「正に『女はつらいよ』なのだ」欲望という名の電車 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
正に『女はつらいよ』なのだ
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この演出家は全くフェミニストでは無い。そして、古い価値観しか無い保守的な演出家で、マーロン・ブランドに馬鹿で横暴で出鱈目な男を演じさせ、主人公の女性の哀れみを引き立てた。そんな演出になっている。マーロン・ブランドの行動は、デフォルメされた行動と言って割り切れない位、出鱈目な行動。人間の思考範囲を逸脱している。
立ち返って考えてもらいたい。『我が子が翌日には生まれる』と言う時に、取る行動ではあるまい。
正に『女はつらいよ』なのだ、つまり、人工的で誇張されすぎの『差別、貧困、文化』なのだ。
日本では男と女を入れ替えて、50作も作っているから、ある意味、日本人好みの映画なのだろう。
やっている事は、現代の日本では許されない事ばかりだ。
テネシーウィリアムズは色々な人生経験している。だから、期待して見たのだが、演出家に演出をゴリ押しされて入るような気がする。
ボーランド系に対する偏見があるのか?と勘ぐってしまう。
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