「狂気の始まり」マッドマックス ゴース、あるいはゴスムさんの映画レビュー(感想・評価)
狂気の始まり
後にシリーズとなるマッドマックスの初作。
まだ核戦争勃発前で、主人公のマックスは現役警察官。
2以降から見た方は現代の風景に違和感を覚えるだろう。
というか2作目以降が急にぶっ飛びすぎなのだが。
ある暴走族のメンバーを逮捕したことで報復され、マックスがキレて戦うという
スティーブンセガールみたいな内容。セガールほど強くはないけど。
初作ゆえの荒さが目立つが、バイオレンスな部分が多く当時の映画としては良作。
ラスボスは多少あっけなさ過ぎる気がしなくもないが、ラスボスよりヘイトを集めたとある雑魚敵の処刑が中々エグく
それなりにスカッとする。なんか見たことある方法だけどね。
ただしあっちよりもこの映画の方が公開が早いので、くれぐれも誤解のないように。
最高!と両手を挙げて言えるほどの出来ではないが、所々垣間見える狂気は
やっぱりマッドマックスシリーズなんだなぁと思わせてくれる。
監督ジョージ・ミラーとバイロンのセンスが光る1作でした。
今回は手探りの映画だった彼らの本気は2作目で遺憾なく発揮される。
マッドマックス2もぜひ見てね♪
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