劇場公開日 1995年8月5日

「めちゃくちゃ面白い」レッド・ブロンクス タンバラライさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5めちゃくちゃ面白い

2023年6月27日
PCから投稿

一番最初の方に ジャッキーチェンがいじめられるようなシーンがあり、そこからしてアイディアが光っている。 そして全般的にパンチの効いた アイデアがちりばめられていてクライマックスにその頂点がくるような構成になっている。とっても面白かった。 ギャングたち の扱いや 美女 との絡みが中途半端とかそんなことは関係ない。 ジャッキーの魅力で全部吹き飛ばしてしまった。 そんな映画だった。
こんな感じの映画は成功するかどうかは クライマックスが盛り上がる どうかにかかっている。 クライマックスの導入部から クライマックスが終わるまでが とても ボリュームがあり 素晴らしい 脚本 をだった。 ジャッキーチェンの作品を見て 脚本を軽視する人が多いが 私がそうは思わない。 エド・ワドタン という人は 映画 を輝かせるアイディアに飛んでいる。 多少 いい加減 に見えるところは、 それでも面白いという確固たる技術から来ているものだ。 全体構成もしっかりしてるから面白いのだ。 もっと評価されてしかるべきだ。この脚本があったから ジャッキーチェンはハリウッドで成功した。 これはハリウッドに進出するために リザーブ しておいた とっておきの脚本かもしれないと思った。

タンバラライ