マッドマックス2のレビュー・感想・評価
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ドッグフードとモヒカンの思い出
無印のレビュー書いた時に、2はあまり好きじゃないと書いたです。
我らがインターセプターがオンボロになって、あまつさえ物語中盤で大破リタイヤしてしまったからと。
やはりその感想は今でも変えがたいです。
でも、面白さはシリーズ随一なので(デスロード含む)採点は逆転しているんですね。
シナリオをどう書き変えればよいのかわからないのですけれど、インターセプターは物語終盤の攻防に絡む秘密兵器として、マックスに駆ってほしかったです。
マックスがタンクローリーのシートに座らずに済むルートを色々と考えてみたのですけれど、どうにもこうにもよいアイデアが思い浮かびませんでした。
言わずと知れたあの世紀末の描写は、観た人の前頭葉&映画史に、本当にインパクト超絶大で刻まれましたよね。
ヒーロは、とりあえず革ジャン着せておけば、それで大丈夫みたいな。
悪役は、とりあえずモヒカンにしておけば、それで大丈夫みたいな。
終盤の攻防は、やはり今思い出しても凄まじいものがありました。
デスロードは言うに及ばず、数々の映像作品に受け継がれるのも、わかるってもんです。
目いっぱいの引き出しを開いてド迫力のカーアクション&スタントを魅せてくれました。
中でも好きなのは、ジャイロ・キャプテンが火炎瓶と蛇で加勢するシーンかな。
キャプテン、もう少し出番と見せ場がほしかったです。
ドッグフードにありつけなかったから、スタミナ切れだったのかな?
そうそう!ドッグフードにも触れなきゃですよね。
今まで観てきた映画の中で、最も美味しそうに食事してるシーンって、あのドッグフードの件なの。
アレ見たらドッグフード食べてみたくなっちゃうですよね? えっ、ならないって!
あンたたちのグルメ感覚どーかしてるよ!(笑)
あと、印象に残っているのは、ボスキャラ・ヒューマンガスが、ニトロでジェット加速したまんま、間抜けにも、マックス駆るタンクローリーと正面衝突して自爆するシーンかな。
あの後去っていった悪党どもって、ボスの死で戦意喪失したんじゃなくて。
自分たちが崇め奉っていた長の、あまりの間抜けな最期っぷりに「あいつ、頭に蛆湧いてたんとちゃうんかな…(^_^;」 「ぽっかーん…」と呆れ顔で立ち去ったんじゃないかな?って思ってるの。
無印のトゥーカッターといい、こいつといい、前方確認は運転のいろはの“い”でしょうが!(笑)
あとね、この映画に関して、どうしても触れておいきたいことがあるの。
映画のキャンペーンで「君の街にもマッドマックスが来る!」みたいな?そんなのがあったの。
期待して劇場前に行ってみると、5台ほどのオフロードバイクの一味が劇場前にぽつーんといたの。カワサキとかじゃなくて。オフロードバイクが。5台ほどの。(笑)
何だかオンボロ感“だけ”は出して、世紀末っぽげにした感じの。(笑)
してね、乗ってるお兄ちゃんたちが間抜けにも、ヘルメットの上に金髪のモヒカン貼り付けておっ立てていたの!(爆)
多分、軟質素材で作ったったと思しき武器?っぽいのも持って(爆×2)
「そんな中途半端な企画いらんし!モヒカンいらんし!武器もいらんし!」って思っちゃったのね。ヘルメットの中のお兄ちゃんたちには申し訳ないけれど。
そんな。
そんなドッグフードとモヒカンの思い出。
今観ても最高ですね
1を観たら、当然こちらもですよね。
さらに強烈な舞台設定、前作を大きく上回る狂い方です。
この「2」では世界的に認知度が高くなっており、
キャラクターもインパクトが強烈で、赤モヒカンやヒューマンガスなどすごいことになってます。
ガスはハゲ散らかってるのがまた良いんですよね。しかもわざわざハゲズラ(元々前作の相棒ジムグースの設定だったので焼け爛れている)ですよ。
それとドッグフード、ここら辺も小物の使い方がうまい。
この舞台設定は世界で衝撃が走ったようで、コミックや80年代の映画でやたら見かけました。日本でも色々ありますが、まず思いつくのが「北斗の拳」でしょうね。個人的にはうすね正俊も好きです。
またストーリーラインがシンプルなのも良いんですよ。
じっくりとみせるカーチェイスも見応えがあり、最初から最後まで勢いはそのまま突っ走ります。
それはまさにマッドマックス、最初観た時はたまげましたよ。
いや、今観ても最高ですねこれ。すごいの一言に尽きます。
1と2、違いすぎ。どこが続編? 文明がなくなっている。この圧倒的な...
