マッドマックス2のレビュー・感想・評価
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今の時代には無いアナログアクションの極み
1も結構なインパクトでしたが、2はそれどころじゃなかったですね、まさに名作として語り継がれるにふさわしい超絶カーアクションの数々、今の時代では見れないCG無しの生身の生死を懸けたアクションに、大興奮でした! 1の時も感じましたが、今回もスタントマンの方々、ご苦労様でした・・・凄すぎる、信じられん(笑) 今回は前作に比べ世界観がより分かり易くなっていて、物語に物凄く入り込み易かったですね。 前作はもう一つ荒廃した世界を画的に感じられない部分がありましたが、今回は分かり易い退廃した世界で、石油を持っている者が生き延びられると言う、現実感のある設定がとても良かったと思いました。 そんな世界で細々と石油を精製し暮らす人々、そこを襲おうとするチンピラ軍団、そして前作後アウトローな男になったマックスが絡むシンプルな展開が、よりカーアクションを引き立てて、終盤はもう大興奮でした。 あのマックスの愛車インターセプターV8のまさかの扱いにはビックリでしたが、トレーラーアクションもこれはこれで最高でしたね。 マックスの相棒的存在となったヘリを扱うジャイロ・キャプテンのヘンテコキャラも妙にツボでしたし、マックスになつく少年のキャラも結構衝撃的でした。 衝撃と言えば敵キャラのパワーアップ度か、本当に北斗の拳状態、イカレ具合が凄すぎでした! この荒削り感、良い意味での古さがたまらなかったです。
1より良かった!!
世界は相変わらず世紀末でぐちゃぐちゃ! でも今回は相棒との出会いと部族との触れ合いを通して、ぶっきらぼうなマックスの人間味がちょっと見えた気がした!! ひょうきんな相棒はダメダメかと思いきやいざという時にできる男だし、 部族の子供は野生的でたくましいけどあどけなくて、ときどき可愛い!笑 トレーラーで爆走するシーンは超気持ち良かった!!
世紀末だヒャッハー!! 最新作が公開するので予習がてら…と思ったけ...
世紀末だヒャッハー!! 最新作が公開するので予習がてら…と思ったけれど。 車でドーンでバーンでうわあああなアクション物で、ストーリーは無いようなものです。アクション苦手な人にはダメかもしれん。僕はダメだった。 肉弾戦が無いのと、昔の作品なので迫力とか物足りなかったのが原因かな… 特有の世紀末世界観、エグみとかが好きな人には、堪らんのかもしれん。 最新作見るのは、ちょっと保留しよう…
何だこれは!?
何だこれは!? レビューが難しい作品ですね。前作はドラマチックな展開が続き、終盤でついに'Mad'になりますが、本作は序盤からぶっ飛んでいます。 荒廃した世界を放浪するアウトローとなったマックス(メル・ギブソン)。彼の愛車インターセプターも、かなりボロくなり、危機的な状況が目に見えます。 何だこれは!? あの異様な雰囲気を、どう言葉で表せましょうか。次々に展開される激しいカーチェイス…だけ!! とても尋常とは思えないほど異色なアクション映画です。
本領発揮
2のレベルの上昇の仕方は異常だな笑 てか、元々予定してたかのように、加速度的に厚みが増す。舞台は1の頃から時が経ち、何故か世紀末を迎えてます。初っ端からテンション上がりますね。めっさ荒廃してます。伝説の男マックスが語られます。敵はムキムキミンチ野郎。カーアクション光る名作ですな。やはり古い作品だから古いなと思うところがあるが、レベル高いよ本当に。
レベルアップ!
