欲望という名の電車

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解説

1948年度のピュリッツア賞を受けたテネシー・ウィリアムズ「ガラスの動物園(1950)」の同名の戯曲の映画化1951年度作品。「ガラスの動物園(1950)」のチャールズ・K・フェルドマンが製作、原作者ウィリアムズが自ら脚本を書き「暗黒の恐怖」のエリア・カザンが、部隊初演以来の監督を担当する。撮影は「踊る海賊(1948)」のハリー・ストラドリング、音楽はアレックス・ノースの担当。主演はこの舞台劇をロンドンで演じたヴィヴィアン・リー(「アンナ・カレニナ」)と、ニューヨーク初演以来のマーロン・ブランド(「兵隊」)で、助演陣も初演以来のキャストを中心にして、キム・ハンター(「天国への階段」)、カール・マルデン(「拳銃王」)、ルディ・ボンド、ニック・デニス、ベグ・ヒリアスらが出演する。なおヴィヴィアン・リー、キム・ハンター、カール・マルデン及び美術監督のリチャード・デイ、装置のジョージ・J・ホプキンスは夫々51年度アカデミー賞を受けた。

1951年製作/アメリカ
原題:A Streetcar Named Desire
配給:ワーナー日本支社

ストーリー

父の死と共に南部の家を失ったブランシュ・デュボア(ヴィヴィアン・リー)はアルコールに身を持ち崩して、妹ステラ(キム・ハンター)が結婚しているニューウ・オルリンズのフランス街の家を訪れた。妹の夫スタンリー・コワルスキー(マーロン・ブランド)は暴力的な男で、カードと酒に狂ってはステラを打つのであったが、彼女はこの男に全身を捧げて悔いなかった。そのような妹夫婦の日常を見るにつけ、ブランシュはスタンリーのカード仲間ミッチ(カール・マルデン)に次第に関心を持つようになった。母と2人暮らしの純情な独身者で、真面目にブランシュとの結婚を考えはじめ、彼女も彼に、年若の夫を失った暗い過去を打ち明けて、将来への希望を語った。しかしスタンリーは街の仲間から、ブランシュが実は大変な莫連で、17歳の少年を加えこんだというので故郷を追われてきた女だということを聞き出して、ミッチにぶちまけた。ブランシュの誕生日に、むろんミッチは出て来ず、しかもスタンリーは彼女に贈り物として故郷へ帰る片道切符を渡した。その夜ステラが俄かに産気づき、スタンリーと病院に出かけたあと、ブランシュは訪ねてきたミッチに結婚を迫ったが、彼はもはやその言葉に動かされはしなかった。夜更けて帰ってきたスタンリーはブランシュが1人妄想に酔っているのを見ると暴力でこれを犯した。完全に発狂したブランシュは、紳士が自分を迎えに来たという幻想を抱いて、精神病院へ送られていった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第24回 アカデミー賞(1952年)

受賞

女優賞 ビビアン・リー
助演男優賞 カール・マルデン
助演女優賞 キム・ハンター
美術賞(白黒)  

ノミネート

作品賞  
監督賞 エリア・カザン
男優賞 マーロン・ブランド
脚色賞 テネシー・ウィリアムズ
撮影賞(白黒) ハリー・ストラドリング
作曲賞(ドラマ/コメディ) アレックス・ノース
衣装デザイン賞(白黒)
音響録音賞  

第9回 ゴールデングローブ賞(1952年)

受賞

最優秀助演女優賞 キム・ハンター

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀主演女優賞(ドラマ) ビビアン・リー

第12回 ベネチア国際映画祭(1951年)

受賞

審査員特別賞 エリア・カザン
ボルピ杯(最優秀女優賞) ビビアン・リー
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映画レビュー

5.0暑いニューオーリンズ

津次郎さん
2020年7月11日
PCから投稿

人気タレントのドラマでのキレた演技が話題になっている。
狂気すぎるとか天才とか完全に壊れたなどの絶賛があがっていた。
去年奪い愛というドラマでも別の女優の怪演が持ち上げられていた。
Abemaは「狂気」に味を占めたようだ。
そういう品評を見ると、いちおうドラマの演技を確認したりする。
で、本気なんだろうか。とは思う。

