ユー・ガット・メールのレビュー・感想・評価

めぐり逢えたらの二人。あの頃の見え隠れしてたメグライアンの純粋さや無邪気さ、トムハンクスの粋なジョークが効いてる。この時代のニューヨークの街並みの雰囲気や服が二人の距離や気持ちに応じてて、ほっこりなれる王道ラブストーリー。

総合：70点
ストーリー： 65
キャスト： 80
演出： 70
ビジュアル： 70
音楽： 65

　インターネットという新しい世界が開きかけた時代に、その中に新しい出会いを求めるこれからの男女の姿を、旬な二人の豪華な配役で紹介する。こんな魅力的な二人がわざわざネットで素敵な恋路に落ちる物語は最初から結論が見えているのだが、それでも二人の軽快な演技で楽しく見られる。ネットでの出会いという話題性を使いながらも、結局は主演二人の魅力が作品の一番の魅力だった。

すごーく有名な作品ではあるのだけども恥ずかしながら今さら観ました。13年前とはいえ当時は最新の電子メール（ＩＳＤＮだし・・）も今は携帯メールが主流で時代を感じてしまいます。メールでも関係が愛を紡ぐ物語なのだけども、ストーリーの終盤の展開は少し疑問。①メグライアンがトムハンクスをメールの相手だとかすかに感じてからもトムは別人を続けていて、彼女も気がつかない。段々と怪しいと感じる演出が入っていればもっと盛り上がったのではにでしょうか？②最後に公園で待ち合わせを行いトムの正体をばらすのだけども、いくら待ち望んだ相手でもその場でキスって早くねーか？という2点を除けばすごく素敵な物語です。特にこの作品のメグライアンはチャーミングでかわいらしくって本当に魅力的です。トムも少し太っています（笑）

出会い系はさておき、今では珍しくもないネット恋愛。この映画ではまだ他の人が否定的な面もあったりするけど、きっかけはリアルでもネットでも結局生身の人間同士であることに変わりなし。恋愛映画としてはよくある展開。

トム・ハンクス、メグ・ライアン出演。

絵本ショップを経営するキャスリーンはインターネットのチャットで
知り合った「ＮＹ１５２」という男性に恋をします。

ある日、彼女の店のすぐそばに大型書店が開店。
その店の責任者ジョーが実は「ＮＹ１５２」でした。
果たして、２人の恋の行方は？

この作品のメグ･ライアンは本当に可愛らしいです（笑）。

ストーリー的には「最初は意地を張っていた２人が次第に・・・」
って感じの悪く言えばありがちな話なんですけど、
メグ･ライアンの魅力とトム･ハンクスの演技に引っ張られて
最後まで観てしまう。
そんな作品ですね。