ラスト・ワルツのレビュー・感想・評価
全10件を表示
この作品は大音量で上映しろ‼️
自分は映画だけでなく音楽、特に洋楽が好きで「ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク」をはじめザ・バンドもよくアルバムを聴いてました‼️「ザ・ウェイト」なんか超名曲ですよね‼️この作品は名匠マーティン・スコセッシ監督がそんなザ・バンドの解散コンサートを完璧にカメラに収めています‼️作品をアンコール曲のシーンから始め、続いてコンサートの冒頭へ戻るというユニークな展開、スコセッシ監督がメンバーの一人一人にインタビューしたり、マディ・ウォーターズ、ニール・ヤング、ジョニ、ミッチェル、ヴァン・モリソン、ボブ・ディラン、エリック・クラプトンという素晴らしく豪華なゲストミュージシャン‼️もうホント音楽ファンにとっては、夢のような時間です‼️ウッドストックがひとつの時代の始まりを記録した映画なら、この作品はその時代の終わりを記録した壮大なる音楽ドキュメンタリー‼️圧巻です‼️
released
単なるコンサート映画ではない
ザ·バントは知らないけれど
ひょっとして、凄い映画だったのかも。
私は このバンドのことも、彼らの音楽のことも、ま〜っっっったく知らない ど素人なのですが、それでも飽きることなく鑑賞することができました。
最後「え、もう終わっちゃうの??」と思ってしまったくらいです。
初めて聴く曲の数々ですが、リズムに乗って楽しむことができました。
ラストライブということなのに、全く悲壮感というものがありませんでした。
友情出演したアーティストの中には、自分でも知っている人がいたので、このバンドは凄い人たちだったんだな、そしてこのライブは伝説に残るくらい凄いものだったのじゃないかなと察することができました。
当時はまだ照明とか特殊な舞台装置とか全然なくて、ただただ音楽だけで人々を魅了するしかない時代だったのだと思います。
シンプルさがとてもいいなと思いました。
何よりも、彼ら自身が楽しそうだなと思えたので、この映画に好感がもてました。
ザ・バンドねぇ~(>_<)
音を楽しむ
沈みゆく秋の夕日のように
1978年アメリカ映画。117分。今年38本目の作品。ザ・バンドのラストコンサートとメンバーのインタビューを収めたマーティン・スコセッシ監督の作品。爆音映画祭で観ました。
内容は;
ザ・バンドは16年間の活動に終止符を打ち、ラストライブを思い出の街カリフォルニアで行う。
音楽に関してはド素人ですが、ド素人なりにかなり聴き込んできました。ザ・バンドはそんなわたくしが聞いてきたバンドの中で最もうまいバンドです(または、そんなわたくしが聴いてもうまいと分るバンド)。
プロなんだからうまいのは当たり前といえばそうなります。しかし、このバンドはうまいを超越した何かがある。沈んでいる心ですらも弾ませる「何か」が音の中にあるのです。それは、まさしくマジックのように、です。
映像としてこのバンドを観るのは初めてでした。ラストライブだというのに、ほとんどの曲でゲストを招き後ろで演奏するあたりに、元はバックバンドとして活動していたこのバンドの精神が感じられます。
さらにラストライブだというのに、映像からはメンバーそれぞれに悲しい雰囲気がまったく伝わらない。それでも心は萌えていく。
なんか胸をかきむしりたくなるような作品でした。
全10件を表示