「最高」マトリックス まままさんの映画レビュー(感想・評価)
最高
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再鑑賞。5年ぶりくらい2度目。
コンピューター内のプログラムという空想世界、での戦い。
人間はウイルスで、スミスは対ウイルスソフト。
コナンのベーカー街、サマーウォーズ、レディプレイヤー1でも同じことが言えるが、空想世界と現実世界を並行して描き、それぞれでの危機が相互の世界にリンクし合う。それのバランスが見どころ。
今作でも現実側での裏切り(プラグを抜くことで直接的に精神を殺す)などが並行しており久しぶりに見ると、前回の記憶も案外曖昧で、素直に楽しめた。
また空想世界のいいところは製作者側のクレエイティブさが存分に発揮されるところ。
インセプションなどと同様。
今作でも究極はなんでもありになる。弾は当たらないし、空も飛べる。有名なイナバウアーのシーンではまだ弾は当たっている。
カンフーシーンもブルースリーリスペクトで楽しめる。
練習モードの時に一度高所から飛び降りて死んでいるのがうまく効いてくる。死ぬのか死なないのかも気に持ちようだと理解させてくれる。
水槽の脳、胡蝶の夢、とかそういう発想はトゥルーマンショーやゼイリブ、フリーガイにも見られる。
何度見ても楽しい、発想の源泉。
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