北斗の拳じゃん♪
面白い!
マッドマックスは面白さが分からなかったけど、
この2は面白い!怒りのデスロードは2のスケールアップ版
だったんだなと初めて知りました。
ストーリーは単純なんだけど、
敵がやば過ぎるし、こんな所では生きて行けないと思わせる
世界観が素晴らしいかった。
僕が生まれた82年にこんなヤバい作品が完成してた
と言うことに素直に驚きました。
プロペラ機の撮影方法とかどうやってたんだろ?
撮影のアイデアにも感動しました。
マックスが王道のヒーローではないところも
良いと思います。
なんならさっさと去りたいと言うスタンスがリアリティが
あって世界観にマッチしてました。
そして勝者と言うより敗者の美学を感じます。
やられてからが強い。
敵キャラを前半あんなに立ててたのに、えらいあっさり
死ぬのは監督が敵キャラにあまり思い入れがないのかな?
とも思いましたが、
ラストもなんとなく虚しい感じがマックスのキャラに
合って良かったと思います。
どうかこんな世の中にはなりませんように
映像の躍動感が尋常じゃない
ずいぶん前の地上波ふくめ何度も観ているけど、これは観るたびに驚き、あるいはリスペクトが大きくなっていく。今回さらにそうだった。最初にテレビで観たときまだガキだったが実は、そんなに、だった記憶がある。
知らないもんだから、北斗の拳ぱくってる、と思ってたくらい。
なんだろうな、映像がいちいち刺激的でそこが今回見直して改めて感じた。遠くを撮るときに手前の肩越しで撮る、これを多用しつつ、危険なくらいすんごい寄りも挟む、だから映像の躍動感が尋常じゃない。これを物理的な撮影でやってたんだろうから、根性ある笑
無駄がないシンプルなシナリオもこの世界観にはよくマッチしている。
最初に見たとき、かなりの衝撃を受けた
大体続編は最初の作品よりも面白くないので、期待しないで観たいせいか、この映画を観た時はかなりの衝撃、感動を覚えた。
時代背景が近未来的になっていた。普通近未来映画はロボットや宇宙が舞台になることが多いが、こちらはいきなり荒涼たる砂漠になっていた。ストーリーは前作は個人的な復讐劇だったが、マカロニウェスタンのように悪者達からコミュニティーにいる良い人達をたすけるという展開になっている。悪者達が乗るバイク、格好がこの当時としては非常に斬新だった。また、悪者達やコミュニティーにいる子供等、色々なキャラクターがいっぱい出てきて、そういう面でも劇画っぽくて面白い。最後のオチは予想外だった。
いずれにしても、一作目より二作目の方が面白かった数少ない例だ。
Welcome to this crazy Time. このイカレた時代にようこそ。 キミはtough boy!
荒廃した近未来を舞台に、流離いの警官マックスの活躍を描く『マッドマックス』シリーズの第2弾。
目的も愛する者も無くし、ただただ愛車「インターセプター」に乗り荒野をさすらうマックスだったが、暴走族に襲われた人物を助けたことにより、石油精製所で暮らす人々と「史上最高のロックンローラー」ヒューマンガスの一味との抗争に巻き込まれてしまう。
監督/脚本は前作から引き続きジョージ・ミラー。
主人公マックス役をメル・ギブソンが続投している。
エロ・グロ・バイオレンス!爆破・車・ソードオフ-ショットガン!ボンクラ男の大好物詰め合わせ!
