劇場公開日 2021年1月29日

「永遠の青春俳優」理由なき反抗 Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5永遠の青春俳優

2013年6月28日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波、CS/BS/ケーブル

難しい

萌える

総合65点 ( ストーリー:60点|キャスト:75点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:60点 )

 両親からの愛情が得られなかったりして関係に悩み、若者らしくそのもやもやとした感情をうまく取り扱えないまま、無鉄砲にどこかにそれをぶつけていく。50年代らしい、麻薬とも犯罪組織とも無縁なとても健全なやり方で非行に走る、傷つきやすい少年少女が描かれる。銃やナイフが使われたりと実は相当な無軌道で危険な話になっているが、現代の水準からするとそれほど印象深い内容というほどではない。このあたりは演出が古いのだろうか。
 しかしジェームズ・ディーンの遺作でもあり、彼が煙草に火をつけたりするとやはり画面が引き締まる。反逆の若さを演じて散っていった永遠の青春スターである彼の最後の姿をここで見ておいてもいい。

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Cape God