目かくし

劇場公開日:

解説

ルシル・フレッチャーの同名小説を「大脱走」のフィリップ・ダンがW・H・メンジャーの協力を得て脚色、自ら監督したサスペンス仕立てのロマンチックコメディ。撮影は「蜃気楼」のジョー・マクドナルド、音楽はラロ・シフリンが担当した。出演は「恋人よ帰れ」のロック・ハドソン、「サーカスの世界」のクラウディア・カルディナーレ、「大将軍」のガイ・ストックウェル、「特別決死隊」のジャック・ウォーデン、「愛よいずこへ」のアン・シーモア、同じくハリー・ローズほか。製作マーヴィン・シュワルツ。

1965年製作/アメリカ
原題または英題:Blindfold
配給:ユニヴァーサル
劇場公開日:1966年2月12日

ストーリー

精神分析医スノー博士(ロック・ハドソン)は国家保安庁のプラット将軍(ジャック・ウォーデン)に理論物理学者のビンチェンティの治療を依頼された。ノイローゼが再発した、昔スノーの患者だった男だ。もっとも現在は政府にとって極秘の研究をしており、その秘密を守るため、博士は目かくしされて古い館に行って治療しなければならなかった。したがって博士は昼は平生どおり一般の診療をし夜は眠らずにビンチェンティの治療をしなければならない。ある日、博士はビッキー(クラウディア・カルディナーレ)という女性と知り合った。彼女はビンチェンティの妹で、兄のことを知るために博士に近づき博士を戸惑わせたのだった。そんなとき、フィッツパトリック(ガイ・ストックウェル)と名乗る男が現われ、中央情報局長だといってスノー博士にビンチェンティが監禁されている場所を教えろと迫った。ビンチェンティのような優秀な科学者を、他国に売り渡す凶悪な国際誘拐団のあることもプラット将軍に聞いていた博士は、彼を守ってもらうためにも教えておきたいが目かくしをされての診察では答えようもなかった。だが、今まで何度も妙な男たちに尾行されていた博士が暴漢に襲われたことから、このフィッツパトリックが敵方のスパイとわかった。ビッキーの機転で救い出されたが、彼女とのことなどで、あまりに世間の注目を集めるようになったことで、将軍は博士はもはや使えないと考えた。そして、フィッツパトリックを事情も知らず医者として使うことに決めた。これを知った博士はビッキーと例の館の場所を探し出した。将軍とビンチェンティが敵国に売られる寸前。激闘の末、フィッツパトリックを逮捕した。スノーとビッキーは結ばれた。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0CCの魅力より、なぜだかラロ・シフリンの音楽がツボ。

2020年11月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 事件に巻き込まれる精神科医。もっとストイックな男かと思っていたら、かなりのプレイボーイ。診察する患者の妹が近づいたため結婚宣言するのだ。そのうち、CIAだと名乗る男も現れ、逮捕するなどと・・・

 後半の冒険がなかなか面白い。自分の耳を頼りに車を走らせ、雑踏の人の声かと思ったら雁だったりと。森に入ってからはワニやら底なし沼やら、子供時代に見た冒険ドラマそのままの展開。必殺技は馬に蹴らせるってところもgood。

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kossy