知能指数5くらいの、サルでもわかる傑作ディストピア・ムービー!
今回が初鑑賞でしたが、あまりのトンデモっぷりに終始ニコニコしながら観てしまった😆
『北斗の拳』の元ネタということでしたが、なるほど納得👍…というより、元ネタとかそういう次元じゃねぇ!おおらかな時代だったんだなぁ。
ゲーマー的には『フォールアウト』シリーズの源流であることもビンビン伝わってきた。
そりゃ、こんな映画観たら影響受けない方が難しいだろう😅破天荒すぎる作風にあっぱれ。
とはいえこの作品も、クリント・イーストウッドや三船敏郎の、あの作品から影響を受けたんだろうな、というのがよくわかる。
マックスの人物像がいつのまにか完全に名無しっぽくなってる。
この頃のメル・ギブソンって25歳…。こんな25歳アリなのか!?渋っ!!!
ケンシロウのように、マックスも最強無敵な人物かと思っていたが、全然そんなことなかった。むしろすぐボコられる。
マックスのような強者でもボコられるということで、荒廃した世界の容赦のなさがより一層際立っているし、クライマックスの緊張感も生まれている、と思った。
孤独な男マックスはカッコ良い。
とはいえ、本作の最大の魅力は悪役たちのヴィジュアルでしょう。
なんだコイツらっ!?
太鼓持ちの奴が「史上最高のロックンローラー!」と言ってヒューマンガス紹介したシーンは映画史に残るインパクト。
あの鉄マスクに露出の高すぎる服?を着込んだモリモリマッチョマン。そのビジュアルのとんでも無さに爆笑してしまった🤣砂漠の夜は寒いんだよ…🥶
あんなすげぇ敵役が出てきたら、それだけで花丸あげちゃうこの映画💮
完全にヒャハッ〜な奴ら。ライバル的な立ち位置のウェズのビジュアルなんて、もはや世紀の大発明レベル。模倣されたキャラが一体どれだけ生まれたことか。
核戦争前からヒャハッ〜してそう。
悪役のビジュアルはもちろんなんだけど、それぞれのキャラクターの過去や背景を描かなかった点も素晴らしい。
ウェズと彼のバイクの後ろに乗っている金髪青年。明らかにビジネスパートナー以上の関係がありそうだが、そこは描かない。
異常な見た目のヒューマンガス。おそらく鉄マスクは火傷の痕を隠すためだろうがそのことも説明しない。ガンケースに家族の写真が貼り付けてあるが、そこも説明や回想は無し。
こういう観客に想像の余地を残すことって、凄く重要。それだけでフィクションにグッと深みが出る。
少年漫画とかで、よく悪役の悲しき過去が回想されたりするんだけど、あれって冷めるんだよね〜⤵︎
マッドマックスを見習って欲しい。
悪役だけでなく、相棒のジャイロ・キャプテンや石油精製所の人たちも全くバックボーンは描かれない。マミヤっぽい女戦士なんて、あんだけキャラ立ちしてるのに名前すらない。
「人間ドラマとか退屈でしょ。その分みんなの大好きなカー・アクション、増し増しで見せてやるゼオラッ!」的な思い切りの良さを感じるし、人間ドラマが無い分スピード感が凄まじい。実際95分しかランタイムがないのですげぇ見やすい。
悪役のビジュアルも凄いが、映像的な迫力も本当に凄い。
ただただ広大な砂漠をバギーやバイクが爆走するだけで面白い。オーストラリアの大地って凄い!
そして、CGではない、本物の物質のみが持つ質量。その重さが生み出す映像の説得力が半端ない。
NO MORE 人権。本当に死んでんじゃないかと思わざるを得ないスタントの数々。頭おかしい。
クライマックスの、10分以上に及ぶトレーラーでのカー・アクションは歴史に残るレベル。なんだこれっ!
