「あえてホロコーストについては触れません」ライフ・イズ・ビューティフル ほりちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
あえてホロコーストについては触れません
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前半の70年代かと思うほどの全身で表現したわざとらしい演技と、胸焼けするほど喋りまくって狙った女を情熱的に口説くシーンが長ったらしく多少イライラ。
この底抜けの明るさは、後半の為の演出と思いますが笑
後半、グイドは息子を怖がらせないよう帰りたがらないよう、必死で嘘をつき続けるのですが、その時のグイドが笑顔であればあるほど痛々しい。強すぎだよパパ(´;ω;`)
子供の前では徹底してしかめっ面見せないもんな。
ただ、底抜けに明るく振る舞いすぎて「どんな困難に陥ってもポジティブに振る舞う俺を見てくれ」感が鼻につき、最後のウインクが臭すぎてトドメ刺されました。
グイドのテンションにはついていけない部分はありますが、
家族愛が薄れ、家族間の犯罪が増加してるようにうかがえる現代人ほど、一度観るべきいい作品と思います。
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