マチルダ(1996)のレビュー・感想・評価
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感想メモ
面白い、痛快
完全に産まれる家を間違えたマチルダ
ボロ車を安く仕入れてメーターいじったり、部品を接着剤でくっつけて新品と称して売るかなりアウトな仕事をしている父
ずっと見張っているだけの警官
悪い人間は罰を受ける
やっと学校に通えたと思ったら怪物みたいな校長が支配している、すごい動物的、野生的に狂った演技で面白い
担任の先生は良い人、まさかの校長の姪
チョコケーキの食べ方が汚くてトラウマ
校長の家に忍び込むシーンはハラハラする、まじで見つかったらぶっ飛ばされそうで怖い
家族という存在の難しさを感じた
自分の子供だけど、何を考えているのかわからないって言ってたけど、子供の年齢もわからないくらいには興味なかったからだよ
家族にうんざりしてもいい
コミカルだけど
天才少女マチルダの
父はほとんど詐欺のディーラー
母は育児放棄
校長は自己中心で暴力的
おしゃれでかわいい服や小物で
楽しいけれどブラックユーモア?
最後のハッピーエンドも
いまの環境に残りたいから
家族と縁が切れても嬉しい!
って感じやったし
なんかすごい映画だ。
校長の性格と行動はやり過ぎでは
総合:40点 ( ストーリー:30点|キャスト:50点|演出:40点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
内容は子供向けの喜劇。高い能力がありながら何故かクズの家族に全く愛されないどころか軽く虐待され、犯罪者の校長に暴虐に支配される学校に行きながら、そんなことをものともせず明るく健全に育つ子供マチルダの話。
マチルダは悪い人に囲まれているのだが、悪い人の描き方が極端で、19世紀の孤児院ならばとにかく20世紀末の時代背景において特に校長の描き方がやり過ぎだし、観ていて不快感があった。そして校長がなぜこのような異常者になったのかについて疑問が残ったまま物語は進む。その他の生徒の親はこの校長に全く批判をしないのが不思議。
でもクズでも家族ならばいつか改心して一緒に幸せに生活するという安直な展開になっていないのは良かった。これだけの家族ならば血のつながりにこだわらず別れて暮らすほうがマチルダにははるかに幸せで良いだろう。だがこの手の役柄が得意なダニー・デビートは狡い父親役だけど、今作では中途半端なまま終わる。
マチルダは天才で超能力者なのに、その後は平凡な家庭の幸せに満足してしまったようだ。飛び級の話はどうなったのだろうか。その後の展開がおざなりになったまま終わってしまった。
校長と結婚した人がいることが最大の謎
ロアルドダールの小説を沢山読んで育ちました。
マチルダは小さな大天才が映画になっていたなんて。
本を知っているから、マチルダ目線で見ると面白いのですが。
虐げてくる両親とおさらばして、学校で居場所を見つける、ハリポタに近い展開。
校長先生は本当に、ハニー先生の父親マグナス、つまり校長の夫の弟を殺害していたのだろうか?
マグナスは校長をアガサ、またははちぶんぶんと呼んでいたらしい。関係はそんなに悪くなさそうなのに何故?
財産目当て?
ヤリや砲丸投げ、ハンマー投げの練習を欠かさないのは何故だろう?
校長こそ、脅かされていた過去があり、守るために怪物並みに強くなったのか?などとも想像できる。
異様に子供達を憎むが、何があったのだろう。
ミセスというワードに嫌味と反応することから、夫からの暴力などがあったのだろうか?
ハニー先生とマチルダが、わかり合えるのはよくわかる。似た過去だから。
そして、校長もまた、愛されずに育った成れの果ての恐怖支配のように見える。
あんな恐ろしい学校に子供達を預けて気付かない他の親達も、FBIに追われるほどの悪事をしていないだけで世間に紛れる隠れネグレクト世帯なのではないかと。
最後に子供達が校長に、家から持ってきたお弁当の中身をぶつけるのは。食べ物を粗末にするのは頂けないが、子供達の親含む子供を大切にしない大人達への気持ちなのかなと。
「マチルダの両親は最後に良いことをしました。
マチルダの養子縁組の書類にサインをしたのです。」って、、実子のマチルダを手放すことに抵抗もなく、、悲しすぎる。
『ホーム・アローン』だと思っていたら『チャップリンの独裁者』が!
図書館の自由ってあるのをご存知だろうか?図書館に従事する人も余り知らないと思う。しかし、
本を焼き払うのを焚書と言う。そして、それがナチズムにつながる事で、悪い事だと容易に感じると思う。
それでは、図書館に『我が闘争』を置く事は許されるだろうか?
言うまでもなく、アメリカ資本主義の退廃する文化と経済を嘲笑っているのは理解できるけどね。
でも、ハンマー投げとやり投げとボクシングをやる人はやっぱり嫌なよね。こんな映画。でも、僕は興味ないので、なんともない。
メルヘンで可愛い
いつか見たいと思っていてようやく。
思っていたのと全然違って、とっても明るいお話だった。
天才マチルダの逆襲。
マチルダ役の女の子が何とも可愛い(^^)
最後は担任の先生とハッピーエンド☆
小さな大天才
4歳で図書館の本を全て読破した天才少女マチルダが意地悪な家族や通っている小学校の校長に罵倒されながらも、その才能を認めてくれる担任の先生や友人と一緒に〝お仕置き〟をするコメディ作品。
原作の「マチルダは小さな大天才」が好きで何度も読んでいた小学生時代を思い出したりして懐かしい気持ちになれたし、キャストがみんなイメージ通りで良かったし、マチルダの両親や校長へのお仕置きが帽子に接着剤をつけて外せなくしたり、地球儀に乗せて回したり、黒板消しでパンパンしたりと可愛らしくて子供向けで面白くないという人もいるとは思うけれど私は楽しく観れた。
ラストの、ずっと罵倒されていたマチルダが初めて自分で掴んだ幸せな日々を笑顔で過ごしているシーンで私まで笑顔になれた。
かなりいい!
最近知ったんですが私が見たのは、カットされたTV版の方で一部シーンがカットされているので感想も少し変化も知れません。
また感想とは関係ありませんが マチルダは日本語版はVHSでしか販売しなかったそうです。Amazonを見れば英語を含めた言語のBlu-rayやDVDが販売してます。
PG12となってました。
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原作英語版と日本語版両方読みました、
すごくいい
ただ、映画版はあまり現実味がない マチルダは家族から嫌われてるとかっていうのが原作では設定だけど暴力シーンとかなかったし 特別変な扱いのシーンがなかった(映画だから規制とかあるかも)
それに、校長先生を含め学校がひどい?とかだけど 暴力とかないし、現実味のないシーンが多い
でも、家の侵入シーンのドキドキ感やマチルダがお父さんの美容品に薬品を入れるときのシーンとかの恐怖さドキドキさが上手い。うますぎる
マチルダもかわいいし、いいんじゃない?てかんじです。
残念なのが この映画マチルダが学校に入学するの同時に家族から嫌われてるみたいなテーマがあんまり出てこないとこかな
バランスよく入れてほしかった
FBIも結局うまく使われなかったし…。
リメイクとかしてくれないかなー。厳しいよね
寂しい子供と寂しい大人が希望に出会う作品
印象に残ったのが
「大人って怖いものはないと思ってた」
「違うわ。大人も子供と同じように怖いの」というやりとり
いつか年老いて体が動かなくなる時は悲しかったり、死ぬ時は怖いのかな…と思ったり。
スラップスティックのお手本のような、肩肘張らずに楽しめる作品。
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