ヤング・フランケンシュタインのレビュー・感想・評価
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ハロー、ハンサム‼️
パロディの天才メル・ブルックス監督が1931年のユニバーサルの名作ホラー「フランケンシュタイン」を徹底的にパロッた傑作コメディで、下手したら本家より面白いんじゃないでしょうか⁉️悪名高きフランケンシュタイン家の遺産を相続する事になった主人公が、自分もまた同じように怪物を創造してしまう・・・不気味なモノクロ映像とおバカなアメリカンジョークが見事にミックスして、終始ニコニコゲラゲラしっ放し‼️主役を演じたジーン・ワイルダーが芸達者なのはもちろんのこと、登場人物全てが曲者揃いなんですよねー‼️肩のコブが右へ左へ移動する家僕アイゴール、細かいお色気ギャグで笑わせてくれるセックス狂の助手、バイオリン弾きながら叫び出す無気味な老家政婦、そして怖いのかオカシイのか分からないモンスター‼️ホント、アダムスファミリーも真っ青な登場人物たちが楽しすぎ‼️主人公とモンスターが「リッツで踊ろう!」と舞台で歌い踊る場面は爆笑必至の名場面です‼️
茶化しの名人たち
プロデューサーズでヒットラーを茶化したかと思いきや今度はフランケンシュタインの怪物と来ましたか、新聞を読むフランケンシュタインなんて想像だにしなかった、やられました。
改めて観てみると、あえてモノクロで撮影、本家の実験セットを探し出し再現するなど大真面目で取り組んでいることが伝わってくるし、せむし男アイゴール(マーティ・フェルドマン)が不気味、ホラー性も十分です、ただ目が怖すぎて思ったほど笑えませんでした。
フランケンシュタインのお披露目で暴れだすのはキングコングのパロディのような気も、コメディというと下ネタが付き物のようですが元気いっぱいのあそこのくだりは単純過ぎて頂けません。
メル・ブルックスとジーン・ワイルダーの悪乗り映画シリーズの代表作の一つでしょう。
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