「「嘆きの天使」とセットで製作?」モロッコ KENZO一級建築士事務所さんの映画レビュー(感想・評価)
「嘆きの天使」とセットで製作?
ジョセフ・フォン・スタンバーグ監督の
前作「嘆きの天使」では、
社会的地位を失い、
ヒロインに愛想を付かれた教授の悲劇的最期
を描いたが、
この映画ではヒロインが
相手の社会的地位よりも感情を優先して、
明日をも知れぬ兵士を追う。
女性の男性の社会的地位への
信望の扱いとしては逆だ。
スタンバーグ監督によるこの2作品は
連続しての製作のようだ。
監督はこの2作品セットで、
男女の情感に社会的地位性を絡め、
逆転構図の中で描こうとしたのだろうか。
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