ラ・ピラート

劇場公開日:

ラ・ピラート

解説

ある1人の女をめぐる4人の男女の情念の世界を描く。製作はオリヴィエ・ロルサック、監督・脚本は「小さな赤いビー玉」のジャック・ドワイヨン、撮影はブルーノ・ニュイッテン、音楽はフィリップ・サルドが担当。出演はジェーン・バーキン、マルーシュカ・デートメルスほか。

1984年製作/フランス
原題または英題:La Pirate
配給:俳優座シネマテン
劇場公開日:1989年10月28日

ストーリー

パリ。ブルーのシトロエンの中で、キャロル(マルーシュカ・デートメルス)は、少女(ロール・マルサック)と、もと恋人のアルマ(ジェーン・バーキン)の帰りを待っていた。二人は、夫アンドリュー(アンドリュー・バーキン)のもとに戻ってきたアルマを強引に奪い去る。市内のホテルの一室で激しく愛しあうアルマとキャロル。そこへアンドリューの依頼で彼女達を追う“ナンバー5”(フィリップ・レオタール)という男がやってくる。こうしてアルマをめぐって4人の男女による愛の葛藤と追跡が始まる。ダンケルクのホテルを経て、イギリス行きのフェリー・ボートへと舞台を変えるこの情念の世界は、益々エスカレートしてゆき、それは少女がアルマに向けて銃を放つことで幕を閉じる。しかし同時にこの悲劇は、アルマの運命を穏やかに解放することになるのである。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第37回 カンヌ国際映画祭(1984年)

出品

コンペティション部門
出品作品 ジャック・ドワイヨン
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映画レビュー

3.0女の子は何者?

2021年10月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

以前の恋人(ジェーン・バーキン)を、夫から奪い返そうとする同性愛の女(マルーシュカ・デートメルス)と、謎の少女。
夫の依頼を受けた怪しげな男も加わって、ドロドロの人間関係が底なし沼のように深まっていく。
フランス映画らしい、かな。

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いやよセブン

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