劇場公開日 1978年2月25日

「善良なる宇宙人。」未知との遭遇 みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0善良なる宇宙人。

2016年7月2日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

興奮

知的

人類史を紐解くと、今日まで侵略戦争の歴史であったとも言えるでしょう。
高度な文明や強大な武力を持つ国家や人種が、自分たちよりも遥かに劣る人間を滅ぼしてしまうのは、至極当たり前のこと。
しかし、スピルバーグが宇宙人との第三種接近遭遇を描いた本作は「そんなこたぁ〜ないよ」と優しく説き伏せてくれます。宇宙人たちは凄く友好的でした。
北朝鮮とは違い、拉致した人間も1人残らず帰してくれましたし、シャンデリアのような巨大母船から変な色の怪光線を放って人類を攻撃したりしません。
主人公が軍人や科学者ではなく、極々一般の電気技師だったので親近感が持てました。
近い将来、あなたもこの主人公と同じように、デビルズ・タワーへと導かれる日がやって来るかもしれません。

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みつまる。