劇場公開日 1991年4月5日

「【人間の魂は、どんな薬より強い・・。後半のレナードを演じる、ロバート・デ・ニーロの姿には涙を禁じ得ない作品。】」レナードの朝 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5【人間の魂は、どんな薬より強い・・。後半のレナードを演じる、ロバート・デ・ニーロの姿には涙を禁じ得ない作品。】

2021年2月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波、VOD

悲しい

知的

幸せ

― 人間の強さ、優しさ、哀しさ、弱さが、全て描かれている作品。ー

 ・名優ロバート・デ・ニーロがパーキンソン病の新薬により、一時的に”嗜眠性脳炎”から回復したレナードを演じた後半、新薬の効き目が薄れていく様を、
  同じく名優ロビン・ウイリアムズが演じた”人間が好きだが、人付き合いが苦手”な医師セイヤーに敢えて”撮らせる”シーン。
  ー後のメイヤーの研究のためにだろう・・。-

 ・病の症状が再び悪化してきたレナードが、好きになった若き女性ポーラに、別れを告げるが、ポーラが優しくダンスに誘い、二人で食堂で踊るシーン。
  そして、去るポーラを病院の窓から見るレナードの何とも言えない表情。

 ・患者たちが、再び”嗜眠性脳炎”の症状に戻っていく様を見て、自分を責める医師セイヤーに対し、元気だったレナードから貴方に気がある・・、と教えられていたエレノアが掛ける優しき言葉。

 ・そして、医師セイヤーは、勇気を出して、エレノアを珈琲に誘う・・。

<とても、心に残る作品。
 生きている事の素晴らしさを思い出させてくれる作品でもある。
 久しぶりに鑑賞したが、矢張りとても良いです。>

NOBU
talismanさんのコメント
2021年2月5日

NOBUさん、あさま山荘にコメントありがとうございます。コメント不可なのにNOBUさんにお返事のつもりで書いてしまいました。自宅療養、もうお元気になられましたか、というようなことを書きました。

talisman