モダン・タイムスのレビュー・感想・評価
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これが集大成 これが頂点
この作品からメッセージ性が強烈になって、アメリカ国内で非難を浴びるようになります。 前作「街の灯」はペーソス寄りで、このあと「独裁者」「殺人狂時代」「ライムライト」「ニューヨークの王様」と問題作続くので、これがスラップスティック的、いわゆるチャップリン的シャシンの集大成です。 話の構成も刑務所とシャバを行ったり来たりしながら工場、造船所、デパート、ショーパブと舞台が目まぐるしく変わり、テンポが良いという次元を超えてアクロバット的な高速展開にロマンスが絶妙に絡んでゆきます。 ラストの唄と踊りとパントマイムは最早神業です。凄すぎて泣きそうです。 初めて歌舞伎を見る人には「勧進帳」か「助六」を勧めるように、初めて先輩の映画を観る人には「モダンタイムス」でしょう。
人間は機械じゃない‼️
チャップリンが機械文明に挑戦‼️時代はトーキー真っ盛りなのに、あえてサイレント映画の手法で、ミュージカルのようにリズミカルでスタイリッシュな映像世界を創造‼️大量生産時代、暴走する資本主義、警察国家の悪夢を喜劇に仕立て上げるその手腕‼️脱帽です‼️工場における社長のテレビによる監視の目‼️テレビの放送開始よりも20年近くも前に現代の巨大モニターを先取りしている凄まじい先見の明‼️現代でも実用化されていないオート給食マシンは、椅子に座るとスープが流し込まれ、パンを押し込み、トウモロコシが口の前でゆっくり回転、ナプキンが口をぬぐう‼️アイデアの塊ですね‼️そんなオート給食マシンに襲われたり、工場の歯車と戯れるシーンはあまりにも素晴らしく呆然としてしまいます‼️一方で、チャップリンのパントマイム芸術の集大成であり、絶妙な芸人ぶりが発揮された作品でもあります‼️デパートでのローラースケートシーンのウマさ、誰も解読できない造語で歌われた「ティナティナ」‼️ホントに堪能させてくれます‼️そしてヒロインを演じる実生活でのチャップリンの奥様ポーレット・ゴダードの魅力‼️明るくて快活で優しくてホントに美しい‼️彼女が演じるスカーレット・オハラも是非観てみたかった‼️そんな彼女とチャップリンが、腕を組んで歩み去る後ろ姿のラストシーン‼️これほど素晴らしいラストシーンが他にあるでしょうか⁉️やっぱりチャップリンは天才です‼️
不運に次ぐ不運。そんな二人の行く先。チャップリン氏の生き様。
チャップリン氏映画初鑑賞。 あらすじだけをみると、孤児が出てくる映画が多いが、ご自身の人生の反映か? 羊の群れ、人々の出勤風景。 社長が取り組むパズル。 ラインでの作業風景。 歯車に飲み込まれる主人公。 誇張された風刺を簡潔にテンポよく見せてくれる。 食事の自動化。生産性向上を目論んだ人間の機械化計画。 実際に、オートメーション化された工場が立ち並んだ頃、パフォーマンスを上げるための様々な実験ーどんな照明が良いかとかーが行われていた。 この映画を観れば、人間性の喪失を憂えることができるのに、その皮肉に笑いも出るのに、 実際の生活では、子どもたちが栄養素が凝縮されたカロリーメイト等を片手に、食事する間も惜しまされて、勉強しているとか、 画面による工員管理≒最近はやりの、仕事場にいながら、家にいるわが子をモニターする装置とか。 時間で管理されて、塾や習い事の掛け持ちとか。 この映画を笑えない状況が進んでいる。 そんな場で働き、おかしな行動をとるようになり、入院治療を受けることになった主人公。 治ったかと思ったら、あらぬ誤解で刑務所へ。 刑務所内では、ひょんなことから厚い待遇を受けることになるものの、 推薦状を得て職に就けば、さしたるOJTもなく、大ポカをやり、失職。 結局、生きるために罪を犯す。今も、刑務所等で問題になっている回転ドアのループ。 何とか職を得ても、事件に巻き込まれたり、デモが始まったり、理不尽な罪に追われたりして失職。 なんて人生ままならぬ。 支えあう少女も、今の言葉で言えば貧困女子。妹たちの食料を何とかして母の代わりに家事をするヤングケアラー。父も不慮の事故(と言えるのか?)で失う。しかも、安定した職を得たと思ったら、パンの窃盗罪で連行されそうになるのならともかく、私には理解不能な罪で追われる。 こちらもままならぬ人生。 そんな二人の日々が、ロマンティックに、コミカルに描かれる。 新婚夫婦をみて憧れた少女が、家を見つけてきて、キレイに整える。座ろうとすれば床が抜け、ドアを閉めれば梁が落ちてきてという家ではあるが。二人で、テーブルで食べる食事のおいしそうなこと。 デパート。外には食事もまともにできない子どもたちが溢れているが、ここには何でもある。女王のように、ロープをまとい、ふかふかのベッドで寝る少女。その前のボロ小屋の床で寝ている姿を観ているだけに、涙が出てくる。 少女は夢見ることを忘れず、叶えるための努力を怠らず、自分を助けてくれた主人公を大切に思い、最高の笑顔を向ける。 