レナードの朝のレビュー・感想・評価
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切ないけど、良い映画
こんな難病があるのですね。不思議過ぎる。こういう映画を通して、アメリカ人の懐の深さ、寛容さを感じます。そして陽気さも。ロバート デ・ニーロ、ロビン ウィリアムズの演技はピカイチ!
言葉にならない、できない。なんだこのやるせなさは。 こんな病気があ...
言葉にならない、できない。なんだこのやるせなさは。
こんな病気があるんですね、そのことにまずショック。今はあまり聞きませんが、もう大丈夫な世になっているということでしょうか。
新薬が劇的な回復をみせる感動の物語なんだと、途中思いました。
さらに物語がすすみ、回復した人々の感じる厳しい現実に、なるほどこれはただの感動物とは一味違うのだな、そう感じました。
しかし、まさか、まさか。
ロバート・デニーロとロビン・ウィリアムズの演技はさすが名優。そして有名なダンスシーンと見どころ満載。見ずには死ねない一本認定です。
ただ、せつなすぎる。胸が重く、痛い。
何度観ても素晴らしい作品!
精神を病むこととは何なのか?こんなことが実際に起こったようですからね。ロバート・デニーロの演技が凄い! (大好きなロビン・ウィリアムズが亡くなった。追悼の意味を込めて、ロビンの作品を観る。[購入])
実話を基にした作品 ふつーに泣ける。自分がもし30年たって目覚めた...
実話を基にした作品
ふつーに泣ける。自分がもし30年たって目覚めたらと思うと恐怖でしかない。
役者の演技力すごすぎる。さすがの名優二人。
普通の幸せに気がつかせてくれる
投薬で30年ぶりに脳炎から目覚めたレナードと、完治に向けて努力する精神科医セイヤー。一時、完全と言えるほど回復したレナードは、普通の人と同じような自由を主張するも徐々に薬が効かなくなっていく。
何気なく生きている中に存在する幸せに気がつかせてくれる、実話を基にした話。
ロバートデニーロの演技は鳥肌モノ。
悔しいが泣いた
まず演技が素晴らしい。
二人の名優ももちろんだが、周りのキャストまでも自然な演技、
そしてストーリー・音楽も良く、凄くいい映画だと思います。
見て損はありません。むしろ得しかありません。
R・ウィリアムズの演技はもう見れないと思うと悲しくなりますね。
20代の頃観に行った作品で、ロビンウィリアムスとロバートデニーロの...
20代の頃観に行った作品で、ロビンウィリアムスとロバートデニーロの、医者と患者としてだけではない友情が、序章的に描かれている名作です。 いくつもの名シーンがありますが、一番印象的なのは、ラストで恋愛に奥手のウィリアムスが、同僚の女性に『コーヒーでも一緒に‥』と誘うシーン。以前から好意を持っていた女性は、その一言を一生懸命に言おうとするウィリアムスの姿に、嬉しそうに微笑む…。 やっと言えた時のロビンウィリアムスの、あの笑顔が今でも心に残っています。
最近、名優ロビンウィリアムスの訃報を聞いた時、自然に涙が出ました。 この作品は僕にとって、生涯忘れる事のない名作です…。
ロバート・デ・ニーロ‼︎
実話が元だから感動したとかとかじゃなく、単純に素晴らしい作品。
特にロバート・デ・ニーロの演技が凄いなと思いました。
もう、これが演技でやってるとは思えないレベルです。
主人公の不遇な環境の中での一時の幸せに、自然と笑顔が溢れたし、感動もしました。
子供時代のシーンをもう少し観てみたかったかな。
ファーマシストは是非観て
ファーマシストの方は、知っていて損はないと思います。
実際に、ドクターとファーマシストがタッグを組んで薬の投与量に試行錯誤しながら治療することはありますが、不治の病に立ち向かうのに新鮮さがありました。
実話がもつ重さ
ロバート・デ・ニーロだからこそ、ロビン・ウィリアムズだからこそ出来る演技を堪能しました。静かに展開していく作品ですが、インパクトは想像以上でした。
光の使い方、時々見られる主観映像も素晴らしかったです。ただ実話だからか、すごく重い気持ちになりました。
幸せとは何だろう…
奇跡の現実
この映画を観ずにして人生を終えるのは非常にもったいない。
それは本作が、感動できる!泣ける!などといったシンプルな理由ではなく、「人生」という曖昧な概念が見事に凝縮されているから。
植物状態という檻から抜け出した患者達の姿は、自由を与えられた僕らの本来の姿であって、
そこには薄汚れた欲も一般常識という線路も無い、ただただ純粋で自分の意志に忠実な姿が描かれ、実際に存在していた。
彼らのように純粋になるべきだ!とは言わないが、もっと 自分の身の回りに感謝すべき事があることに気づくべきだと感じた。
学べ。
久々に心を揺さぶられる作品に出会えた。
実際にこういう病気があるのだということを初めて知りました。
レナードが目を覚ましまた元の状態へと戻っていく時の中で先生に向かって「学べ」と言った言葉が心に染みました。
私の母は原因不明の病に犯され10年以上もの闘病生活の末、去年の今頃いなくなつてしまった。病名さえ担当医師が名付けてくれるというありさまで病院側も手探り状態でした。
亡くなるまでの間何度も手術を重ね言わば実験台状態。
母がよく言ってました。自分が病気にならなければ分からなかったことが沢山あった。家族、友達、健康のありがたさとかねって。
映画の内容と重なる部分があり号泣してしまいました。学ぶ、ということの大切さを忘れずに生きていかないと、と感じた映画でした。
観てよかった。
命の目覚めは一瞬だったけれど。
レナード達の魂は確実に輝き、煌き、愛に触れ、幸せをもう一度知った。
事実に基づいた映画は元々好きですが、素晴らしい映画でした。
ロバート・デ・ニーロの演技が素晴らしい。
食堂で最後のダンスをする彼(レナード)は、止まらなかった痙攣がおさまり、静かに、静かに、鼓動を確かめるようにステップをふむ。
きっと再び眠っても忘れない、
あの瞬間はレナードの瞼の裏に焼き付いて離れない素晴らしい世界だったはず。
僅かでも目覚めさせ、そしてまた眠りに入る。
それは命を与えては奪うのと一緒なのかもしれない。
医師としての葛藤。
最後のビデオのシーンでは号泣せずにはいられません。
救う命、救われる命。
そこに絶対的な正解はないけれど「友人」に出会えた事で彼らの人生に優しい色が増えたのは確かだと思います。
眠りにつく最後の瞬間は、希望と感謝で満ち溢れていたと信じたいです。
決してハッピーエンドではないのに。
見方によっては残酷で、無念で、人間の限界を感じる映画なのに。
柔らかな気持ちになれました。
見終えた瞬間胸に手を当てて。
ドクドクして、当たり前のように動き続けている事がありがたくて仕方ない。
今この瞬間の命を大事にしたくなる。
泣くことも笑うことも切なくなることも、感じる全てが愛おしくなる。
医師の勇気と共に。
毎日を精一杯生きよう。
名作でした。
気付けば感動の渦中に
ストーリーが進むにつれてどんどん作品の魅力に引き込まれて行く。
前半はよくある感動ドラマだと思っていたが、レナードが人として"自分"を認識しはじめた辺りから観ているものは作品の術中にはまり始める。
小分けの感動的エピソードを段階的にそれぞれ邪魔し合わないような絶妙なタイミングで組み込まれていて気付けばもう感動の渦中に入ってしまっている。
ハッピーエンドでは無いのに涙が止まらない、そんな作品だ。
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