ミクロの決死圏のレビュー・感想・評価

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ミクロの決死圏

劇場公開日 1966年9月23日
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これが後の作品に与えた影響の大きさを讃えたい

60年代の特徴ゆえか、冒頭からシリアスなサスペンスの様相を呈する本作。一人の要人が昏睡状態に陥ったことから、これをなんとか救おうと、身の危険を顧みない前代未聞のアドベンチャーが幕を開けていく・・・。まずは伝説的なタイトルバックの斬新なデザインを楽しみつつ、潜入ポッドと共にクルーが小さくなっていく際のシュールな描写も目に焼き付けておきたいところ。

医療監修が付いているだけあり、当時としては最大級の専門性と創造性とを融合させた美術セットと特殊効果によって驚きの体内世界が描かれた。今改めて見るとやや動きが乏しく、中盤は緊張感に欠けるシーンも多々あるが、しかし体内で暴れるとどこからともなく白血球が飛来して異物を排除しようとする様など、その精巧さに驚かされる部分も多い。まだCGというものが全く存在しなかった時代の奮闘に敬意を表しつつ、作品そのもの以上に、後の作品への影響の大きさを讃えたいものだ。

ぐうたら
ぐうたらさん / 2018年8月31日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  知的
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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映画的娯楽と現実の扉を開く、人体の旅

ミクロ化や体内の冒険は特撮やアニメでもお馴染み。
『ウルトラセブン』の名作エピソード「悪魔の住む花」や『ガメラ対大魔獣ジャイガー』、『ドラえもん』にもそんな話があった。故・川北紘一特技監督は人間がゴジラの体内に入るという案を考えていたともいう。
本作は、その先駆け。

競争激化するミクロ化計画。
そのキーマンである博士が命を狙われ、脳死状態に。
博士の命を救うには、縮小して体内から治療するしか術がない。
が、ミクロ化の限度は1時間…!

もし本当にミクロ化が実現した場合、医療の現場に導入されるかどうかは疑問である。リスクが大き過ぎる。
これは映画だからこその面白さ!

博士の亡命と暗殺。まるでスパイ映画のようなOP。
ミクロ化実施。設定やメカニックはSF要素充分。
未知なる体内へ。リアルさより原題通り、イマジネーション溢れるファンタスティックな世界。
人体はよく出来ている。異物を排しようと襲い来るスリル。
チームの中に裏切り者が…。疑心暗鬼の密室サスペンス。
治療を成功させ、果たして無事に脱出出来るのか…? タイムリミット・ミッション!
ワクワクハラハラ、娯楽映画の醍醐味がたっぷり詰め込まれている。

確かにリアリティーには欠ける。
一体どういう原理でミクロ化出来るのか説明らしい説明はナシ。
その序盤のドラマ部分はかなりお粗末で、早々と本題へ。
『2001年宇宙の旅』でSF映画が“格上げ”される2年前、全体的にB級チックでもある。
でも、特撮は良く出来ている。
挺の窓から外の光景がどんどん大きくなっていく縮小の描写はユニークだし、何より人体内。
今ならCGと科学的アドバイザーでリアリティーあるだろうが、ビニールやプラスチックなど小道具で再現した人体内の美術や造形は、これぞ特撮!
リアリティーに欠けると言ったものの、劇中登場するレーザー銃などは類似したものが実際発明されてるし、未知なる世界への挑戦やその世界への激化競争は当時の宇宙計画を彷彿させる。

圧倒的なリアルさにも感嘆させられるが、やはりSFはアイデア、イマジネーション!
夢とロマンがあり、時には現実の扉をも開く。
色んな意味で、名作SF!

果たして現実世界で、ミクロ化が可能になる日はやって来るのだろうか…!?

近大
近大さん / 2019年1月30日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  楽しい 興奮
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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古い!映像も機械設備も何もかもが古い。この50年のあらゆる面での進...

古い!映像も機械設備も何もかもが古い。この50年のあらゆる面での進化が如実に感じられ、人間ってすごいんだなと改めて思う。

ミクロ化した潜航艇が血管に突入、瀕死の人間を救う。妨害する悪党が1人混じっていてサスペンス要素もあって面白い。必死にごまかそうとするものの、そんな役どころばかりの俳優さんらしく、当時の人々には悪党丸分かり状態だったらしい(笑)
ヒロインのコーラをみんなで救うシーンがどこかエロい(笑)

ウルトラセブンに頼めよ!セブンがミクロ化して松坂慶子を救うダリーの話がありましたね。

はむひろみ
はむひろみさん / 2018年10月2日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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フロンティア

オープニングや建物のモダンなデザインが印象的。ストーリーの方は計画も実行も杜撰で、ここは1000歩さがって見るしかない。他方、縮小のくだり、波をたてまいと緻密なプロセスを経る。この辺のアンバランスな詰め込み感が作り手の邪気のなさを示す。前人未踏の領域、あんなこんな言いながらアイデアを詰め込んだのだろう。

Kj
Kjさん / 2018年9月1日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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オープニングの脳波を枠に使うの面白い 無線 微笑 世界情勢と個体内...

