恋愛小説家のレビュー・感想・評価
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序盤からよく分からない展開が続く
ジャック・ニコルソン演じるメルビンの知人の画家が唐突に男に襲われて大怪我を負ったり、その画家と関わりのある黒人の画商が、画家の犬をダストシュートに捨てた貸しがあるといって無理矢理押し付けてくるのを、なぜか受け取ってしまう。もうこの辺からよく分からない。メルビンの通うレストランのただのウェイトレスと恋愛関係になるのもよく分からない。互いの具体的にどういうところが好きで、なぜ恋愛関係になるのか。
途中でウェイトレスの息子が急病だというエピソードが唐突に挟まれて、メルビンは搬送を手伝う。そしたらその礼ということで夜中にメルビンの家をヒロインがわざわざ訪ねてくる行動もよく分からない。
なんというか、全てのエピソードが、メルビンとヒロインと知人の画家を結びつけるためだけに無理矢理挿入した感のあるよく分からない展開で、面白くなかった。唯一良いところはジャック・ニコルソンの存在感と、居るだけで何となく面白い雰囲気が出るところだな。
ストーリーとメルビンの人物設定は日本のドラマの『結婚できない男』に似ている。これは、主人公の偏屈で一見腹の立つ言動が多いけど、その言葉とは裏腹に他者に対する思いやりがあったり、ヒロインの女医との会話が笑いに富んでいたり、仕事に誇りを持っていたりと、隠れた魅力的な面を持っている男のラブコメだから、ヒロインと恋愛関係になるのもわかる。今作にはそういうものは感じない。
ジャック・ニコルソンが主演だから期待したけど、いまいちだった。
恋愛映画の傑作
観たあと、胸が温かくなるような映画💗
さすがジャック・ニコルソンである。共演のヘレン・ハントも好演。
久しぶりに観たが、二人のやりとりにイライラしたりするが、やはり感動作であろう💕
偏屈で潔癖症で毒舌家の売れっ子小説家=メルヴィン(ジャック・ニコルソン)、レストランで給仕=キャロル(ヘレン・ハント)は体調悪い息子がいる。
また、メルヴィンの隣の部屋にはゲイの絵描き=サイモン(グレッグ・キニア)と猫がいる。
こういうシチュエーションで、猫を巡る喧嘩から始まり、メルヴィンとキャロルとサイモンを中心に、心のすれ違い・ホノボノするエピソードを交えて、感動さえおぼえる素敵な映画となっているのは、ひとえにジャック・ニコルソンの偏屈さと大事な場面でシャイになる上手さによるのではなかろうか。
物語詳細は記載しないが、とりわけ素晴らしい場面はカニを食べに行ったレストランでの会話。
メルヴィンが「精神薬は嫌いで飲んでいなかったが、君に『あなたとは絶対に寝ない』と言われてから飲み始めた。いい人間になりたくて…」と言うと、キャロルは「人生最高の褒め言葉だわ」……というくだり。
ただ、この直後にケンカとなり、キャロルは食事せずに帰ってしまうのだが…😅笑
いろんな場面が印象に残る映画なのでアレコレ書きたい気もするが、記憶に留めておくこととしたい。
恋愛映画の傑作‼️💗
余裕がある時に、好きな人と観よう
大好きなラブコメ
20歳の頃、ラブコメなんて観るかよ!とイキってた
私がジャックニコルソン見たさに観て大好きになった
大人のラブコメ。
今見てもやっぱり面白かった。
一番好きなラブコメかもしれません。
出て来るキャラクターはほぼ40歳以上なのに、
みんな可愛らしい。
ジャックニコルソンなんて、
今で言ったれ老害なんだけど、
付き合って行くうちにどんどん愛おしく見えて来る。
ヘレンミレンも最高。
若いうちが花じゃなくて、今が花なんだと言ってるような美しさがある。
みんな不器用で自分でさえもその不器用さに苦しんでる
けど、
その不器用さが貴方の魅力なんだよと言ってくれてる
ようなハッピーな映画です。
今観るとかなり差別的な痛い主人公だけど、
そこは大きな心で見てあげてほしい。
大好きなラブコメ映画です。
毒舌が笑えます。
作り物感要素の羅列ばかりに…
ブルックス監督作品は、結果的に
「愛と追憶の日々」と
この「恋愛小説家」を観ていたのだが、
同じ監督作品としての認識はなかった。
しかし、「愛と…」では、
登場人物全員の余りにも奔放な性行動という
極端過ぎる前提に嫌悪感を感じていた。
そして、この作品では、
何もかもが不自然で強引な展開、
従って、全てが作為的に感じ、
感情移入出来なかった。
主人公の潔癖症の設定も、
彼女が彼を好きになる経緯も、
彼が犬を預かる経緯も、
何故、彼女が彼が乗ろうとするタクシーに
一緒に乗らなければならないのかも、
犬に好かれたり、
散歩させることになる経緯等々、
全ては他の状況に帰する方が
自然に感じる展開を
強引に裏腹に話を進めるような
作り物感要素の羅列ばかりに
没入出来なくなってしまった。
名優ジャック・ニコルソンでも、
主人公の心の変遷を自然に描ききれない
脚本力と演出力の弱さを感じてしまった。
彼女の息子の高額医療費の肩替わりや
隣人ゲイ青年への生活支援も
金に物言わせる感じであからさま過ぎるし、
「女性とは、
男から理性と責任を取り除くだけさ」との
主人公の最初の人間的ベースが極端過ぎて、
彼女やゲイの青年の影響で修復したとの
結末の唐突感が私を支配してしまった。
ただ、ハリソン・フォード主演の「心の旅」に
匹敵するワンちゃんの迷演技に加点して
🌟3つにさせて頂きました。
演者の魅力
グッディング
悩ましくてじれったい大人の恋愛話
誰もが持つ、良心。
出てくる人がみんなキュート!
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