ラスト・ワルツのレビュー・感想・評価
全10件を表示
この作品は大音量で上映しろ‼️
自分は映画だけでなく音楽、特に洋楽が好きで「ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク」をはじめザ・バンドもよくアルバムを聴いてました‼️「ザ・ウェイト」なんか超名曲ですよね‼️この作品は名匠マーティン・スコセッシ監督がそんなザ・バンドの解散コンサートを完璧にカメラに収めています‼️作品をアンコール曲のシーンから始め、続いてコンサートの冒頭へ戻るというユニークな展開、スコセッシ監督がメンバーの一人一人にインタビューしたり、マディ・ウォーターズ、ニール・ヤング、ジョニ、ミッチェル、ヴァン・モリソン、ボブ・ディラン、エリック・クラプトンという素晴らしく豪華なゲストミュージシャン‼️もうホント音楽ファンにとっては、夢のような時間です‼️ウッドストックがひとつの時代の始まりを記録した映画なら、この作品はその時代の終わりを記録した壮大なる音楽ドキュメンタリー‼️圧巻です‼️
released
泥くさい印象が強いが、Staple Singersとの共演のThe Weightを聴いているとそのルーツがアメリカの大地の根ざしていると感じる。生ける者達が楽器を持ち寄り音を通じて混じり合う。心地よくそのグルーブに身を任せる。
才気走るロビーには見えた先の細さに「いち抜けた」にはどうしても鼻がつく。しかし、これだけのメンバーを集めて彼が収めようとしたロックの最期は、その魅力が溢れている。何よりもロビーのみならず他のメンバーの独創性の高い演奏がこういう形で記録されたのがすばらしい。
良い人たちだったんだなあと。
ラストステージにあれだけのメンバーが集まるとは。
ライブでみたことはないし、同時代ではないし。これからの自分の生き方を考えさせられた。
ヴァンモリスン、ださカッチョ良い!
ボブディラン‼️
単なるコンサート映画ではない
本作の公開は78年だがコンサートは76年11月
スコセッシ監督がタクシードライバーを撮り終えてすぐの事だろう
コンサートの曲の合間毎にメンバーのインタビューをはさむ構成
しかしそのどちらも明らかにスコセッシ監督らしさを感じるカメラワーク
もちろん当時の最高のロックスターが登場する伝説のコンサートで演奏シーンも当然見応え聴き応え十分
これもまた76年という時代の空気を見事にフィルムに写し取っている
ひとつのロックバントの単なる解散コンサートの映像ではない
何かが終わるラストワルツだ
本作はヒッピー文化の終わりの日を記録しているのだ
ザ·バントは知らないけれど
ザ·バントはこの映画を見るまで知りませんでした。
ロビー·ロバートソンとエリックク·ラプトンとのギター🎸セッションが良かったので、早速ロビーで検索してみました。
バントの仲間と決裂してしまったんですね😞。
でも演奏はとても上手なので、ソロアルバムをアマゾンで購入しようとしたら、現在取り扱いしていないようで、重ねて残念でした😞。
ギター🎸演奏は上手いですよ❗一見の価値あります‼️(私は素人ですが(笑))
ひょっとして、凄い映画だったのかも。
私は このバンドのことも、彼らの音楽のことも、ま〜っっっったく知らない ど素人なのですが、それでも飽きることなく鑑賞することができました。
最後「え、もう終わっちゃうの??」と思ってしまったくらいです。
初めて聴く曲の数々ですが、リズムに乗って楽しむことができました。
ラストライブということなのに、全く悲壮感というものがありませんでした。
友情出演したアーティストの中には、自分でも知っている人がいたので、このバンドは凄い人たちだったんだな、そしてこのライブは伝説に残るくらい凄いものだったのじゃないかなと察することができました。
当時はまだ照明とか特殊な舞台装置とか全然なくて、ただただ音楽だけで人々を魅了するしかない時代だったのだと思います。
シンプルさがとてもいいなと思いました。
何よりも、彼ら自身が楽しそうだなと思えたので、この映画に好感がもてました。
ザ・バンドねぇ~(>_<)
ぶっちゃけザ・バンドってアメリカ本国含めて評価はどうなんだろ⁉ でもあれだけの友情出演を一同に集めるんだから人脈・人望は突出したグループなんだろ。ザ・バンドの演奏自体はともかく、ゲスト達の圧巻の演奏を記録した歴史的映画と言えるだろう。
クラプトンのブラッキーの演奏姿を観られただけでも良かった。
音を楽しむ
THE BANDのメンバーそれぞれを意識したことは無く本作を観たことで把握し特にドラマーの雰囲気に歌唱力や色々な楽器を駆使する姿が格好良かった。
それぞれに皆プロフェッショナルにステージで演奏する姿が最高に楽しそうでインタビューを受ける時の漂う大人の不良感も堪らない。
ゲストのミュージシャンも豪華極まりなく全員を知っている訳では無いが若かりし頃のB・ディランにクラプトンや老いても健在な存在感を醸し出すM・ウォーターズとダサい風貌なV・モリソン。
そしてヤサグレ感が堪らないN・ヤングの圧巻な「Helpless」には鳥肌と感動が。
沈みゆく秋の夕日のように
1978年アメリカ映画。117分。今年38本目の作品。ザ・バンドのラストコンサートとメンバーのインタビューを収めたマーティン・スコセッシ監督の作品。爆音映画祭で観ました。
内容は;
ザ・バンドは16年間の活動に終止符を打ち、ラストライブを思い出の街カリフォルニアで行う。
音楽に関してはド素人ですが、ド素人なりにかなり聴き込んできました。ザ・バンドはそんなわたくしが聞いてきたバンドの中で最もうまいバンドです(または、そんなわたくしが聴いてもうまいと分るバンド)。
プロなんだからうまいのは当たり前といえばそうなります。しかし、このバンドはうまいを超越した何かがある。沈んでいる心ですらも弾ませる「何か」が音の中にあるのです。それは、まさしくマジックのように、です。
映像としてこのバンドを観るのは初めてでした。ラストライブだというのに、ほとんどの曲でゲストを招き後ろで演奏するあたりに、元はバックバンドとして活動していたこのバンドの精神が感じられます。
さらにラストライブだというのに、映像からはメンバーそれぞれに悲しい雰囲気がまったく伝わらない。それでも心は萌えていく。
なんか胸をかきむしりたくなるような作品でした。
全10件を表示