『テネット』のノーラン監督が本物のジャンボジェットを爆破していたけど、多分こういう映像に憧れたのだろう。
CGを使わないからこそ出る、本物のみが持つ迫力ってやっぱりあるよなぁ、としみじみ思いました。
マックスの運転するタンクローリーの中身が実は…というビターなオチも心に残る。
ただIQが低いだけのバカ映画じゃないところも、本作の魅力ですねぇ。
あまりにも『1』とテイストが違うため、『1』のファンには受け入れられなかった、という話もわかる。
しかし、フラットな視点から判断すれば明らかに『2』の方が出来が良い、と思う。
『1』の10倍の予算で撮影したらしいので、映像の凄さは比べるまでもないが、何より画面から伝わってくるジョージ・ミラーの熱意が半端ない。本当に撮りたいものを撮ったんだ!という感じがする。
こういう映画にはなかなかお目にかかれないわなぁ。
欠点としては、ヒューマンガスやウェズのキャラクターが最高だっただけに、ちょっと決着の付け方があっさりしすぎていると思う。流れ作業で殺しましたみたいな感じがする。もっと西部劇の決闘や時代劇の果たし合いみたいなのが見たかった。
あと犬とか女戦士とかを、もっと活躍させても良かったんじゃないかなー、とか思わんこともない。
これはカー・アクションに全力投球するため、その他の事を必要最小限にしか行わなかったことの弊害かな。
冷静に考えると人質の命を軽視しすぎだろ、とかトレーラーを取りに行ったマックスが敵の兵隊引き連れて帰って来たけどそれでいいのか?とか、そもそも石油が枯渇してその奪い合いしているのに、燃費悪そうな車でブイブイ走り回るの本末転倒じゃね?とか、なんとなく気になるところはあるけど、それらは勢いで誤魔化している。まぁでもこの手の映画では、なによりも勢いが大事だからね。仕方ないね。
シリーズ2作目にして世界最後のV8エンジン搭載機「インターセプター」が大破しちゃった!
これからどうするの?という意味でも目が離せない『マッドマックス』シリーズ!
まともな奴ほどfeel so bad💀
正気でいられるなんて運がイイぜ😏
you,tough boy,tough boy,tough boy,tough boy…
北斗の拳
暴走族も様変わり。『北斗の拳』も影響を受けた独特の荒廃した世界が記憶に新しい。マッドマックスシリーズは全て映画館で観たが、この映像が最もショッキングだった。もちろん前作にあった実際の死亡事故ほどの衝撃の事実ではなくて映像力の勝利だ。
トレーラーを持ってきたら契約は終わり!仕事をきちんとやるだけやって、一緒に楽園を目指す旅に出るなんてのはマックスには似合わない。全くもって孤高の素浪人といった風格だ。最初から登場するネズミ男みたいな相棒がなかなかいい。最初は捕らえられて足枷され奴隷のように扱われたのにヘリコプターを拾ってからは神様のような存在になった。また、ブーメラン小僧も大活躍。投げたブーメランを取ろうとした男が指を切断されるシーンは何度観てもゾッとする。
途中V8インターセプターが大破してマックスもやられ、タンクローリーの運転を買って出る。しかし、暴走族との苦闘の末、その中身が砂だったことが衝撃的。このストーリーは面白い。
【1981年12月映画館にて】
久々に観たが、なんだかなぁ
北斗の拳!
前作で覚醒したマックスが、ガソリンを得るために色んなところをさまよってるうちに、石油めっちゃ持ってる集団と出会って石油を巡る抗争に巻き込まれていく話。
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前作は意味もなく謎の暴走族が街を荒らしてた(たしか)んだけど、今回はちゃんと設定があって最初に説明される。
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なにやら、戦争のせいで文明社会が崩壊して土地は荒れて人々はガソリンとスピードを求めるようになった(なぜ)らしい。
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低予算でただ豪華なセットを用意できなかったことを土地が荒れたからっていう設定にした荒業が冒頭から効いてきて良い。
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見てて思ったのはめちゃくちゃ世界観が北斗の拳。MAXの服とかもろケンシロウ。敵とかもいかにもへぶし!って死んでいきそうな感じがあるね(笑).
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であとから調べたら北斗の拳がマッドマックスに影響をうけてるみたいね低予算ながらSAWやら北斗の拳に影響を与えてるなんてすごいなこの映画。
これぞマッドマックス!
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