真夜中のカーボーイのレビュー・感想・評価
全24件中、21~24件目を表示
イギリス人監督が撮ったアメリカの現実
クリックして本文を読む
公開当時、カーボーイではなくカウボーイではないかと突っ込まれていたタイトルである。
納得の1970年のアカデミー賞作品賞受賞作品である。ただ、ラストは切なすぎる。
社会のどん底から這い上がろうとするふたり。ふたりには夢があった。それは寒いニューヨークを離れ、フロリダに行くことであった。
でも・・・・・
ニルソンの「うわさの男」もいいが、エレファントメモリーのサイケ調の曲がいい。映画鑑賞後すぐに、サントラ盤を買ってしまった記憶がある。
アメリカン・ニューシネマの傑作の一つであると思う。同じくアメリカン・ニューシネマの傑作に「卒業」があるが、奇しくも両方とも最後はバスのシーンだった。
コメントする (0件)
共感した! (3件)
結構イッてる映像がイージーライダー並みにあったりするとこがアメリカ...
これほどの名作に評がないなんて。
以前にビデオで見て、後にDVDを買い直しました。
大傑作。
ダスティン・ホフマンの映画は大抵好きだけれど、これは特別に好きな作品と言ってもいいと思う。
ここに登場する二人の男は痛い。
アメリカンドリームに憧れながら、アメリカの夢を手に入れられなかった男たちの物語だ。
たまたまここに描かれた二人の男はクローズアップされたに過ぎないが、実際はあまたの人々がこんな感じなんだろうと思った。
アメリカという国には夢と悪魔が潜んでいる。
それをまざまざと観客に見せつけた。
また、ニルソンの「噂の男」という主題歌がいい。
この映画の雰囲気、当時の時代性を反映していると言える。
いや、今でもこのタイプの映画を撮るのだとしたらきっとこの音楽でいいのだと思う。
全てが素晴らしい。
全24件中、21~24件目を表示