マッドマックス怒りのデスロードのために予習中。 格段に1からパワーアップしてました。世界設定もだいぶ固まってて、世紀末感急上昇! 全体的には前作より洗練されつつ、狂気は倍増といった感じで、敵さんは風貌もやることも狂気マックスでしたね。てかデスマスクがリーダーなんだろうけど赤モヒカンのが目立ち過ぎだよ笑 マックス自身も前作を経ているので酷く冷淡に生き抜こうとしており、容赦が全くなかったのが良かった。 あと登場人物で言えばヘリのおっちゃんとガキは、よく居る設定だけどいい味だしてた、実質マックスはこの2人に救われたようなもんだしね。 話や編集もしっかりレベルアップしており無駄な描写は無くなってたし、前半にしっかり伏線を張ったり、騙しを入れたりと技術としてしっかりしていた。 あと面白かったのはヘリを出して空撮に根拠を持たせていたのも好印象。 ちなみに爆発やクラッシュも3倍増とかそんな感じでした笑 一番悲しかったのは、マックスの犬が容赦なく殺される所、確かに前作同様登場人物は容赦なく殺してたし話の流れ上仕方ないけどやっぱ悲しかった。いや主人公が飼ってる犬ってアクション映画だとだいたい殺されるけど、毎回悲しくなるから辛いですね。 とまあ、明らかに2はしっかり続編として面白くなってましたね。この調子で鬼門の3見ますけど大丈夫かな?大丈夫じゃないんだろうな。
素晴らしい設定転換
戦争により土地が不毛化し、人と人が石油を奪い合う世界でマックスがギャングと争う話。 前作から急に設定転換。 マックスというヒーロー像はそのままで近未来が舞台となっていて、とても引き込まれた。 素晴らしいと思ったのが敵ギャングのコスチュームと乗り物のデザイン。 マッドの名にふさわしい狂ったデザインがとても良かった。 そして何より終盤のカーチェイス。 前作に比べ、時間、火力、台数ともにパワーアップ。 かなり見ごたえのあるアクションでした。
やはり今観ると若干の違和感が
たしかに1よりも楽しめた。荒れ果てた近未来の世界観や強烈なキャラクター、そしてカーチェイスアクションはよい。 でも話の核がガソリンを奪い合うという設定なのはいただけない。ま、あんまり考えちゃいけない映画だし、そもそもかなり昔の映画であることは考慮しないといけないだろう。もはや古典を楽しむ的な鑑賞でないとダメなのかも。
ヒャッハーなやつらとの死闘
北斗の拳的世界観はここからだったんですね。 荒廃した未来に、トサカ頭のヒャッハーな奴らとの戦い。ケンシロウのように拳法ではなく、基本はカーチェイスというところが、映画的な醍醐味です。 七人の侍的な野武士達から村人を守るといった感じと、ゾンビに汚染された世界で、ハラハラしながらゾンビから逃げる脱出劇みたいなものを掛け合わせたような面白さ。いい意味でB級の面白さを持っている作品。
マックスのマッドが伝説になった時
オーストラリア発傑作アクション、1981年のシリーズ第2作目。 「~怒りのデス・ロード」を前に、シリーズ見直し。 文明が荒廃した世界。荒野をさすらうマックスは、石油を巡る争いに巻き込まれる…。 一応冒頭で説明はあるが、空白の期間に何があったの!?…と思うくらい様変わり。 言わずと知れた「北斗の拳」の元ネタ。設定、世界観、ビジュアル…いかに影響受けているかが分かる。 製作費は前作の10倍。前作を10本作れる予算を今作一本に丸々注ぎ込んだだけあって、スケールもアクションもパワーアップ! クライマックスのカーチェイスは何度見てもワクワク!ワクワク! 前作はあまり近未来感が感じられなかったのがご愛嬌だが(笑)、今回はオーストラリアの広大な荒野のロケが終末世界を感じさせるに一役買っている。 マックスのキャラも何処か哀しみを秘めた寡黙な男に。 終末世界を一人生き抜くダーティな孤高のアウトロー像を確立させた。 「2」と言ったらやっぱり、奇抜な格好の愛すべき(?)悪役たち! モヒカン頭のウェズくんやホッケー選手風のザコキャラたちもインパクト充分だが、極めつけは、ムキムキマッチョのジェイソン…じゃなくてホッケーマスクのボス、ヒューマンガス! 今見ても強烈なのだから、当時は衝撃的だったに違いない。だって、HENTAIにしか見えないッッッ!(笑) 「~怒りのデス・ロード」に最も世界観が近いので、今作だけでも要チェック! 低予算ならではの面白さがある「1」もいいが、やはりシリーズでは「2」が一番好き。 「マッドマックス」が「マッドマックス」である名作!
