レナードの朝のレビュー・感想・評価
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永久保存版🙆♂️
長年病気で感情を失った生活を送っていた患者が、医師の力である日突然回復する。感情のある生活の辛さに苦しむ患者。回復させた事が良かったのか苦しむ医師。観てると生きる喜びが何かを深く考えさせられる映画だ。
デニーロがカッコよすぎ
嗜眠性脳炎で半昏睡状態の患者たちを医師や看護士たちが目覚めさせてあげたいと奮闘する実話?とのこと。
昏睡や筋肉けいれんなどの症状がある患者の役をロバート・デニーロが演じてるわけなんだけど、上手すぎるしかっこよすぎる…なにをやってもデ・ニーロですって感じが非リアル
病気である個性で生きることの方が幸せ?という場面もあるよね。劇的に回復したときはそれこその喜びだったろうけど…
とてもよかった、精神科医役のロビン・ウィリアムズが亡くなった、、
8/12 なんてこった
それぞれの生き方と信念
見よう見ようと思って何年が過ぎたのか(笑)
やっと観た。
非常に自分の携わっている障害福祉とも近しい内容であり、セイヤー医師にも共感を抱いた。
現代からすれば「ん?」と言う場面や、映画ならではの表現力が少なからず見られるが、人としての尊厳や生きていく意味を丁寧にとらえている部分は非常に好感が持てる。
またロバート・デ・ニーロやロビン・ウィリアムスの演技が神がかっており、あの屈託のない笑顔はどうやって表現されるのであろうか?と興味深く見ていた。
パーキンソン病等の疾患は特定の原因もなく、非常に厄介であるが、患っている本人をないがしろにするのではなく意思を尊重し寄り添う姿には涙なくしては見れないだろう。
観ていて改めて思ったが、ロビン・ウィリアムスの演技のひとつひとつに心を動かされるし、本当に惜しい人を失ったとつくづく感じる。
また当時は鬱を患って自殺するとは本人も思ってはいなかっただろう。
今さらではあるが、ご冥福をお祈りします。
デ・ニーロの怪演
医療ノンフィクションを元にした映画。ロバート・デ・ニーロも、ロビン・ウィリアムズも、他の患者たちも看護師たちもとにかく笑顔が素敵すぎて…。てかデ・ニーロほんと怪物俳優。原題「Awakenings」というのがとても良いタイトルだと思うので邦題には疑問符。しかし良い映画。
なぜ見なかったんだ、私。
30年以上の眠りから覚めた患者の話、っていうのはざっくり知っていたけど。なんとなーく気後れして観ていませんでした。
臨床経験に乏しい医師・セイヤーが、入院患者を毎日診ているうちに。
身動きしない患者が、こちら方の特定のアクションに反応するのに気づき、その診療方針を変えていく。
それまでの医師達は「どうせ何をしても変わらない」なタイプだったんですね。
これ、今でもありそうな気がする。
その熱意が報われて、レナードが目覚める。バンザーイ、涙。
あれ、でもまだ1時間ぐらいしか・・・?!。
後半が圧巻でした。
ネタバレになるので書きたくないけど。
まさかそんな風に話が進むなんて!!(実話ですから)。
レナードの言葉。
「あなたたち医師が目覚めさせたのは、物じゃない人間だ」。
30年の空白を埋めることができるのか。
終盤のレナードと、病院で出会った女性(入院患者の娘)のダンスシーン。
泣けたよ。書きながらまたウルっと来てます。
お互い心が寄り添っているからこそ、手を取り合えたんだなあ。
ロビンの医師役は、パッチ先生等でおなじみでしたが。
デ・ニーロの迫真の演技。圧巻でした。病人の演技をするというよりは、もうそのもの。
名作と言われる理由が、この2時間の間でわかりました。
観てよかった、本当。約30年前の作品。
あ、ちょうどレナードな眠っていた時間とほぼ同じじゃん!
