劇場公開日 1998年10月17日

「ロバートの心の寛大さが心に残った」モンタナの風に抱かれて タマモクロスさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ロバートの心の寛大さが心に残った

2024年6月21日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

乗馬が趣味だったので、「インターナショナル・ベルベッド」「黒馬物語」「馬を放つ」「ドリームホース」などなど数多くの馬が登場する映画を見てきた。この映画は、心身ともに傷を負った馬をトムと少女が回復へ導くのだが、馬の心理面での特性を理解しての描写となっていた。モンタナの草原をトムとアニーが駆け抜けるシーンは実に素敵だった。モンゴルの草原と同じくらい素敵な草原だった。トムとアニーはひかれあうのだが、自分にはトムがアニーに惹かれる理由がわからなかった。全く、生活が対照的な故になのか、単にアニーの美しさに惹かれたのか。アニーの旦那ロバートは、妻のトムへの感情に気づいて、決断をアニーに任せるのだが、なんて寛大な心の持ち主なのかと感じ入ってしまった。すごいよ。心が広すぎるよ。そして、なんてアニーへの愛情が深いのかと。

タマモクロス