「They drew a first blood, not me. これは名作!」ランボー アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
They drew a first blood, not me. これは名作!
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スタローンの「ロッキー」と双璧をなす代表作です。いやー、確かに面白かった。
評価が上がるポイントとしては最後の独白ではないでしょうか?それまで無口だったランボーの独白。グッと心を捕まれます。正直それまではランボーが田舎町破壊し過ぎてて、いくらなんでもないわ~っと思ってたのですが、あのシーンで評価が一変しました。単なるアクション映画と一線を画するシーンですね。
ベトナム戦争って結局アメリカ人も向き合う事が難しい戦争だったと思うんですよね。勝ったか負けたかすらよくわからず。そんなベトナム戦争のPTSDに苦しむ兵士をスタローンは見事に体現していたと思います。
しかし、町の警察は良く元グリーンベレーの兵士に喧嘩売ろうと思ったよなぁ。ムリムリ、警察とグリーンベレーだったら勝てるわけないって。悪役ポジションだから仕方ないですが、警察が理不尽過ぎてビックリしました。今だったら余裕で訴えられてるでしょう。そういえば、ちょっとお間抜けな州兵は何だったんでしょうか?ランボーとの対比?
後に「CSI; マイアミ」のホレイショ役で渋い演技を魅せるデヴィット・カルーソが若い警官役で出てたんでビックリしました。CSI と全然違うっ!
何となく単なるアクション映画なイメージのあったランボーですが、この一作目は間違いなく名作です。スタローンって意外と演技派だったんだっという新たな発見も含め、多くの人に観てもらいたい一作です。
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