リーサル・ウェポン3のレビュー・感想・評価
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ノリの良さは、悪ノリへの序章
本当に作りたくてこのシリーズを継続したのか、映画会社のゴリ押しに辟易としながら、「こんなところで納得しちゃあもらえまいか?」という、ドナー監督の嘆きが聞こえてきそうな展開。
ふざけているようで、実は現実との折り合いをうまくつけられないパラノイア的気質を上手く絡めた演出で、パート2は上手くいったと思う。ところが、パート3では、その発展形にとどまり、新機軸を打ち出せていない。悪役も魅力不足だし、レネ・ルッソとのラブシーンは美しくも、妖しくもなく、やる意味があったのかとすら思う。
いちばんの不満点は、メル・ギブソンの人気におもねる余り、彼の主張を受け入れすぎたことだと思う。そもそもの人物設定から、大きく逸脱したリッグス刑事なんて、映画の登場人物としては何の魅力もない。
あろうことか、テレビシリーズがウケたことで、更なるキャラ変を余儀なくされ、主役キャラがクビになるという前代未聞の事態に発展してしまった。『リーサル・ウェポン』とっておきの隠し武器=人間兵器という原点回帰を意識してほしい。
人間兵器 Ⅲ‼️
体の傷痕数はどちらが勝った?
マータフにしか止められない
28年前の作品ですか!
不幸続きのリッグスの人生についに幸運な兆しが!
魅力的なキャラが目白押し
おもしろかった!バディものとしては、かなりいい出来じゃないかな。冒頭のつかみのパートからクライマックスレベルの大爆発!
マーティンにロジャー、前作の名脇役レオも不動産屋として登場!今作から登場のローナも、キャラ立ちしてるし、まさかのシリーズ随一のアクションスキル!警備会社のおばさんとか脇役すら個性的で濃いメンツ。署内での銃の暴発をかばったり、落ち込むロジャーを親身に励ましたり、マーティンがロジャーのことを心底信頼している姿がよかった。マーティンの二人はなかなか新鮮だった 笑
ストーリーもよかった。現金強奪犯の署内での射殺と息子の友達の射殺、2つの違う事件が一つに繋がり、黒幕のトラヴィスに迫る展開で、息もつかせない。演出も爆発、炎上が多めで派手で◎。
疫猫神、太陽と大腸とか、字幕も粋なものがたくさんあって良かった。あれは、英語だとどういう意味なんだろうか?
いやはやド派手なオープニング。 前回いい味出してたジョー・ペシは?...
6days is gonna be long. メル・ギブソンが楽しんでるバディ・ムービー
メル・ギブソンとダニー・グローバーのバディ・ムービー第3弾です。今回もいつもより多目に爆発してます。エンドロールの後まできっちり爆発させてるサービス精神満載です。
通して観てるとシリーズ始まった時のメル・ギブソンの病んだ性格はどこへやらと言った印象を受けますが、個人的にはこのノリの方がリーサル・ウェポンですね。引退まで後6日だったダニー・グローバー、息子の友達を射殺してしまい悩んだりもあるのですが、周りの人の理解で即立ち直ります・・・ってか息子にしろ、殺された親御さんにしろ理解良すぎでしょ!?っとツッコミたくなるのは野暮というものでしょう。
新しいキャラクターのレネ・ルッソさん。たくましい女性が良く似合います。アクションできる強ーい女性の元祖ですね。ジョー・ペシは相変わらずいいキャラクターですね。ウザいけどみんなに愛される的なポジションです。
深い所はけっこうさらっと流されますが、刑事系アクション映画の幕の内弁当といったカンジで気軽に観れるのが一番の魅力ではないでしょうか?
シリーズ特有 犯人直ぐ判りは健在
より娯楽度の強くなった活劇が楽しめる
総合:75点
ストーリー: 70
キャスト: 75
演出: 75
ビジュアル: 70
音楽: 65
少年犯罪が取り上げられて深刻な部分もあるのだが、全体としては時に冗談を交えながら喜劇調に面白おかしく活劇を見せてくれる。捜査はやりすぎだしどんなに銃弾を撃たれても危険なことをしても死なないしそのあたりはこの手の活劇のお約束だが、だからこそ安心して娯楽を楽しめる。今回はメル・ギブソン同様に無茶をする女捜査官も加わり、より活劇の娯楽度が上がっていた。
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