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「欲望(1966)」を配信している動画配信サービス(VOD)

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「欲望(1966)」の動画配信サービス(VOD)・視聴方法をまとめてチェック!

自宅で、旅先で、移動中に…、
見放題やレンタルなどサブスクで「欲望(1966)」を楽しむ方法をまとめて紹介します!

配信サービス 配信状況 料金
レンタル ¥438 今すぐ見る
見放題 月額2,189円(税込)~ 今すぐ見る
購入 ¥1,600 今すぐ見る
Amazon Prime Video

おすすめポイント

Prime Videoで幅広い種類の映画、TV番組、ライブTV、スポーツを今すぐ視聴。いつでも、どのデバイスでも、高品質なコンテンツをストリーミング再生。

配信形態

見放題 / レンタル / 購入

無料期間

30日間

月額料金

月額プラン600円(税込)/年間プラン5,900円(税込)※広告フリー月額390円

ダウンロード可否

可能

複数端末同時視聴

可能
※会員特典対象動画を同時に3本までストリーミング再生可能/同じ動画は一度に2台までの端末でストリーミング再生可能

特典
(ポイント付与等)

Prime会員となり、無料のお急ぎ便で購入したり、100万曲以上の音楽が揃っているPrime Musicへのアクセス、容量無制限のAmazon Photosも利用できる

支払い方法

クレジットカード(Visa/Mastercard/JCB/American Express/Diners)、携帯決済(docomo/au/SoftBank)、あと払い (ペイディ)、PayPay(ペイペイ)、Amazonギフトカード、パートナーポイントプログラム(JCBのOki Dokiポイント)

映画作品数

20,300本以上

ドラマ作品数

3,200本以上

アニメ作品数

1,200本以上

※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。

U-NEXT

おすすめポイント

映画/ドラマ/アニメ/電子書籍を観るならU-NEXT(ユーネクスト)。名作はもちろん最新作も!豊富な作品の中からお好きな動画を見つけて、是非お楽しみください。

配信形態

見放題 / レンタル / 購入

無料期間

31日間

月額料金

月額2,189円(税込)

ダウンロード可否

可能

複数端末同時視聴

可能
※最大4台まで同時再生可能

特典
(ポイント付与等)

毎月1200ポイント付与(購入・レンタル・コミック購入・ライブ配信チケット購入・映画館で使用可能)

支払い方法

クレジットカード(Visa/Master Card/JCB/アメリカン・エキスプレス/ダイナースクラブカード)、キャリア決済(d払い/au PAY(auかんたん決済)/ソフトバンクまとめて支払い/ワイモバイルまとめて支払い)、楽天ペイ、Amazon.co.jp、Apple Account、Google Play、ギフトコード、U-NEXTカード

全作品数

340,000本

見放題作品数

300,000本

映画作品数

見放題17,700本以上/レンタル1,200以上

ドラマ作品数

見放題5,400本以上/レンタル680本以上

アニメ作品数

見放題5,800本以上/レンタル260本以上

※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。

Apple TV+

おすすめポイント

Apple TV+は、Apple Originalの作品を楽しめるストリーミングサービスです。高い評価を得ているシリーズ、心を奪われるドラマ、かつてないドキュメンタリー、子ども向けのエンターテインメント、コメディなどが勢ぞろい。ほかでは観られない新作も毎月登場します。

配信形態

見放題 / レンタル / 購入

無料期間

7日間/Apple製品購入で3カ月間無料/Apple Oneで1カ月間無料

月額料金

月額900円(税込)

ダウンロード可否

可能

複数端末同時視聴

可能
※最大6台のデバイスで同時にストリーミング可能/Apple Musicに学生プランで登録している場合は、一度に1台のデバイスでしかApple TV+をストリーミングできません

支払い方法

Apple Pay、クレジットカードとデビットカード、Apple Accountの残高(Apple Gift Cardの換金額または入金額の残高)、PayPay、キャリア決済(au/SoftBank/NTT docomo)

※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。


欲望(1966)

解説・あらすじ

「情事」「太陽はひとりぼっち」などで知られるイタリアの巨匠ミケランジェロ・アントニオーニが初めて手がけた英語作品で、アルゼンチンの作家フリオ・コルタサルの小説「悪魔の涎」を下敷きに描いた不条理サスペンス。若くして成功したファッションカメラマンのトーマスは、公園で密会する中年男性と美女のカップルを盗撮する。気づいた女にフィルムを渡すよう詰め寄られたトーマスは、彼女のヌード撮影を条件に同意するが、渡したのは偽のフィルムだった。改めて本物のフィルムを現像したトーマスは、その画像にどこか違和感を覚える。引き伸ばしてみると、そこには銃を持った男と、死体らしきものが写り込んでいた。第20回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞。“スウィンギング・ロンドン”と呼ばれた1960年代イギリスの若者文化を捉えた作品としても知られる。
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5.0
投稿日:2025-06-20
本作をはじめて鑑賞した時は高尚な芸術作品なのかなぁとも思ったりもしたのだが、今回あらためて見直してみると、ポップカルチャーに対する巨匠アントニオーニの批判的な眼差しを感じたのである。坂元裕二は本作と同じようなテーマをラブストーリー(『花束みたいな恋をした』)の中におとし仕込んで見せていた。おそらくイタリア人巨匠アントニオーニも、60年代に起きたムーブメント“スウィンギング・ロンドン”を、ある傲慢で俗悪なカメラマン(デヴィッド・ヘミングス)の目を通して痛烈に批判している。

