「肉体で語るスタローン」ランボー うそつきかもめさんの映画レビュー(感想・評価)
肉体で語るスタローン
ベトナム戦争の帰還兵が抱える問題を、痛快なアクション映画に仕上げたスタローンの意欲作。
ランボーとロッキーの2本柱で90年代を駆け抜けたアクションスター。シルベスター・スタローンの人気を決定づけた映画で、本人が体当たりで演じた危険なスタントなど、目を離せない展開が続き、一気に最後まで突っ走る。
破滅的な結末を覚悟していたのだが、このあと長いシリーズになることはすでに分かっているので、ネタバレもくそもない。主人公は何があっても死なないことだけは間違いない。それでも、シリーズの良し悪しは別として、この一本だけは特別な輝きを放っているのである。
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