そう思うと、その年月の長さを感じます。
レナードが教えてくれたこと
心温まる感動作と思って観たのですが、それだけでなく、思っていたよりも更に深みがありました。
ロビンウィリアムズとロバートデニーロの笑顔がかわいらしくてとても素敵。
デニーロの演技はやっぱり凄いですね。難しい役どころでも自然に魅せてくれます。
ロビンウィリアムズはこういう役が本当に似合いますね。優しくて真面目な医師の役です。
セイヤー先生の人柄がすごく好きです。外出先の提案でオペラや博物館などのお堅い場所しか思いつかなかったり、ダンスでおどおどしてたり。なんとも微笑ましい。
この作品、好きなシーンがたくさんあります。
患者達にボール回しをさせたり、音楽を聴かせたり、「庭」がとっても賑やかになるシーン。
医師たちが無言で小切手を置いていくシーン。
レナードが海に入って行っちゃうところや、エレベーターでの「跳ねるな」。
無意識に笑顔になってしまうような温かいシーンがたくさんあります。
しかし、患者たちには眠っていた時差による葛藤が。それを見て医師も…。
そういった辛さも温かいシーンと引き立て合って、とても沁みる。
レナードが飛ばしてしまったセイヤー先生の眼鏡を拾った後のシーン。
セイヤー先生が過去に映ったレナードとのビデオを観る場面はもう泣かずにいられない。
一番好きなのはやっぱり、あの2人のダンスシーン…切なくて、でも幸せで…心にきます。
ラストも素敵。レナードが教えてくれたことが、変化をもたらした。
きっとこの目覚めの奇跡にはいい意味があったんだ、と思わせてくれます。
人生にはどうにもならない辛いこともある。それでも希望はあると教えてくれる。
日々過ごすうちに時として忘れてしまう、大切なものを思い出させてくれる。
人の温かさを感じる、切なくも優しい作品でした。
ケアの視点から
医療現場が舞台だが、良い意味で介護の現場のような描写だった。
『やれることはなんでもやってみる』
それが医療的ケアだろうが介護だろうが、「その人のため」と思うならやってみる。
いくつもやってみて、その中から1つでもプラスになれば良いじゃないか!
責任がどうこう、前例がどうこう… 糞食らえ!
そうして新薬を使用し、回復が見られた。
その後問題が発生しても逃げず、一緒に苦労する。
これこそが「対人の仕事」なのだ。
終盤でキュートな女性が起こした行動、これこそが「寄り添う」ことなのだと象徴的であった。
少し古い映画ですが、テーマは全く古くない。
福祉職の人はもちろん、医療職の人も「対人の仕事」とは何かを考えるために、是非一度は見て欲しい映画です。
感情を一つの方向に連れて行くタイプの作品では無くて、かき混ぜられる感覚。
心が痛くなるけど、観て良かったと思えた。人間の尊厳とはなんだろうか。とにかくロバート・デニーロの役作りが凄まじくて、とても演技とは思えない。憑依ってこういうことを言うんだなと思った。
病から劇的に目覚め、再び戻る様が『アルジャーノンに花束を』と重なり...
病から劇的に目覚め、再び戻る様が『アルジャーノンに花束を』と重なりました。
好きになった女性に、病が進行した姿を見られたくないレナードと、さよならを告げたレナードの手を強く握りしめる握りしめるポーラ。レナードとポーラのダンスシーンが好きです。
幸せ
ささいな日常の幸せ。
この一瞬、一瞬をを楽しむことが大切なのかもしれない。
今は辛いけどこれは、将来いつか幸せになるためだってのは違うかな。いつかなんて、一生来ないのではないかな。今が辛くてもそこから幸せを感じ取ることが大切なのでは。
と言うより、将来いつか幸せになるから!って幸せ感じることを先延ばしにして、今の幸せを感じ取ろうとしないことが哀れなのか。 うん、恐らくこれだな。今を感じろ的な。
友達と会話できること、食事が出来ること、歩けること、思いを伝えられること、幸せだな。
タイトルなし
レナードが身なりを整え、食堂でダンスを踊り、窓から人を見送る。
この一連の流れはそのBGMと相まって、映画史に残る最も美しいシーンの1つだと思う
映画を観て良かったと思わせてくれる
主人公の医師として治療し続けるいつまでも変わらない姿と
周囲が良い意味でも悪い意味でも変化していく姿の対比が心に残る
変わる観方
あまり好きでない難病ものに、これまたあまり得意ではないロビン・ウィリアムスである。若い頃にはそんな食わず嫌いなバイアスのかかった見方をしていた。
この俳優も、同性愛者であり、自ら死を選ぶという、まるで彼がそれまで演じてきた数々の個性的な人間の中の一人のような生涯を生きた。
そのことを知ってから、彼の出演した多くの映画を観ると、なんだか胸が苦しくなる。
実話をもとに
涙なしでは観れません。とても感動した。映画として物語は終わっても、現実は続いていて、脳炎患者に対する医療の今がどうなったのか、とても気になります。
仕事、遊び、友情、家庭、小さな温もりを改めて思い出しましょう。
難病患者とその医者との交流を描く感動作
医師・オリバー・サックス著作の医療ノンフィクション『レナードの朝』が映画化。
難病の患者さん、その治療挑む医者との交流を軸に描かれています。
実話が基になっているので、より感動しました。
Let's Begin...
医者の苦悩と患者の苦悩が伝わってきて、とても感動した。ロバート・デニーロとロビン・ウィリアムズのコンビも良かったし、ノンフィクションだということで、リアリティがあった。
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