「忘れていた大切なものを、再び思い出させてくれる」モンタナの風に抱かれて The Springfieldさんの映画レビュー(感想・評価)
忘れていた大切なものを、再び思い出させてくれる
20代の頃観た映画。最近レンタル店がつぶれてなぜかこのサントラを買いカントリー音楽に触れてみていたら、もう一度観て見たくなりメルカリで500円ほどで購入。
当時は大好きな映画のひとつ「リバー・ランズ・スルー・イット」の延長線上で、監督ロバート・レッドフォード作品を楽しむ感覚で観ていた。さすがに彼の作品らしく映像美が素晴らしいと思うくらいで、それほど大切な作品としては残らなかった。
しかし、年月が経ち家庭や子供を持つ親となり、この映画に触れてみると全く別の感動が僕の心を震わせていた。
約3時間ほどの長編映画にもかかわらず、これから先あと何度観ることになるだろうと思わせるほど、大切な映画のひとつになりました。
ラストのすべてに答えを出し、正しさだけが正解ではない感覚。まだそれほどブレイクしていないスカーレット・ヨハンソン子役時代の演技力。そしてロバート・レッドフォード監督の台詞なき映像表現に心奪われました。
「故郷は場所というより、心の中にあるのかも」
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