1960年代のロンドン。若き人気ファッション・カメラマンのトーマスは、ある日公園の原っぱで戯れる中年の紳士風の男と若い女のカップルを見かけ、彼らの行動を盗撮した。女はトーマスが自分達の写真を撮っていたのに気づき、ネガフィルムを渡すように懇願してきたが、いつのまにか一緒にいた男が消えたのを見るや否や、駆け出し去っていった。
           Wikipediaより

自分の撮影スタジオでカメラを構えながらブロンドモデル(ヴェルーシュカ)に指示を出す姿を観て、私は『ロスト・イン・トランスレーション』で、映画俳優役のビル・マーレイに横柄な態度を示す日本人ディレクター(ダイヤモンドユカイ)を思い出した。実はこの映画、イタリア系アメリカ人ソフィア・コッポラのアジア人蔑視感情が無意識の内に表出している作品でもあり、昭和生まれの私なんぞは非常に不愉快な気分にさせられるのである。

1972年毛沢東の妻江青に招かれてアントニオーニが文革ドキュメンタリーを撮らされたことを御存知だろうか。作品中中共にとって不都合な描写が含まれていたため、30年間上映禁止のおとがめを食らっていた問題作である。だからイタリア人に人種差別的傾向があるといいたいわけではさらさらないのだが、アントニオーニもソフィア・コッポラも、他国の文化や芸術を下に観がちなイタリア系ならではのプライドの高さを感じるのである。

偶然おさえた“不倫ショット”が実は計画殺人の動かぬ証拠であったことに、ロンドンの売れっ子カメラマンが後々気づくというサスペンスタッチのストーリー。はじめは「(殺人を未然に防いで)人の命を救った」と単純に喜んでいたカメラマンだったが、現像写真をさらに引き延ばしてみて(原題:BLOW-UP)はじめて、(ヴァネッサ・レッドグレイヴも一味の可能性が高い)計画殺人の手助けをしてしまった真実にたどり着くのである。(しかも無言の脅迫つきで)

友人である画家の恋人(サラ・マイルズ)=別居中の奥様?やエージェントの男から、「(殺人の瞬間を実際に)見たのか?」と尋ねられて「見ていない」と答えるカメラマン。つまり、“目には見えない真実”を描くのが芸術家だとするのならば、一時のムーブメントに乗っかってチャラついた生活を送っていたこのカメラマン(画像の荒い写真のような絵しか描けない画家や、ノリの悪いコンサート中イラついて🎸を叩きこわしたジェフ・ベックもまた)は浮気現場を押えるのが関の山で、まったくもって“芸術家”とはいえないのではないか。そんなアントニオーニの皮肉を感じないではいられないのである。

さらに付け加えるならば、真実に迫れば迫る(現像写真をBLOW  UPすればする)ほど、社会的政治的批判(脅迫)が強くなり、抽象化せざる(画像が荒くならざる)を得ない映画表現の限界について、アントニオーニなりに考察した作品でもあるのだろう。よからぬ組織の盗聴をおそれ東洋人秘書への連絡をカー無線から公衆電話に切り替えたように、現在日本国内で真実が見えにくくなっている米騒動のような事象については、実際に自分の足で(殺人)現場に赴いて確認しに行く姿勢がやはり必要なのではないだろうか。遠方にみえる空港の着陸機数にまで拘ったという、ドキュメンタリー作家出身ならではの現場主義を是非見習いたいものである。

ラスト、カウンター・カルチャーのメタファーと思われる白塗り集団が、誰もいない公園のテニスコートでパントマイムに興じる様子をボンヤリと眺めるカメラマン。やがて集団の姿も視界から消え、聴こえていたテニスボールを打ち合う幻聴もいつの間にか止んでしまった。青々としげる芝生の上で、なんともいえないシニカルな笑みを浮かべるカメラマン。ゴミだ!俺も俺の撮った写真も、そしてあいつらも。最後は、ハービー・ハンコックのジャージーな劇伴とともにカメラマンの姿も消えてなくなってしまう。公表が差し控えられる真実とともに、似非芸術がすべからく表舞台からBLOW-UPされたように。
鑑賞日:2025年6月20日 で鑑賞
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