劇場公開日 2024年10月25日

「本作は当時の時勢を背景に作られた単なる娯楽映画なので映画自体に罪は無いけれども、本作製作の23年後にツインタワーに旅客機が激突したことを考えれば少し複雑な思いになります。」ランボー3 怒りのアフガン もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5本作は当時の時勢を背景に作られた単なる娯楽映画なので映画自体に罪は無いけれども、本作製作の23年後にツインタワーに旅客機が激突したことを考えれば少し複雑な思いになります。

2019年7月6日
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※2024.11.10. 2回目の鑑賞(映画館での鑑賞は初めて)
①私の中では、同じランボーシリーズでも、1(First Blood)と、2・3とではカテゴリーが違う。1はアクション映画ではあるが反戦・厭戦が底流にある。
それに対して2・3は好戦的とは言わないまでも単なるアクション映画である。
それでも2(『怒りの脱出』)は、ジョージ・P・コスマトスの軽快な演出でなかなか良くできたアクション映画になっていた。
しかし、3(『怒りのアフガン』)は爆発シーンが多かったことくらいしか印象が無かった。その印象は今回再鑑賞してもあまり変わらない。
陳腐な台詞、平板な演出(顔のアップばかり撮っているし、後は室内シーンも屋外のシーンもフツーに撮っているだけで工夫なし。)
爆発シーン・爆破シーンは金をかけているのは分かる。

②では何故本作を観る気になったのか。
今回の4Kレストア版の公開に当たり最初は、1作目の『ランボー(First Blood)』は観ようと思ったけれども2・3は観るつもりは無かった。単なるアクション映画なので1度観たら十分だと思っていたので。


はい、フツーのアクション映画になっちゃいました。当時のアフガン情勢を考えるとちょっと面白いけど。

もーさん