「ウェイトコントロール」レイジング・ブル bluetom2000さんの映画レビュー(感想・評価)
ウェイトコントロール
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なかなか減量できず苦しむ一人だが、役者の増減量は本当に凄いよな。ロバート・デ・ニーロは顔つきまで変わって、シャーリーズ・セロンといい勝負。
ボクサーの映画って極限状態で殴りあうせいか、パンチドランカー的になりがち。この作品でも、美人の奥さんが浮気していないかという疑念が尋常でなく、次第に人々が離れていく。チャンピョンがここまで落ちていくのか、その落差が余りに残酷。
マスカーニのカバレリアが何とも切ない。冒頭は前奏曲と思えたが、ラストはレクイエムに感じた。
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