劇場公開日 1999年4月17日

「忘れられない映画。戦争に巻き込まれたのは少し変わった男だった。」ライフ・イズ・ビューティフル すずさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0忘れられない映画。戦争に巻き込まれたのは少し変わった男だった。

2023年10月8日
PCから投稿

泣ける

何て愛が深い映画なんだろう。

敵国の収容所に送られてしまった、男と彼の息子。待ち受けているのは、死あるのみです。男の妻は収容所送りを免れたものの、愛する夫と息子の愛の為に自ら志願。妻の愛の深さたるや、言葉がありません。

でも男の持つ愛も深い。息子には「ゲーム」と称して恐怖を排除。映画ラストで見せた男の姿は、まさしく究極の愛です。もちろん妻への愛も忘れてはいません。自分の命よりも愛する人の命。

極限状態の中でも愛を貫いた男に、今一度大きな拍手を送りたいです。

コメントする
すず