2の方が面白いというまさかの展開
惰性で観たのだけれど、なんだろう、1と全く違うじゃん。世界観から何からほんとに違う映画になっていた。いい意味で。こっちの方が「怒りのデス・ロード」に近いのでは?1は導入だったのってくらい。
未だにサブカルチャーに影響を与えるカロリー過多な作品
前作で主人公的な魅力が少なかったマックスがMADさを身につけ帰ってきた!(迂闊さは相変わらずだと思うんだが) 舞台は世界大戦後に文明が消失し、荒廃した世界。 ならず者が跋扈し、弱肉強食の世界でマックスは石油を求めて漂流する。 漂流する中、砂漠で石油を作っているコミュ二ティーを発見し、 石油をもらう代わりにならず者退治を買って出る… こんな設定は中二病爆発だと思うのだが、この後発の『中二病設定』こそがマッドマックスからインスパイアているのだ。 あとから知ったが、北斗の券はもろにインスパイアされているようだ。 何はともあれ、出てくる登場人物の衣装、MADになったマックスと飼い犬のコンビプレイ、壮絶なカーチェイス、野生児の可愛い動き、ヒューマンガス様の威厳、ちょっと神話っぽい挿話の仕方… もう単純に上がります!!!!
当時は中学生 2
当時マッドマックスとマッドマックス2が同時上映でした。 一作目と大きく世界が変わり核戦争後の荒れ果てた世界 人に説明するにはリアル版北斗の拳といった方がイメージ 沸くかも 設定が凄い燃料と水を求め人々が争う、力あるものが 全てを手に入れる。 未来の地球をリアルに表現しているような作品
これだよ、これ!!
これ、もう、小学校以来ぐらいの再見。映画のワクワクドキドキ(って、しょうもない表現を使いたくなる)を丸ごと感じさせてくれる作品ですよね。改めて観て、面白さが全然、失われていなかったぁ。 どこかしら最近の映画に欠けていると感じていたものを、この映画を見るとはっきりと分からせてくれる気がします。 今、改めて観てみると、結構、良いショットが満載だったよ。本当に良い映画だったのね、これ。
映画史上に残る、大傑作。
その世界観、映画コンセプト、アクション、キャラクター、脚本、全て凄いの一言。 得てして、第1作から続編の流れはどんな名作でもそれをなかなか越えられない中、 この作品はターミネータ2と並ぶ名続編です。CGが全盛の今と違い、全てスタント。 確か、スタントマンが何名か亡くなったと覚えています。それだけにその映像は凄い、凄すぎます。とても映画とは思えない、みる側をその世界観の中にズドンと引きずり込んでしまいます。細かいプロットがいい。ブーメラン持った狼少年のような子供から、スーパーチャージャーV8からニトロの車まで、マニアを唸らせる面白さ。本当にその魅力にとりつかれます。また、この作品の素晴らしさにキャラクターの際立ちがあります。北斗の拳のモデルになった情け容赦ない、アウトロー達。暴走族を超えて、その鬼畜さが半端ない。特にボスのヒューマンガスはその容姿から後に様々な影響を与えるくらい際立ってます。個人的には悪役ではダースベーダーに為を張ると思います。迎え撃つ側もマックス始めいい味だしてます。この作品はメルギブソンの出世作と言われていますが、私はこの作品自体が持つ素晴らしい魅力が彼を育て上げたと思います。最後に大好きなクイーンのブライアンメイが音楽を担当しています。スピード感あふれるその音楽は映像を十分に加速させています。必見です。
荒廃し秩序を失った世界
総合:90点 ストーリー: 80 キャスト: 95 演出: 95 ビジュアル: 80 音楽: 65 荒廃した近未来を舞台にしたバイオレンス・アクションの傑作。 戦争が勃発し石油が無くなり文明が崩壊しつつある近未来。秩序は最早失われ、力のあるものが暴力を使って地域を支配する世界で、石油と安住の地を巡り争いが絶えない。かろうじて生き残っている小さな社会を出ればたちどころにそのような暴力にさらされ、ちょっとした移動も命懸けとなる。敵役には最適の存在感を見せる高等教育や法令順守からはどう見ても縁のなさそうな皮の服にモヒカン頭の暴力集団をはじめ、そのような世界観の設定がよく出来ている。 そして暴力集団と戦いながら理想郷を目指して脱出を図るうえでの演出力の高さ。その戦いの描写がこれまた凄い迫力。CGなどない時代に、実際に車をぶつけ横転させ、移動する車両の上で戦うその肉薄感。運動エネルギーがもろに伝わってくるその感覚は実写ならでは。それを実現している役者たちも存在感がある。 単純な物語の設定とアクションだけの映画だと思ったら、実は最後に隠された秘密があったことがわかる。これもまたいい。
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