主人公は、とぼけた表情ながら、相手を大切に扱い、腐らず、淡々と自分のやるべきことを自分なりにはやろうとする(失敗続きではあるが)。 場当たり的と言えば、場当たり的ではあるが、前述のように、努力しても実らぬ日々。そんな中で、(盗みはするし、勝手に使うけれど、必要最小限)人をだまして陥れることなく、その時その時を最善のものにしようとする姿が愛おしく。 チャップリン氏のパフォーマンスに笑わされるが、全体的には、大きな歯車に巻き込まれ、自分の力では抜け出せないーーレストランでの一場面が端的にそれを表現していて秀逸ーー様が描かれている。そのやりきれなさ・口惜しさは『自転車泥棒』を彷彿とさせる。 だから、気持ちの良いカタルシスは得られない。 それでも、ラストの「スマイル」。孤児であったチャップリン氏の生き様が反映されているのか、そんな運命に押しつぶされない人間性に強く心打たれて、じんわりとする。 と、映画の筋だけを追うと、もやもやも相まって、評価はあまり高くない。 それでも、チャップリン氏のパフォーマンスにくぎ付けになる。 ローラースケート、ダンスと歌は圧巻。永久保存版。それ以外でも、工場中を逃げ回る場面でも、体の軽いこと、美しいこと。バレエの素養があるのだろうか。 パフォーマンスだけではない。 最初と、次のデフォルメされた工場内の美術・演出。 刑務所内での寸劇。 造船場での間のおかしさ。 パトカー内。 レストランでの演出。あの、フロアダンスの見事さ。 一つ一つが素晴らしい。語り継ぐべきシーン。 観る価値あり。
素晴らしい映画。
「イキリスから来た若者に冷たいハリウッド」 この当時チャップリン映画への評価は低かった。 大道芸を映画に取り入れたような貧相な物語。 体制に背く作品は金儲けに走る者達には目障りだった。 現に1930年前後の勢いのあった頃のチャップリンの映画は 賞レースにはほぼ無縁であった。 賞は、製作・配給など力のある会社の映画が独占し アメリカの良心、金の飛び交う映画の時代でもあった。 それぞれは名作だが、今になるとその映画の影は薄く、 観た観ないを含め、題名や内容を言える人は少ない。 「賞は獲れなかったが後世に残る映画を作った」 このモダンタイムスはー 体制と貧困の中、必死に生きる若者の物語だ。 楽しく笑えて、泣けて心に残る。 そして、全てが力強く、美しい。 今日辛くても明日が来る限り前を向きましょう。 チャップリンには、そう云われている気がする。 ※
ハッピーエンドなのかな
大きな工場のラインで働くチャーリーは、毎日同じ工具を使ってネジを締める単調な仕事を続けていた。そのためか、錯乱し精神を病んで病院へ入院することになった。しばらくして、退院したが、今度は共産主義のデモ隊と間違われて投獄されてしまった。無罪が判明し造船場で働き始めるがすぐに解雇され、無銭飲食をして捕まったチャーリーは、護送車の中でパン泥棒の少女と知り合い、最終的には・・・てな話。 人間を人間扱いしていない機械優先の大工場を皮肉った先見の名だなぁ、って感じた。 最後はハッピーエンド、でいいんだよね。
テンポ感がすごい。笑
トントントントンとすごいテンポ感でシーンが移り変わり、お決まりなお笑いが続いていく心地よさはあった。 あくまでも昔のお決まりなお笑いなので、現代の私が観て素直に大爆笑とはいかなかった😂 けど、終盤のダンスシーンでデタラメな歌を歌うシーンの可笑しさや、未完成の船が出航したときの「…」というシュールな間だったり、全自動食事マシーンだったり、誰にでも分かりやすいお笑いは現代にも通じる(というか現代の笑いの祖になった部分も多いのだろうけど)と思った! 歯車に飲み込まれるシーンとか、工場のてんわやんわとか、結構好きだった笑 風刺はいたるところにあるんだろうし、時代の教材としても優秀なのだろうけど、そういうことを視聴中に考えさせる余白はつくってないのだろうなと。笑
昔の人類は これで笑えていたのでしょう
喜劇王と呼ばれるチャールズ・チャップリンが監督・脚本・製作・作曲・主演を務め、機械文明と資本主義社会を痛烈に風刺した名作喜劇です。白黒映画です。 なお、 無音映画ですが、 英語の文字の説明は挿入されるため、 完全に言語を排除しているわけでは有りません。 ひどい映画でした。 コメディー映画ですが、 小学生が考えたような低俗なコメディーが延々と続くだけでした。 全く笑えず、 物語も退屈でした。 喜劇王チャップリンの映画ということで前から しちょうしたいと思っていたのですが、 予想外に低品質で驚きました。 多分、 昔の人類は これで笑えていたのでしょう。 私は今後、 チャップリンの映画を二度と しちょうしません。
コメディだけど社会諷刺
これが80年以上も前(1936年)の作品ということに驚きを感動を覚え当時のアメリカ式の大量生産主義に皮肉を加えつつコメディである歯車のシーンやダンスフロアでのシーンは見応えががあり ラストシーンの二人が一本道を歩いていくシーンは二人の希望を感じさせるシーンでした。
チャップリンの軽業を鑑賞する映画。 工場の歯車に巻き込まれるシーン...
