劇場公開日 2024年3月22日

「リー・バン・クリーフの渋さに痺れました!」夕陽のガンマン ノブさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0リー・バン・クリーフの渋さに痺れました!

2024年3月23日
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鑑賞方法:映画館

興奮

荒野の用心棒に続き、今日は夕陽のガンマンを鑑賞。
理由はクリント・イーストウッドが好きだし、西部劇が好きだし、とにかく大きなスクリーンで見たいからです。テレビでの吹き替え版では見たことありますが字幕では初めてでした。

今作はモーティマー大佐役のリー・バン・クリーフが渋くて非常にいい味をだしています。
イーストウッドとは異なり、紳士的でライフル銃を得意とする。
初対面のシーンでお互いの帽子を撃ち合って銃の腕を見せあうシーンが面白い。
二人とも賞金稼ぎで金のために悪人を倒す、と位置付けているのが「荒野の用心棒」とは大きく異なるところ。モーティマー大佐には実は別の理由もあるのだが。。。
悪党も町を乗っ取るのではなく、銀行を襲撃して大金を奪うという強盗団で懸賞金をかけられた悪党が何人もいる組織で頂点に立つボスがインディオという男で1万ドルの懸賞金を懸けられている。
その強盗団に、性格の違う一癖も二癖もある二人が時には反発しあいながらも協力して立ち向かうという王道のストーリー。
青い空と白い壁を背景にしたガンマンの構図が映えまくり。
ラストのモンコ(イーストウッド)を間にモーティマー大佐とインディオが対峙する構図も良き!
懐中時計のオルゴールがとても効果的に使用されていて、耳に余韻が残ります。

あえてストーリーに文句をつけるとすれば、捕まえた二人をインディオが密かに指示して逃がし、部下の悪党たちと撃ち合わせて大金を独り占めしようと画策する展開がちょっと強引に思いました。自分の命が危うくなることくらいわかるでしょう。あれだけ痛めつけられた割に二人とも普通に戦えてるし~とツッコミいれときます(笑)

最後、気前良すぎないか!?と思いましたが、モーティマー大佐にとっては金のためではなく妹の仇をとるために戦ったのであって、金を受け取ると戦った目的が曖昧になるし、モンコに助けられ感謝の気持ちもあったのだろう。

テレビの吹き替え版と違い、やはり大きなスクリーンで見ると映画に没入できるしワクワクしました。

ノブ
トミーさんのコメント
2024年4月13日

共感&コメントありがとうございます。
日本じゃないのでポンポン言ってましたが、◯◯ブラジル現象ですね。
痛ぶりは必ず有りますね、割とすぐ回復しますが。

トミー