劇場公開日 1979年12月15日

「狂気の始まり」マッドマックス ゴース、あるいはゴスムさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5狂気の始まり

2020年4月12日
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楽しい

興奮

後にシリーズとなるマッドマックスの初作。
まだ核戦争勃発前で、主人公のマックスは現役警察官。
2以降から見た方は現代の風景に違和感を覚えるだろう。
というか2作目以降が急にぶっ飛びすぎなのだが。

ある暴走族のメンバーを逮捕したことで報復され、マックスがキレて戦うという
スティーブンセガールみたいな内容。セガールほど強くはないけど。

初作ゆえの荒さが目立つが、バイオレンスな部分が多く当時の映画としては良作。
ラスボスは多少あっけなさ過ぎる気がしなくもないが、ラスボスよりヘイトを集めたとある雑魚敵の処刑が中々エグく
それなりにスカッとする。なんか見たことある方法だけどね。
ただしあっちよりもこの映画の方が公開が早いので、くれぐれも誤解のないように。

最高!と両手を挙げて言えるほどの出来ではないが、所々垣間見える狂気は
やっぱりマッドマックスシリーズなんだなぁと思わせてくれる。
監督ジョージ・ミラーとバイロンのセンスが光る1作でした。

今回は手探りの映画だった彼らの本気は2作目で遺憾なく発揮される。
マッドマックス2もぜひ見てね♪

ゴース、あるいはゴスム