「やっぱり面白い、メインテーマ曲に胸熱」ライトスタッフ sironabeさんの映画レビュー(感想・評価)
やっぱり面白い、メインテーマ曲に胸熱
1947年、チャック・イェーガーは人類初のマッハを超えた。その後、宇宙開発競争でソ連に遅れをとったアメリカは、マーキュリー計画で七人の宇宙飛行士を養成。計画に参加できなかったイェーガーと宇宙飛行士の物語。
久しぶりで、何度目かの鑑賞。やっぱり面白いです。冒頭のマッハ超えのシーンは、「トップガンマーヴェリック」を思い出しました。オマージュなのかな。チャック・イェーガーの名前は、マンガ「キリン」でおまじないのように語られていました。
ユーモラスなところがいくつかあります。宇宙飛行士の候補に、帰還時に着水するからサーファーが、バランス感覚が優れているから曲芸師が、スピードと炎に慣れていてヘルメットを持っているのでレーサーが、と提案されます。ふざけているのか、本当だったのだろうか。あれは何だったのか疑問が残るホタルは、尿だそうです。
ジョン・グレンの家族と友情のシーンがいい。彼らの勇気を称えるメインテーマが名曲、すばらしい。
サム・シェパードが演じるチャック・イェーガー
スコット・グレンが演じるアラン・シェパード
エド・ハリスが演じるジョン・グレン
チャールズ・フランクが演じるスコット・カーペンター
スコット・ポーリンが演じるディーク・スレイトン
配役は名前で遊んでたのか。
劇中でガス・グリソムのその後が語られます。他、チャック・イェーガーは、ウィスキーを勧める老人として本人が出演。アラン・シェパードは、月を歩いた最高齢の人に。ジョン・グレンは、上院議員になったあと77歳で再び宇宙に。劇中で七人の中で最後に宇宙へ行ったのがゴードン・クーパーでしたが、実際はディーク・スレイトンで、しかもアポロ計画よりも後。