メテオのレビュー・感想・評価
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アメリカとソ連
70年代パニック・ムービーのトリを取るかと思われていたが、映像はイマイチだ。『ディープ・インパクト』や『アルマゲドン』には到底及ばない映像なのだが、当時はCGもないし、VFXだって発達していなかったのだ。
それよりも見るべきところは、アメリカがソ連と手を組んで連合ロケットを発射するという、冷戦時代には考えられないような設定を楽しむべきなのです。ショーン・コネリー演ずるブラッドレー博士は、隕石を破壊するための平和的な核ロケットを発明したのに、軍事兵器として利用されたことに腹を立てていたし、いざ、アメリカが恥をしのんでソ連に頼んでも、ソ連は「そんな兵器なんてもってない」と秘密主義を貫こうとする様子など、興味深いものがある。
アメリカとソ連のロケットが仲良く並んで隕石に突っ込むシーンは何となく楽しいし、ロシア民謡をアレンジしたような音楽も愉快。空気のない宇宙で爆発の音響がすごいのはどうかと思ったが・・・
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アルマゲドンよりもかなりいい
隕石を核ミサイルで迎え撃つと言うのがとても良いし、主人公が渋い中年科学者というのが萌えます。津波シーンとか、隕石落下シーンを今の技術でリアルに作ったら、良いリメイクになると思うんだけどなあ。
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