ラリー・フリントのレビュー・感想・評価
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アメリカだなぁという物語
ハスラー ワクワク
ホントかネタか?
裁判沙汰のたたかいの記録
社会、道徳、法律、メディア、権力、そして神。あらゆるものに牙をむいた、なんともアナーキーな人物。サクセスストーリーというよりは、繰り返した裁判沙汰のたたかいの記録。
そして、この映画で重要なのが嫁の存在。ほんとか知らんが、まあ、派手な、というか飛びすぎ。後半はどうも演技とは思えんジャンキーぶり。だからこそ、死は儚く滲みます。キャスティングの勝利。コートニー以外ではここまでのインパクトを残せなかったはず。
内容も濃く、名作といっていいんじゃないでしょうか。
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法と闘うポルノ野郎!?
いろいろな形の自由
表現の自由とキリスト教的価値観を問う一作。
人種問題など世界的なものとは違えど、人にはいろいろな形の"自由"がある。 ハスラー誌を創刊したラリー・フリント波乱万丈の半生を通して、アメリカという国の自由をキリスト教や良識的価値観を絡めながら描いている。
ハスラーが俗悪か?キリスト教徒の偽善か?自分達の信念に反するものを受け入れることの出来ない宗教のもつ偏見を写し出している。 ウディ・ハレンソン、コートニー・ラブ、エドワード・ノートンそれぞれの主演キャストの熱演が光っている。 題材が余りにもエピソードに富んでいて半生を描こうとするあまりに一つ一つのエピソードに浅くしか踏み込めていない。(最後の最高裁のエピソードは例外。)
しかし、最終的には芸術的高みに作品を持ち上げている。
この作品は、1人の人間の半生のドラマという枠には収まりきらない。
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