チャップリンの軽業を鑑賞する映画。 工場の歯車に巻き込まれるシーンが有名なので、オートメーションの機械に翻弄される人間のさまを皮肉を込めて描いた映画かと思いきや、それは冒頭の部分だけで、その機械化の波に飲まれ、抗議のストライキもあって仕事に就けなくなり貧困に喘ぐ庶民が、不運に喘ぎながらも愛する人と支え合いながら強く生きようという映画だった。どんな苦境にあっても強く生きようという人間讃歌ではあるのだが、その分批判的な主張は弱まっていると感じる。 チャップリンが無声映画という制約の中で培った、動きや表情で愛嬌あるキャラクターを表現するという見せ方が、時折オカマが媚びているように見えてしまうのはこちらの問題だろうか?
ローラースケートすごい
長編映画というよりスケッチ集のような感じ。 有名な機械工のパートは冒頭。刑務所に入ったり、造船所で働いたりデパートで働いたり、デモに巻き込まれたり。 ヒロインとふたり、ぼろぼろの家で過ごす幸福なシーン、2人で想像するしあわせな家のシーンは涙が出る。 あの元ネタはこれか!と思うようなところがいくつも。チャップリンの歌と踊りも見惚れる。身体の使い方がすごい。デパートでのローラースケートもすごい! 人々への目線がとにかく優しい。 ラストのささやかな希望。 心がつかれたビジネスパーソンにも染みる。
普通に面白いコメディ
資本主義への風刺とか、人間性の追究とか そんな難しいことを抜きにしても、普通に笑えるコメディ映画で、現代人でも変わらず楽しめる。 歴史の教科書にも載るほどの映画だが、そこにハードルを感じずに気軽に見てもらいたい。 ただ、やはりこの映画を傑作たらしてめているのは、絶望にあふれた社会情勢を背景としているからであることは確か。 特に最後のシーンでは、それまでの喜劇は現実に起きている、ということを殊更に強調しているように見え、それでも前を向いて歩こうというメッセージが込められていることは容易に見て取れる。 兎角言いたいのは、「モダン・タイムス」は映画として完成されているからこそ、今でも評価されているのだと思った、ということ。
サイレント映画の集大成的ギャグのユーモアの連続と、資本主義社会の非人間性に対するシニカルな視点
産業革命によってもたらされた機械文明が資本主義社会においては、資本家と労働者の新たな階級社会を生んだ。工場に雇われる労働者は、ひとりの人間として扱われるのではなく、大量生産のための機械の一部であり、それはまるで家畜のヒツジと同じである。ベルトコンベヤーのねじ回し担当のチャーリーが連続した単純作業に追われる導入部で端的に表現され提議されるメッセージ。現代社会の構図を象徴的に捉え、愛と優しさが失われる人間性喪失の危険性を問題視する。それを社会派映画の理屈ではなく、様々なギャグを配置したサイレント映画の集大成として創作したこの「モダンタイムス」は、ユーモアとシニカルの新境地を見せる。ユーモアとペーソスが特徴のサイレント映画から進展したチャーリー・チャップリンの作家性が特徴となる。 まずエレクトロ製鉄会社で人体実験させられる自動給食機の傑出したアイデアと完成度に感服してしまう。タイムイズマネーを機械の形にしたその斬新さとナンセンスな面白さ。二段変速機付きとうもろこし給餌装置が故障して急回転するカットが可笑しい。最初は優しく作動していた無菌口拭きが最後凶器となってチャーリーの顔を激しく叩き付けるオチも巧い。トラックから落ちた赤い旗を偶然拾ってしまい労働者デモの主導者に間違えられて投獄されるシチュエーションでは、脱獄囚を撃退した手柄から独房で厚遇を受けているカットがいい。機械の一部になって酷使され精神的に疲弊するのが地獄で、檻の中が遥かに安住の空間であるという皮肉が効いている。野村芳太郎の「拝啓天皇陛下様」の兵役を望む渥美清の主人公を思わず連想してしまう。出所してから仕事のミスで首となり、拘置所に戻りたいと故意に無銭飲食するところも可笑しい。逮捕されても堂々としたチャーリーの紳士的な態度と、隙を狙って葉巻は吸うは、見知らぬ子供には菓子をあげて態と罪を重くしているようで、抜かりない強かなチャーリー像が良く表現されている。