オープニングの脳波を枠に使うの面白い
無線 微笑

世界情勢と個体内情勢

ミクロとマクロの狭間は無限大
時間は有限

平一
平一さん / 2018年8月13日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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アイディアの勝利

まさに、アイディア勝利の映画でした。抑揚の乏しい映画なので途中ちょっとダレるのですが、ラストの展開はスピーディーで面白かったので、全体の印象としては面白い映画でした。

ねじまき鳥
ねじまき鳥さん / 2017年11月19日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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幼い頃から何度も観ているがその度に新しい発見があり楽しめる。映画の...

幼い頃から何度も観ているがその度に新しい発見があり楽しめる。映画の面白さを教えてくれる大好きな作品。

tsumu miki
tsumu mikiさん / 2016年3月4日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:TV地上波
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奇抜で超ユニーク映画

まず今から40年前の作品なのに今でも普通に観れて面白いと思える作品でした。
人間がミクロになってヒトの体内に潜入し治療する、なんて突拍子もない話なんだと思いました。しかし現代の医学では人間がミクロになることはないですがミリサイズのロボが体内に入り病状を調べることができる段階まできているそうです。そう考えたらこの作品は何年も先のことを考えた、秀逸な作品とも言えるのではないでしょうか。
放映時間も101分と短めでとても観やすいです。
リメイクされる噂もあるそうですが、どんな作品に生まれ変わるのか楽しみです。

タキオン
タキオンさん / 2015年2月13日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  笑える 単純 知的
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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今となってはお粗末な映像

総合:50点
ストーリー: 60
キャスト: 60
演出: 40
ビジュアル: 25
音楽: 60

 自分たちを縮小して人体に潜り込み、重体の患者を手術して助ける。そういう発想は悪くない。人や物の縮小は出来なくても、現代では超小型ロボットを人体に潜入させて手術をする研究は行われているし、特にこの当時としては面白い考えだったのだろう。
 だが映像が駄目。これにはかなりがっかりさせられた。この時代の最先端のセットを作ったのだろうと思うし、だからこそのアカデミー美術賞・特殊視覚的効果賞受賞なのだろう。でも現代の視点から見ればプラスチックや化学繊維のおもちゃや古いアニメにしか見えない。学生の文化祭の出し物のような安っぽさで、これで人体に潜っていると言われても全く実感がわかない。どう見ても人体の中にいるというよりも、おもちゃのような人工物に取り囲まれている。これほど映像で失望した映画もなかなか他にない。最後まで人体探検の世界にのめり込めなかった。

Cape God
Cape Godさん / 2013年3月10日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  知的
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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アイデア勝負が素晴らしい

今の特殊効果にこそ敵わないにしても66年そのアイデアは画期的だ。
娯楽作らしい矛盾点は目につくものの、そのジャンルを越えたエンターテイメント性の追及によって今でも充分楽しむことの出来る大作だ。

keita
keitaさん / 2012年5月21日 / フィーチャーフォンから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  楽しい 興奮
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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科学の力で人間でも何でも小さく出来る ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

映画「ミクロの決死圏」(リチャード・フライシャー監督)から。
1966年のアメリカ映画、45年以上前の作品であり、
突っ込みどころ満載の作品であるが、なぜか面白かった。
そもそもタイトルも「ミクロ決死隊」と勘違いしていたくらい。
今、CGを駆使して製作したら、理科の教材になるのでは?と
考えたほど、発想は画期的だった。
その前提となるのは「科学の力で人間でも何でも小さく出来る」
また、ある程度の時間が経つと、元の大きさに戻るという視点。
昔のアニメ、メルモちゃんよりすごいな、と1人で苦笑いした。
「哲学者が言うように、人間は宇宙の中心だ」
「血は赤くないね」「赤いのは赤血球だけだよ、それも動脈だけ、
あとは海水に似た血しょうだ」
「生命の川だな、全長10マイルもある」
「(心臓を)止めるのは簡単か?」「動かすのに比べれば」
「心臓の音、1年に4,000万発も撃つ、すごい大砲だよ。
それが生命を支えているんだ」
こんな会話や台詞が飛び交い、私にはインパクトがあった。
癌や脳溢血・内臓悪化などで死ぬ人が多い今の時代だからこそ、
体の中の仕組みを知る機会になるのではないだろうか。
是非、リメイクを期待する作品の1つである。

shimo
shimoさん / 2012年3月11日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  笑える 楽しい 知的
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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