ドラマはクオリティが低いが、適当な声を拾ったエンタメニュースがかぶさる。作るひとと見るひとに一体感がある。適当な作品と適当な意見。世界が不可解なものに変わる。
禍とはいえ平和である。世のなかシステムに乗っかることだって才能だが、システムに乗っかっただけでない国産コンテンツがもはや探しにくい。

タレントはたんに依頼されてドラマのしごとをこなしているだけだし、ぜんぶ笑うところなのかもしれないし、時事ネタをまじにとらえた意見は、たいていみっともない。
だが、ふと「狂気の演技」なら、シャイニングのニコルソンと比較してもだいじょうぶなんだろうか。とか、考えてしまう。

コレクターが、じぶんよりすごいコレクターを発見することがある。些末なじぶんのコレクションを不甲斐なくおもう。
日本人だらけの日本で多様性をやしなうのは世界のエンタメだと思う。そこでは、もしかしたら眼帯をしたアナウンサーの演技よりすごい狂気の演技を発見できるかもしれない。ばあいによっては日本のコンテンツが不甲斐なく思えてしまうかもしれない。

おりしも人種差別の描写をめぐって風と共に去りぬのオンデマンド配信が揉めていた。
ヴィヴィアンリーはスカーレットを演じた全盛期から、低迷を経て復活を果たした女優だった。それがこの映画である。ブランチは彼女の二つ目の代名詞になった。

ブランチは今様にいうなればスイーツである。スイーツもすでに古いけれど、自己顕示欲と気まぐれをもった、年甲斐もなくモラトリアムな女性である。
そして「ああ、こういうひといるよな」の感じは、時代を超越している。

その普遍の人物像に、ふと狂気のようなものが宿る。モノクロの陰影のせいか、スカーレットオハラの面影か、リーストラスバーグのメゾットか何か分からないが、狂的なものが、なんとなく見えてくる。

つまり狂気とは「はいこれが狂気の演技です」と喧伝するようなものじゃない。で、牽強付会とは知りつつブランチを挙げて、述べてみた。

庶民が享受するエンターテインメント、娯楽の俎上には、新古にくわえ、品質や程度のことなるものがごちゃ混ぜにならんでいる。移り変わる時代と風物のなかで、眼帯したアナウンサーが需要をになうこともある。なんの問題もない。ただ観衆=受け手が、比較しえるリテラシーを持っていないとき、世界はまるで文明がないかのように不可解だ。

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津次郎

4.0ミソジニーという名の壁

ipxqiさん
2020年6月20日
iPhoneアプリから投稿
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ipxqi

0.5観ない方が良かった

見聞さん
2019年9月10日
PCから投稿
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見聞

5.0未完成ゆえに名作

さん
2019年2月21日
スマートフォンから投稿

もしも 倫理観や道徳観に縛られていなければ、作品そのものは完成していたのではないでしょうか。

しかし、それを抜きにしてしまったなら、この映画は名作と言われなかったと思います。

つまり、この映画においてこの関係は 完全にトレードオフ。

暗喩やぼかしが入っていく事で、物語そのものが難解になるのであれば、入れない方が分かりやすくはなります。
それと引き換えに 品位 が落ちることは間違いないでしょう。

幸い 俳優陣の演技が本当に素晴らしいので、暗喩であっても キャラクターの心情や場面の状態で、なんとなく意味を掴むことは難しくはないと思います。
多少の難解さは、演技がその部分を補完してくれています。

ブランチのように真意が見え隠れする映画です。

私としては 完璧性よりも品位をとってくれた、当時の映画社会と観客に乾杯。
そこに甘えることができました。

しかし、この映画をどう楽しむか という部分については、 視聴者の感性や哲学に求められる部分があるので、勉強が楽しい と思えるようなスタンスで観ないと ハードルを感じてしまうかもしれません。

私はそういう見方が好きですから、かえって シンプルに楽しむべき映画を観るのは もしかして無粋な鑑賞をしているのではないかと不安になります。
ですから、こういう映画の方が楽だし 助かります。

タイトルがタイトルなので、明るい作風を求めて観る方はいらっしゃらないと思いますが。

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鯖
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