落日の決闘(1946)
劇場公開日:1951年6月15日
解説
オーウェン・ウィスターの原作をウィスターとカーク・ラ・シェルが劇化した舞台劇から、「イースター・パレード」のアルバート・ハケットとフランセス・グッドリッチがエドワード・E・パラモア・ジュニアが脚色、エディター出身のスチュワート・ギルモアが監督した1946年作品。撮影は「アリゾナ(1940)」のハリー・ハレンバーガー、音楽は「さすらいの涯」のダニエル・アンフィシアトロフ。「西部の王者」のジョエル・マクリー、「死闘の銀山」のバーバラ・ブリトン、「地獄への道」のブライアン・ドンレヴィ以下、ソニー・タフツ、フェイ・ベインター、トム・タリーらが共演。
1946年製作/90分/アメリカ
原題または英題:The Virginian
配給:セントラル
劇場公開日:1951年6月15日
ストーリー
生活の単調さから逃れるため、ニューイングランドの家を飛び出してワイオミングのメディシン・ボ-にやって来たモリー・ウッヅ(バーバラ・ブリトン)は、ヴァージニアン(ジョエル・マクリア)と相棒スティーヴ(ソニイ・タフツ)と知り合った。彼女はヴァージニアンに惹かれながらも、女の扱いのうまいスティーヴとつき合うようになったが、スティーヴは町の悪漢トランパス(ブライアン・ドンレヴィ)にひきこまれて、悪事を重ねていた。トランパスは事ごとにヴァージニアンと対立していたが、それにかかわらぬつもりだったヴァージニアンもスティーヴが盗みを働くに至っては、心ならずも親友を捕えないわけにはゆかなかった。トランパスに射たれたヴァージニアンを看護するうち、モリーは彼に恋心を抱き、二人はトランパスの悪宣伝が渦巻く町へ、結婚のため帰った。ついにヴァージニアンはトランパスを討つべき時が来たと、彼を求めて落日の砂漠で烈しい決闘が行われた。悪漢を倒したヴァージニアンは新妻を抱いて更に西へと進んで行く。
スタッフ・キャスト
- 監督
- スチュアート・ギルモア
- 脚色
- フランセス・グッドリッチ
- アルバート・ハケット
- エドワード・E・パラモア・Jr.
- 原作
- オーウェン・ウィスター
- 原作戯曲
- カーク・ラ・シェル
- オーウェン・ウィスター
- 製作
- ポール・ジョーンズ
- 撮影
- ハリー・ハレンバーガー
- 音楽
- ダニエル・アンフィシアトロフ
- テクニカラー・カラー・ディレクター
- ナタリー・カルマス