「アフガンでの争いの相手はソ連軍ではなく、アメリカ軍やNATO軍である」ランボー3 怒りのアフガン マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
アフガンでの争いの相手はソ連軍ではなく、アメリカ軍やNATO軍である
ソ連がアフガニスタンへ侵攻した事は事実である。
しかし、タリバーンとアルカイダとの争いの相手はソ連軍ではなく、アメリカ軍やNATO軍相手である。
出鱈目は良いが、虚偽であってはいくら娯楽アクション映画であっても許される事ではあるまい。
事実を良く知った上で鑑賞した方が良かろう。
と言うか、ここまでやれば、戦争映画と言うよりも、コメディ映画である。恥ずかしげもなく良くやるよ。
それで、同時多発テロでは、アメリカは自滅の世紀を選んだ事になる。
『博学の派閥』がアメリカ人にはいないのか?
もう少し冷静になってもらいたいものだ。『博学』が無くとも『勇敢』『高潔』はあるのだから、『平和』と『無欲』がもう少しあれば、良い世紀を迎えられたかもしれない。歴史だから過去の事は仕方ないが。
民間人を含む15万人のアフガニスタン人が亡くなり、アメリカ兵も2000人以上が戦死のしている。この映画はそうなる前の出鱈目なコメディである。
今晩は。明けましておめでとうございます。
そして、いつもありがとうございます。
アメリカのランボーの戦争映画を支持したのは、特に共和党員であった事は有名ですが(特に、北東部のラストベルトですね。)、近年の戦争映画はアメリカを是とせずに描いている所が、少し進歩したかな、と思っていますがそもそも戦争自体が未だに終結しない事には暗澹たる気持ちになりなす。
ロシアの愚かしき蛮行はいつかクーデターが起き、終結すると勝手に思っていますが、宗教が絡んだイスラエルとハマスの戦いは、”何故にユダヤ教とイスラム教の聖地がほぼ同じ地域にあるのか”という根源的問題があるので、コメントのしようがないです。
それにしても、昨日家族4人で初詣をした際に、”世界平和”を祈願したのに、次々に起きる災い。個人的に出来る事はしますが・・。
何だか、お正月の楽しい気分が半減以下になりましたが、遠い愛知から能登半島の方々に対し、”頑張って下さい”としかコメントできないのが、自身腹立たしいです。では。