげてほしい。
大好きなラブコメ映画です。
毒舌が笑えます。
マツコ・デラックスさん、有吉弘行さん、坂上忍さんなど、毒舌でも絶妙なバランス感覚とユーモアがあれば人気者だが、この主人公の場合は完全にアウトのレベル。でもスクリーンの中だから笑えます。実際に隣人だったらイライラするだろうけど。でも根は好い人なのね。
キュートな作品でした。
作り物感要素の羅列ばかりに…
ブルックス監督作品は、結果的に
「愛と追憶の日々」と
この「恋愛小説家」を観ていたのだが、
同じ監督作品としての認識はなかった。
しかし、「愛と…」では、
登場人物全員の余りにも奔放な性行動という
極端過ぎる前提に嫌悪感を感じていた。
そして、この作品では、
何もかもが不自然で強引な展開、
従って、全てが作為的に感じ、
感情移入出来なかった。
主人公の潔癖症の設定も、
彼女が彼を好きになる経緯も、
彼が犬を預かる経緯も、
何故、彼女が彼が乗ろうとするタクシーに
一緒に乗らなければならないのかも、
犬に好かれたり、
散歩させることになる経緯等々、
全ては他の状況に帰する方が
自然に感じる展開を
強引に裏腹に話を進めるような
作り物感要素の羅列ばかりに
没入出来なくなってしまった。
名優ジャック・ニコルソンでも、
主人公の心の変遷を自然に描ききれない
脚本力と演出力の弱さを感じてしまった。
彼女の息子の高額医療費の肩替わりや
隣人ゲイ青年への生活支援も
金に物言わせる感じであからさま過ぎるし、
「女性とは、
男から理性と責任を取り除くだけさ」との
主人公の最初の人間的ベースが極端過ぎて、
彼女やゲイの青年の影響で修復したとの
結末の唐突感が私を支配してしまった。
ただ、ハリソン・フォード主演の「心の旅」に
匹敵するワンちゃんの迷演技に加点して
🌟3つにさせて頂きました。
演者の魅力
劇場公開時鑑賞。
ニコルソンとハントは親子ほど歳が離れてるんで、いやそれどうなの、という意識もチラつくけど。それに目を瞑れば、怪優というイメージのニコルソンが、変人とはいえ(ギリギリ)普通の人の役もできるのが逆に新鮮だった。ヘレン・ハントもドンクサカワイイ系で、全体的にほんわかしていた記憶がある。
グッディング
画商キューバ・グッディングがいいじゃないですか。登場人物の中でもかなりのアクセントになって引き締まってますね。他には犬のバーテルですね。
「男から理性と責任感を取り除けば女性になる」って、笑っていいものかどうなのか・・・こういう台詞を吐かせるとニコルソンは天下一品だなぁ。女に目覚めるグレッグ・ギニアも熱演だと思うけど、ニコルソンがオスカー取るほどの演技してるかは疑問だ。恋したことがない男を演ずるのは難しいと思うのに・・・逆に『恋愛適齢期』のほうがピタリときている。
悩ましくてじれったい大人の恋愛話
ジャックニコルソン扮する売れっ子小説家メルヴィンユドールには長年行きつけのお気に入りレストランがあり、ヘレンハント扮する喘息持ちの息子スペンサーがいるウエイトレスのキャロルコネリーがいた。キャロルが息子の調子が悪くて店を休んだらキャロルの家まで押しかけた。メルヴィンは、キャロルに働きに出られる様にキャロルの自宅に治療費を払って医者を派遣させた。キャロルは、メルヴィンの自宅へ行って礼を言ったが、貴方とは絶対に寝ないとも言った。果たしてふたりはどうなる? ジャックニコルソンは好きな俳優のひとりなので、今年最後に観る映画としては悩ましくてじれったい大人の恋愛話で良かったよ。
誰もが持つ、良心。
この物語は、ある精神疾患を持つ男性小説家が
馴染みのレストランのウェイターの女性や、近所に住む男性との交流を通じて、
人としての成長を描く物語。
精神疾患の影響から、毒舌ばかりで、周囲に迷惑をかける男性小説家。
だけど、周りの人々との交流を通して、主人公の人物が自分の持つ、良心で
周りを笑顔にして、主人公自身の心境も変化する様子にとても感動しました。
人はどんな人にも良心がある。
いつか、その心で、誰もが、変われる。
そんな事を想いました。
これ、昔みたよな〜
と思いながら見たけど
全く思い出さなかったので
見てなかったのかもしれない(*´-`)
何かと間違ってる
隣のおばさんと恋するやつだ・・・
あっけなくいい人になっちゃうジャック・ニコルソンw
ジャックニコルソンといえばサイコキャラというイメージだけど、この作...
ジャックニコルソンといえばサイコキャラというイメージだけど、この作品はそれを逆手にとって偏屈おじさんを可愛く見せる。実際こんな人に見染められても嫌なだけだけど、映画だから成立。
出てくる人がみんなキュート!
若い頃に観てから久方ぶりに再鑑賞。
若い時観たときはコメディ要素ばかり印象に残ったけど、年食ってきたせーか、それ以外もめっちゃ良かった。
ジャック・ニコルソンもヘレン・ハントも素晴らしいし、脚本も良い。
観ている内に悪役顔のジャック・ニコルソンが可愛くなってくる!
再鑑賞して良かった。
【”喧嘩するほど、仲が良い” 可なり精神的にオカシナ小説家が恋に落ち、悩む姿をコミカルに描き出した作品。】
・メルビンは潔癖症で、神経科医に通う、毒舌、臨家のサイモンの愛犬をダストシュートに放り込む変人。余計な一言が多くて、やや周囲からは浮いている。
ーメルビンを演じるのは、”精神的に可なりオカシイ人”を演じたら、右に出る人は多分いないジャック・ニコルソン。彼が、恋心に翻弄される不器用な中年男を絶妙にコミカルに演じる。-
・メルビンが恋したのは、行きつけの店のウェートレス、キャロル。(ヘレン・ハント:美しい・・)彼女には喘息持ちの息子がいるが、気が強く、メルビンも彼女の前では大人しい・・。
ー恋しているんだからね・・-
・メルビンの隣人オカマのサイモンは心優しき男だが、時代的に親から勘当されている・・。
・メルビンはキャロルに会いたいために、息子の治療費を出したり、何だかんだ言いながら、サイモンの両親が住むボルチモアへの帰郷にもキャロルと同行するが・・。
■白眉のシーン
1.メルビンのキャロルへのセリフ
照れながら”君と会って、良い人間になりたくなった・・。”
2.二人で午前4時に散歩に行くシーン そして、交わす2度の抱擁。二人は開店早々のパン屋へ。
<エンドロールで流れる、アート・ガーファンクルの”ALWAYS LOOK ON THE BRIGHT OF SIDE OF LIFE"を地で行く作品。あの二人、あの後も喧嘩しながら、上手くやって行ければなあ、と思った作品。>
映画作品を作るってのは、こうでなくっちゃ
やっと観ました。
主演男女優賞、わかるけど、サイモン役、よかったなぁ。
演技以上に、演出が細かく、いろいろと気を使われていて、その時々のヘア、メイク、服、小物。
脚本も良かった。
恋愛のシーソーが傾いたり、戻ったりを、わき役をかませながら進む展開のおもしろさ。
しかも、早いテンポだから、短いセリフに、それぞれの演技が必要だ、っていうことが、
演技賞の対象になったんだと思います。
実をいうと、個人的には、好みの話ではなかったんだけど、
よくできていて、納得の作品。
やっぱり映画って、こういうふうに、きちんと作ってほしい、と改めて思いました。
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