「ハリソンがカーツ大佐になっちゃった‼️」モスキート・コースト 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
ハリソンがカーツ大佐になっちゃった‼️
文明を疎み嫌う主人公が文明を捨て、家族で南米のジャングルの奥地に移り住む。そこで製氷機を作り、現地の人々に氷を提供、信頼を得ていくが、ある日、3人の無法者がやって来た事で、すべてが崩壊していく・・・。周りの迷惑も考えず、自分の信念のまま行動するという全く共感出来ない人物を、ハリソンが熱演しています‼️公開当時、同じくピーター・ウィアー監督&ハリソン主演の「刑事ジョン・ブック/目撃者」に心酔していた私は、この作品に同じ感動を求めて面食らった記憶があります‼️でも今改めて観直してみると、人間の信念が別の人間の欲望のために崩壊、全てが無に帰す‼️まるでジョン・ヒューストン監督の「黄金」ですね‼️息子役のリバー・フェニックスから見た父親の姿、リバー・フェニックスの語り、リバー・フェニックスの視点で描かれた作風も印象的な秀作です‼️
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