そして思わず目を疑うのが、百貨店のフロアーで披露するローラースケートの離れ業である。これは、「サーカス」で見せた綱渡りの曲芸に匹敵する。チャップリンの超人的な身体能力の凄さに圧倒される。 サイレントに強い愛着と表現の拘りを持っていたチャップリンは、その高い身体能力を生かせるパントマイムに絶対的な自信と誇りを持っていた。しかし、文明の進化は映画の形を変えトーキー映画になり、サイレント映画を古臭いものにしてしまった。「街の灯」でサイレント映画の一頂点を極めたことで、チャップリンはある程度の区切りが付けたと思う。ラスト、キャバレーのウェイター職を得るためのクライマックスで、初めて映画でチャップリン自身の肉声を披露する。それもどの原語でもない出鱈目な歌詞を歌い、パントマイムの絶妙な演技で笑いを取る。天才ゆえの拘りの信念は、時に一筋縄ではいかない偏屈さを垣間見せる。そんなところも、また人間味が感じられて興味深いし、何より言葉で説明するのではなく、体の動きとこころで表現することに映画作家としてのプライドを持っていることがチャップリンの素晴らしさであり、凄さである。 公開当時は資本主義を批判した共産主義の一面を捉えられて、ドイツなどで上映禁止にあったとあるが、労働者に不適合な行員の七転八倒のコメディが主体であり、その為に資本主義の大量生産を揶揄したに過ぎない見方もできる。その点でルネ・クレールの「自由を我等に」と相通じるものがある。ドイツの制作会社トビス社が著作権侵害で告訴しようとして、クレール監督が取り下げた逸話が有名だ。”チャップリンとキャッチボールをしたに過ぎない”旨の内容だった。クレール監督の何と粋な回答だろう。芸術はオリジナルが最良だが、模倣とオマージュも必要だ。そんなことを考えさせるチャップリンとクレールの関係性がいいし、人間性の豊かさに心が温かくなる。
ポーレット・ゴダード
チャーリーは工場で働いているが、クビになり、共産党のデモを指揮したと思われ投獄される。 刑務所で押し入ったギャングをたまたま捕まえ、最高の待遇になり、出たくなくなった。 それでも追い出され、一人ぼっちの美女と出会い、二人で生きていくため・・・。 野性的な美女、ポーレット・ゴダードは本当に美しい。
放浪罪
“放浪罪”って罪があるのだろうか・・・逮捕当時にはレストランで働いていたのだから無罪放免にすればいいのに。とにかく食べ物が各シーンに必ずといっていいほど出てくる。食事マシーンもそうだし、歯車にはさまれたボスにゆで卵を食べさせたりしている。 そして、警察という権力と工場主=資本家に反抗する精神。大恐慌の真っ只中であるという時代では、職を持っている人間のする行動とは思えなかったのだろうが、少女と出会った時から彼の本来の反体制が甦ってくるようにも見えた。工場に向かう労働者集団と白豚の中の唯一の黒豚を対比させたり、歯車に巻きこまれる姿とレストランの客に巻きこまれる対比など、何度も見てみると新たな発見がありそうだった。 コメディシーンはいずれも秀逸で、落ちそうになるローラースケートやパンを奪い合うシーン。逃げながらもタイムカードを押すところもサラリーマンの悲しき習性を思い起こさせる。 機械文明に対する皮肉のみならず、権力にたいする反逆とチャップリン自身も放浪者であるようなテーマを忘れてはならないと思う。 ヒロインのポーレット・ゴダードは当時の恋人で、やがて結婚した。最初の編集では違うエンディングがあったようだが、今残るフィルムではこの二人が希望を求めて未来に向けて歩くシーンで終わる・・・混沌とした時代を象徴するかのような素晴らしいエンディングだった。
チャップリンの才能が凄すぎる!
ストーリーより、喜劇の部分を重視してる印象。 長いコントを見てるようで、ちょっとくどい… とはいえ、ダンスやローラースケートまで、チャップリンの多才ぶりが窺える演技には脱帽です。 そして、度々流れる印象的なメロディ… 『スマイル』かいな!? チャップリンの作曲の才能までも知らされる作品。 とりあえず、チャップリンの公私にわたるパートナーであるヒロイン、ポーレット・ゴダードが美し過ぎる♡
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