「抱かれたかった 優しい腕の中で」モンタナの風に抱かれて こころさんの映画レビュー(感想・評価)
抱かれたかった 優しい腕の中で
愛馬ピルグリムと共に事故に巻き込まれ、深く心に傷を抱える少女グレイスをスカーレット・ヨハンソンが好演。
雑誌編集長としてニューヨークで働く母アニー( クリスティン・スコット・トーマス )と感情をぶつけ合う姿が切ない。
ショートヘアのクリスティン・スコット・トーマスの凛とした美しさに目を見張る。
グレイスとアニー親子を温かく迎え入れるブッカーファミリーが心優しい。
モンタナの雄大な自然の中で、自在に馬を駆るトム( ロバート・レッドフォード )に心惹かれるアニーの心情は理解出来る。
アニー、トム、グレイス、夫ロバート( サム・ニール )、それぞれの思いが交錯する余韻が残る作品。
ー このままだとあの子を失う
ー ホース・ウィスパラー( 馬に囁く者 )
NHK-BSを録画にて鑑賞( 字幕 )
こころさんへ
「イングリッシュ・ペイシェント」は、
「サラの鍵」「日の名残り」
「戦場のメリークリスマス」
等と同じように、私にとっては直ぐに原作本を読みたくなった作品の一つです。
多分、原作よりは、
クリスティン・スコット・トーマス
の役柄のウエイトを増やす位、
彼女の魅力にもあふれた作品だったのではないでしょうか。
こころさんへ
再びのコメントありがとうございます。
スカーレット・ヨハンソンはこの後、大人気俳優になりましたが、私にとっては一番若い彼女を目撃した作品となりました。
一方、私はクリスティン・スコット・トーマスが気になり、彼女が印象だった「イングリッシュ・ペイシェント」がまた観たくなりました。私の愛人😊に言わせると、「所詮は不倫もの」と一瞬にして切り捨てられてしまいましたが、私には、「マディソン郡の橋」と同じ、“高尚な不倫もの”として好きな作品でしたので😊
こころさんへ
コメントありがとうございました。
流石にいつもポジティブに感じ取られるこころさんですので、御指摘のシーンで充分に少女の母親の心の推移も確認出来たのですね。
まだまだ修行の足りない己を感じますので、今後とも“映画.com”での御教示の程、宜しくお願いいたします。