「テストパイロットと宇宙飛行士、行く道は異なったが、お互いに交わすリスペクトに…」ライトスタッフ KENZO一級建築士事務所さんの映画レビュー(感想・評価)
テストパイロットと宇宙飛行士、行く道は異なったが、お互いに交わすリスペクトに…
もう約40年も昔のことになるが、
強く記憶に残っていた思い出の作品の一つ。
その後、機会は失われたが、
NHKの放映を機にようやく再鑑賞出来た。
さて、この映画は題名の通り、
“正しい資質”
についてと語られる作品だが、
私にとっては人間の“信念と誇り”
についての印象が深い。
機械は人間が操る物、との“信念”の
テストパイロットと、
半ば操られながらも人間の“誇り”
を守り通そうとする宇宙飛行士達の話で、
いずれにしても正に“ライトスタッフ”的面々
の、その仲間意識と、
行く道が異なったとしても、
お互いに交わすリスペクトが感動的だ。
ただ今回、作為的に感じたのが、
人間とサルのどちらを先にというシーン。
これは新型ロケットを打ち上げる際に
衛星を搭載しないことと同じことで、
サル君には申し訳ないが、
ロケットの精度が人間ではまだまだ不安が
あったからこその“サル君を代用して”
だったと思うのだが、
それを乗員なのか飛行士なのかとの
観点に絡めて、
サルと人間を競争相手として表現したのは、
いかにもエンターテインメント的に
偏り過ぎていたように感じたのだが、
実際はどうだったのだろうか。
しかし、そんなことも些細なことで、
ゴードの記者会見で、
記者の余計な質問が入らなければ、
最高のパイロットとして語ろうとしたのは
“イエーガー”だったと思うのだが、
そのイエーガーも
宇宙飛行士達への想いからか、
新型機のテスト飛行では
“彼らの高み”まで行ってみたくてとの事故、
といったように、
お互いのリスペクトに集約させた作風には
感動を覚えるばかりだった。
尚、立花隆の著書「宇宙からの帰還」では、
アメリカ初の宇宙飛行士として
有名人となった人間関係を元に、
政治家へ転身したジョン・グレン、
投資で成功するアラン・シェパード、
また、会社役員として招かれる
ウォルター・シラー、
の3人のその後の人生が紹介されています。
◯HOGUNのレビューを多分、関係者が見てクレームしたのだと思います。それから暫くして作品からレビューに入った場合には私のレビューはいっさい見れません。。
なんかそんな忖度する日本社会が大嫌いです‼︎
一旦は本サイトに連絡しましたが本当の事はあちらは言わずはぐらかされました…。
KENZO一級建築士事務所さん
いつも共感とコメントありがとうございます!
以前コメント頂いた"オッペンハイマー"の私のレビューですが、私のアイコンをクリックして入って頂ければ確か観れると思います…
それかどうやら私のレビューはサイトにブロックされているようで読めないのかもしれません。。
なんら他の方などを誹謗中傷などしていないのですが…
どうやら○ィズニープラス+の